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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5
  • 出版社:

鹿の王

なにより大切にせねばならぬ人の命。
その命を守る治療ができぬよう
政治という手が私を縛るのであれば、
私は政治と戦わねばなりません。

黒狼熱大流行の危機が去り、
東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。

様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らず
オタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医・真那の招きに応じて、
恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。

ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、
思いがけぬ成り行きで、次期皇帝争いに巻き込まれていき!?

異なる医術の対立を軸に
人の命と医療の在り方を問う意欲作!

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.5

評価内訳

電子書籍鹿の王(上下合本版)

2015/01/27 19:23

本作でも上橋ワールドは健在

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作者らしい野太い物語。世界観が素晴らしく目に見えない細菌や細胞などのミクロレベルから人や動物、森などの生き物、そして氏族や国などの政治に至るマクロレベルまでのすべての事柄が無理なく繋がって一つの物語が紡がれている。そこそこ複雑な物語なのに起こっている事象や登場人物の取った行動が腑に落ちて理由も含めてスルスルと読み手に入ってくるのは、異世界を舞台にしているとはいえ世界を成り立たたせている理をシンプルにキッチリと描いているからこそ出来る技であり本作でも上橋ワールドは健在。

物語は生きるとは、そして死ぬとは何か?という根源的なテーマを正面に据えて、ヴァンという死に場所を探している戦士とホッサルという人種や国を越えて人を生かしたいと願う医師の二人を「黒狼熱」という病を軸に対比させて彼らの生き様を追っていく。

ホッサルが「黒狼熱」という病を通して「細菌」の働きや人の体の「免疫」を説明する下りがあるのだが、これは大きなものに取り込まれながらも力を尽くして自分たちを増やしていこうとするものや仲間・子孫を残す為、犠牲となり消えていこうとするものなど生物の生存戦略を語っているにも関わらず、大国の中で侵略によって取り込まれてしまった少数民族の生き残りをかけた戦いが透けて見える仕掛けになっており、相変わらず上手なぁと唸ってしまった。

物語を読み終えたとき、ヴァンやホッサルが出した答えを深い感動とともに噛み締めていただきたい、、そんな良書です。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2014/10/27 19:45

あっという間に読み終わりました!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すわっそん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み始めると、話の中に引き込まれてしまい、気付くと読み終わっていました。
医学的な内容や政治的な内容がかなり深く盛り込まれているのに、かなり面白く、その面白さが損なわれないのが「凄い!」と思いました。

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紙の本鹿の王 上 生き残った者

2015/09/29 12:16

しっかりとした知識に根付いた物語

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まるで世界史を読んでいるように、その国、その地域の文化や歴史に触れる事ができる。
あたかも、本当にその国が世界にかつて存在したかのようだ。
これは、確かな知識をもった作者でなければかけないと思う。このような素晴らしい作品に出会えて本当に良かった

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紙の本鹿の王 上 生き残った者

2015/02/13 19:47

魅力的な登場人物たちと上橋菜穂子ワールド

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くらりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

上橋菜穂子さんの最新作がでたと聞いてから楽しみにしていた『鹿の王』、今回も期待を裏切らないどころか守り人シリーズや『獣の奏者』以上に面白かった。上橋菜穂子ファンならば誰でも夢中になってしまうあの世界観はそのままで、登場人物の魅力はいつも以上。主人公のヴァンはやっぱり格好いい。バルサもエリンも大好きな私だが、一番はヴァンではないかと思う。ヴァンは男性だが格好いい女性もいる。サエはバルサを彷彿させる女性だ。そして、私の大好きな可愛らしい飛鹿は王獣を思い出させる。飛鹿とヴァンたちの絆はとても素敵だ。もうひとつ絆といえばユナがいる。小さくて可愛くて、でも強い生命力をもったユナとヴァンの絆は心暖まる。もうひとりの主人公、天才医術師のホッサルは『鹿の王』ならではのキャラクター。病気とは何か、生命とは何かを考えさせられた。

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紙の本鹿の王 上 生き残った者

2015/08/17 01:28

映画を観ているかのごとく。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Z戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

医療小説大賞と本屋大賞を受賞したことで、単行本化を待たずに購入を決意。久しぶりの本格的小説にワクワクしながら読み始めてすぐ、第一章に衝撃を受け、一気に引き込まれた。一日のうち読書にあてられる時間はあまり多くないが、夢中で読み進め一週間で読了。あちらこちらに仕掛けられた手がかりが次第に繋がっていくが、まだ先が見えないもやもや感を残していた。物語全体に漂う悲壮感のようなものが、幼子の存在によってかろうじて緩和されている。このまま下巻になだれ込むとしよう。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2015/02/13 11:13

思いが勝りすぎでは?

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:長脛彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

幾つかの巻に分けても良かったと思われる構想がたっぷり盛りこまれていて、相変わらずの菜穂子節が満載。現代のウィルス学の知識が駆使されているが、時代設定を考えると無理があると感じた。作者が最新の情報を使って物語に現代性を持たせようとしたのだろうか。そうした思いが勝りすぎて、疫病の治療にあたる医療陣の話が理屈っぽくなり、あまりにもこしらえすぎになったのが残念。この作者なら、もう少し知識を咀嚼して膨らませ、余裕のある展開にできたのはと惜しまれた。

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紙の本鹿の王 水底の橋

2020/12/14 00:33

一番人に薦めたい上橋先生の作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一番好きな作品はと聞かれたら『狐笛のかなた』だが、人に薦めたい作品はと聞かれれば本書。『鹿の王』の外伝・続編だが、この本だけでも充分楽しめます。ホッサルによる比羅宇候の評価はごく短いが、ハッとさせられた。比羅宇候のように物事を見られるよう努めたい。

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紙の本鹿の王 水底の橋

2019/08/30 06:17

希望のあるラスト

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る

「鹿の王」の続編ですが、前作の内容をほぼ忘れている状態で読んでも問題なく楽しめたので、この話からいきなり読んでも大丈夫だと思います。
ふたつの医術の、どちらかがよくてどちらかが悪いとかじゃなくて、それぞれのいいところを補い合って進んでいけるような道筋が見えたところで終わっていたので、希望のあるラストでよかったです。
ホッサルとミラルの関係も上手くいきそうなきざし…?
そこが一番嬉しかったです!

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紙の本鹿の王 上 生き残った者

2015/11/14 18:21

最高です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る

上橋さんの新作だけあって良かったです。読み始めると止まらなくて一気に読んでしまいました。他の作品同様素晴らしいと思います。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2015/10/04 19:32

おもしろかった!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんじゅう - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かったです。
読みやすいのでいろんな方に読んでほしいなと思いました。

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紙の本鹿の王 上 生き残った者

2015/08/29 01:25

初めての上橋作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あゆみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

元々人から守り人シリーズがおもしろいと進められて上橋さんを知っていたのだが、子供向け?と思い手が出ずにいました。
本屋大賞受賞をきっかけに、まずはこちらを購入。
登場人物が多く、日本人の名前でなかったり地名も読みにくいので、何度も確認しながら読むのは大変でしたが、上下巻一気読みでした。登場人物は魅力的で物語は楽しめたのですが、気になってしまったのが2点。
医療技術の水準と物語の世界観があっていない感じとラストの部分です。ラストはなんだかぽわ~んと終わってしまって。。。尻切れトンボ。もうちょっと書いて欲しかった。
今度は守り人シリーズも読んでみようと思いました。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2015/08/17 01:54

現代医学を本書の世界観にもってきたところが秀逸。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Z戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻に引き続き、寝食を忘れて3日で読了。タイトルからはあまり良い終わり方を期待出来なかったが、もともと童話作家であるからなのか、予想に反したエンディングであった。やはり私は上巻の第一章が一番のお気に入りだ。そのあと失速した感は否めない。とはいえ、人体を森に例えたところなどは、医療関係者が読んでも感心してしまった。総じて満足のいく作品ではあった。

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だからこそ人は足掻く

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

足りない。『鹿の王』に対する満足感が。外伝に図らずも期待してしまっているのが、広大かつ深淵、それでいてなじみ深い上橋ファンタジーの魅力。この世に生を受けたその時からどう足掻こうが死とは隣り合わせ、だからこそ人は足掻く。やわな共生、共存なんてもんじゃなく無数に複雑に紡ぎ合い絡まり合う命の糸がこの世界の私たちの「網」となっている。最後のホッサルの独白で<光る葉っぱ>がかすかに光る場面。光ったのではなく「ピカ・パルがかすかに笑った」そう思えた。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2014/12/03 15:16

一気読みしました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Pen - この投稿者のレビュー一覧を見る

今の世の中を投影したようなテーマで、色々と考えさせられるました。

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紙の本鹿の王 下 還って行く者

2015/05/31 18:43

本屋大賞ですか、これが

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「海賊と呼ばれた男」の受賞や、川村元気作品がノミネートされるようになり、「本屋大賞」の看板が信じられなくなってはや数年。
ノミネートされたこの作品と、ノミネート&直木賞の「サラバ」を読みました。
この作品は、何といっていいのか。はぁ、そういう話なんですか、というくらいの印章しか持てませんでした。上巻の出だしは、これから始まる物語に期待ができたので、わくわくしながら読み進めましたが、徐々に尻すぼみと言うか、はぁ、そういう話ですか……としか。
キャラクターもバラバラ出てくる感じで、誰がどんなキャラなのだかわかりづらくついていけませんでした。もっと飛鹿との生活を丹念にえがいて欲しかったなぁ。
個人的には「サラバ」のほうが面白いとは思いましたが、それにしても、「大賞作品」としては疑問符がつくもので。本屋さんが今年一番売りたいと思った本がこれなら、出版不況と呼ばれる現在の状況はやむを得ないかなぁと思います。

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