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89件
バチカン奇跡調査官
著者 藤木稟(著者)
天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し──。天才神父コンビの事件簿、開幕!
バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地
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バチカン奇跡調査官 3 闇の黄金
2018/02/23 13:54
奇跡と伝承
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭で出てくる過去のシーンと本編がどう繋がるのかはじめ不思議だったけれど、中盤あたりからそのあたりが解明されていく。
いろいろなモチーフがパラパラと断片的に出てくるのだけれど、それが上手く回収されるあたりで爽快感がある。
終わり方としてはあまりスッキリはしないかも知れないけれど、全体的にテンポよく読めて読みやすい。
バチカン奇跡調査官 7 天使と悪魔のゲーム
2013/05/11 17:10
登場人物の過去がわかる短編集
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最新刊は前作の続きではなく、登場キャラクターの過去にまつわる短編集でした。
◆◇日だまりのある所◇◆
ロベルトの学生時代の話。オチは読み始めの時点でわかってしまう感じですが、 最後の本に挟まってた手紙は泣けてくる。他人のためになにかできる人間ってすごいと思う。
◆◇天使と悪魔のゲーム◇◆
きっと次回作に続く一番の伏線なんだろうな。今まで謎だったローレンの姿が明確にされている。平賀とローレンが 出会った時の話。2人の関係性よりも、平賀の話した話の真偽が気になる。ジョンの本名を教えた 時のローレンの反応を見るとよく知ってる人のような雰囲気だけども・・・。
◆◇サウロ、闇を祓う手◇◆
ロベルトと平賀の上司?高名なエクソシスト、サウロの過去。まさか彼の短編まで収録されているとは。 まだ2人は正式な悪魔祓いをしてないから、悪魔祓いの場面はとても興味深かったなぁ。 サウロの義父さんの背中がとても大きくて、あのような人の背を見て育ちたかったな。
◆◇ファンタンゴ ◇◆
ジュリア司祭のお話・・・というのが裏表紙に書いてあったのでわかってましたが、謎は最後の最後に ならないと 明らかにならず、途中はどう関わるのかよくわからなかった。いやだって、ジュリア司祭の名前出てこないし。 ガルドゥネでは人体創生を行ってたんだなぁ。でも、この話を読むと2巻の結末に納得がいきます。 地下の子供部屋にいたのはジョナサンだったのだと。
とりあえず、本編続きが早く読みたい。
あれ、ビルの過去にまつわる話はなし・・・か?
バチカン奇跡調査官 24 聖剣の預言
2023/09/27 23:22
相変わらず話の組み方がすごい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズを読む度に毎回思うのが、扱っている情報の幅広さとそれを上手く絡み合わせたストーリー構成が見事だなということ。
今回もいろいろな方面からの検証を重ねつつストーリーが進みます。
もうなに話してもネタバレになってしまう。
レコンキスタの解説は助かる。

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