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17件
慈雨
著者 柚月裕子
警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。
慈雨
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慈雨
2019/08/16 18:31
泣いた
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
私と同じ名前を持つ 純子ちゃんの事件
幸知の境遇や人生
神場さんの後悔やしこり
そしてラストの 慈雨 にも。
子供を持つ親として、
自分の子だったら…と思うと
酷く胸が苦しい。
四国遍路 と 事件 がどう繋がるの?
同じ展開の繰り返しになるんじゃないの?
と読み始めた作品だったが
予想以上に構成が緻密で丁寧で
400頁を一気読みした
作中全ての人(犯人以外)が
幸せであって欲しいと思った
慈雨
2019/09/26 10:25
罪を背負うひとりの男は実は独りでない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りの本です。そして「慈雨」の意味を辞典で調べてるのは当然のこと、読み終わった後も「このタイトルしかない」と思える作品です。長編ですが多少睡眠時間減らしてでも、一気読みがお勧め!!
2025/04/21 10:20
一気読み必至でした
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物の魅力と個性が、最後まで裏切られる事はなかったので、ドキドキしながらも、安心して読めました。 時間の余裕がある時に、一気に読む事をおすすめします。