電子書籍
残酷な王と悲しみの王妃
著者 中野京子
運命の支配か、宿命への挑戦か――。エリザベス一世と熾烈な闘いを繰りひろげたメアリー・スチュアート。血族結婚くりかえしの果てに生を受けたハプスブルクの王女マルガリータ・テレサ。強烈すぎるロシア皇帝イワン雷帝に嫁いだ七人の王妃たち……。数百年の時を越え、王族の生々しい息遣いがここに甦える。『恐い絵』の著者がヨーロッパ王朝の光と闇を辿る歴史読み物。 ※本電子書籍に図版等は収録されていません。
残酷な王と悲しみの王妃
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2018/11/24 22:23
生々しい人間味
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野さんの手にかかると、絵の中の歴史上の人物がごく生き生きと感じられてとても面白い。国の力を増大させたということで持ち上げられてるエリザベス女王のカッコ悪いところが紹介されてるところなんか、そのあまりに人間らしさに親近感のようなものを覚える。
2020/12/29 13:15
王と王妃
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
王や王妃の肖像画を見ながら楽しく読んでいるうちにいつのまにか歴史好きになります。スペインのマリア・ルイサ王妃も初めて知りましたが、絵もエピソードも強烈。面白いです。
2019/09/30 19:30
歴史が面白くなる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界史に全く興味が有りませんでしたがこれは面白いです。アン・ブーリンに同情的ですが、私はあまり同情は出来ないような気もします。死刑にまでしないでも良いとは思いますが・・・。マルガリータ王女の成人後も非常に興味深く思いました。
2017/11/08 19:08
歴史
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に怖い絵を購入し良かったのでここちらも購入しました。
ヨーロッパの王と王妃について絵画と写真で詳しく書かれているのでいろいろと知ることが出来て勉強になりました。
残酷な王と悲しみの王妃は1もあるみたいなのでそちらも読んでみたいと思います。
電子書籍残酷な王と悲しみの王妃
2020/08/30 09:31
怖い。
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投稿者:yu_ki - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔は堂々と理不尽に王も臣下もやりたい放題。王の臣下は王妃を暗殺し、自身の娘を新しい王妃にと送り込み、イワン王は最愛の王妃を臣下に暗殺され、とんでもなーく怒り狂い、臣下と新しい王妃たち、息子までをも死に追いやったりしたとのこと。暗殺した臣下は自業自得とはいえ、一族郎党皆殺しじゃ!って怖くない?自身の死を美しく演出しようとし、赤いドレスで処刑台に上がったメアリー。斬首はうまくいかず2、3回も剣が振り下ろされ苦悶の末に亡くなった。首はコロコロコロ。現実のこととは思えない、夏の夜にどうぞ。
2017/03/19 21:26
あの愛らしい少女が
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベラスケスの才によってキャンパスに刻みつけられた幼い少女=スペイン王女マルガリータの血族結婚の輪に囚われた人生を本書で初めて知りました。今まであの絵の愛らしい姿しか知りませんでした。華やかな世界の呪われた場所の住人だった彼女が気の毒に思えてなりません。
2017/02/14 19:59
中には悲しくもない人も
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
スペイン王妃マリア・ルイーサの周囲ようにほとんど醜悪な喜劇でしかない存在もいますね。たぶん悲しくもなんともなくて不満ばっかりだっただろうとは思うけど。マリー・アントワネットと比較すると苦笑いしか浮かんでこなかった(笑)
2015/11/15 16:59
王族とはいえ一人の人間
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投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
残酷な王と悲しみの王妃シリーズの第2段
政略結婚で、ヨーロッパの王室はほとんどの国が姻戚関係を結んでいる。日本に住む私たちにはほぼ理解できない。たとえていうなら、日本の天皇陛下が中国語を話すようなもの、皇后陛下がタイ語を話すとかか?ますます理解不能だ。
このヨーロッパの王室をルートヴィっヒ二世、アレクサンドル3世妃マリア、カルロス4世などを主人公として語る。
王族である以上、庶民には計り知れない贅沢な生活や祭りごとへのプレッシャーがあろう。しかし、本書はそのあたりはさらりと描き、王族という「家族」の問題に焦点が当てられている。感想は「王族とはいえ一人の人間」なのだというところか。