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5件
マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書)
著者 瀬戸晴海
「俺たちは、猟犬だ!」激増する薬物犯罪に敢然と立ち向かうのが厚生労働省の麻薬取締官、通称「マトリ」だ。麻薬、覚醒剤など人間を地獄に陥(おとしい)れる違法薬物の摘発、密輸組織との熾烈な攻防、「運び屋」にされた女性の裏事情、親から相談された薬物依存の子供の救済、ネット密売人の正体の猛追、危険ドラッグ店の壊滅……約四十年間も第一線で戦ってきた元麻薬取締部部長が薬物事犯と捜査のすべてを明かす。本邦初の稀少(きしょう)な記録。
マトリ―厚労省麻薬取締官―(新潮新書)
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マトリ 厚労省麻薬取締官
2020/01/30 20:13
マトリの使命感が強く伝わりました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
マトリ(麻薬取締官)の皆さんの、世の中の人々を薬物から守る!という使命感が強く伝わる、情熱高い1冊です。思わず感動しました。
著者がこれまで携わった事件を多く取り上げ、詳細に著しています。ドキュメントさながらの文面です。著者、マトリの皆さんの正義感の高さに感心しました。
マトリ 厚労省麻薬取締官
2020/03/06 21:54
知られざる仕事
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察とは違って、小さな組織。
しかし、その仕事内容はキツく、なかなかスポットが当たらないが、無いといけない仕事。
職業として「マトリになろう」と言うのは少ないと思う。
日本は良いマーケットとあるが、そのとおりかも知れない。
自分の金儲けのためには一般人が犠牲になろうとも関係ない。
危険ドラッグの販売人が「自分たちは絶対に使わない」と言う発言には呆れた。
知らない薬物の歴史、マトリの仕事が少しわかったような気がします。
マトリ 厚労省麻薬取締官
2020/08/06 20:47
リアル感
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mic - この投稿者のレビュー一覧を見る
マトリという言葉は聞いたことがあっても、具体的な仕事の内容や範囲については事前知識がなかった。
取り締まりに関わる機関(警察、税関、海保、マトリ)の役割分担や、マトリに求められる適性、緻密な捜査など、最前線で指揮を執っていた著者ならではの話に迫力があり、面白く読んだ。