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7件
読んでいない本について堂々と語る方法
著者 ピエール・バイヤール , 大浦康介
本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ――大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない! すべての読書家必携の快著。
読んでいない本について堂々と語る方法
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読んでいない本について堂々と語る方法
2018/12/30 16:32
こうなったら読みましょう
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
未読の段階と読書感想を披歴するシーンごとに分類され、堂々と語るため心がまえも解説してくれます。
待望の文庫化で求めやすくなったので、買って読むべし!です。
読んでいない本について堂々と語る方法
2020/02/05 10:38
読書のための読書
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひな - この投稿者のレビュー一覧を見る
人から評判を聞いて読んでみました。これはすごい本です。読書についての今までの謎や悩みが、きれいにに整理されたような感じです。年月をおいて再読したいです。
読んでいない本について堂々と語る方法
2019/01/24 15:25
本は読んでいなくてもコメントできます!という驚きの一冊です!
5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、フランスの論壇で活躍するピエール・バイヤール氏によって書かれた驚きの一冊です。同書の表題にもあるように、著者は「本は読んでいなくてもコメントできる!」と断言します。しかし、読んでない本にどうやって意見することができるのでしょうか?私たちは不思議に思いますが、そこは鬼才と言われる著者が、分かり易く、そいのテクニックを教えてくれます。非常に興味深い書です!