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西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
著者 著:小川原正道
明治維新後、佐賀の乱、神風連の乱、萩の乱などに続く、不平士族による最後の反乱となった西南戦争。九州全土で八ヵ月間にわたり行われた近代日本最大の内戦である。それはまた誕生してまもない「日本軍」が経験した最初の本格的戦争でもあった。本書では、反乱軍の盟主である西郷隆盛の動向を柱に、熊本城篭城戦、田原坂の戦いをはじめ、九州各地での戦闘を丹念に追い、日本最後の内戦の実態と背景を明らかにする。
西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
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西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
2018/12/16 10:45
西南戦争を描く名著
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河ドラマの最終回を前に再読。
西南戦争の発端からその後までを、史料をもとに時系列で丹念に描き、緊迫する情勢変化が刻々と伝わる名著です。通信手段が限られた時代、西郷と大久保の心的な行き違いには残念なものを感じました。一方で、不満が高まる全国の士族たちを一気に黙らせる絶好の機会となり、大久保は内心しめしめと思ったかもしれません。一方の西郷は、身内を含め膨大な人たちを死地に送り込むまで降参しませんでした。その罪は大きいと思います。西南戦争終結した1年後の大久保の惨殺に、あの世の西郷はどう思ったでしょうか。
西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
2024/02/01 12:57
彼はいつまでたても謎多き人物
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、読み終えました。西南戦争とは何だったのかということは理解できたのだが、やはり西郷隆盛が当時何を考えて下野し挙兵したかという謎までは私の中では解明できなかった、やはり彼はいつまでたても謎多き人物のままだ
西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦
2019/10/18 06:10
内戦
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国内最後の内戦の模様を細かく分析。全体的な流れや人々の思惑も伝わってくる。第一義的な西南戦争の基礎理解するのに最適。