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2025/03/30 09:39
許せん
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
本は焼けたらおしまいなのよ。
長屋に火をつけたやつ、許せん。
処分されたみたいだけど。
もうすぐ続きが出るみたい、楽しみ。
2023/06/20 13:00
貸本屋
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女手一つで貸本屋を営む腹の据わったおせんが、本にまつわる面倒事に自ら首を突っ込んでいく奮闘記。
貸本業をはじめに、彫り師や挿絵師や書店と、江戸時代の出版事情を深く知れる、本好きには堪らない一冊。少しおせんが強すぎる気もしたけど、置かれてる環境が人を良くも悪くも狂わせる、そんな人生の転換期を覗けるバラエティに富んだ5篇の連作集。
人死にが絡んだり、ネガティブな事件が多かったから、恋愛色の濃い「松の糸」のオチが意外すぎてほっこり笑えた。「火付け」のおせんの本への想いが巡り巡り帰ってくるシーンも感動的だった。
しっくりこない事を「物語と挿絵の場所がずれてる」と喩えたのが、いかにも本好きの表現でとても印象に残った。続篇があればおせんの恋模様に期待。
貸本屋おせん
2023/03/23 09:46
江戸の市井の人たちの「本愛」が愛おしい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り貸本屋のおせんの物語。娯楽が溢れ、本もAmazonで注文すれば翌日には届く現代からすると、江戸の市井の人たちの「本愛」を愛おしく感じます。健気に生き抜くおせんも魅力的ですし、登を始めとする人情味のある脇役たちも良いですね。