電子書籍
ニャン氏の事件簿
著者 松尾由美
大学を休学し、家電配送のアルバイトなどをしながら、自分を見つめ直している佐多くん。夏の暑い最中、とあるお屋敷のシャンデリアのつけかえにいくと、休憩中に出くわしたのは、一匹の猫とそれに仕える秘書兼運転手だという男だった。アロイシャス・ニャン氏と紹介された品のいい猫は、その屋敷で起こった変死事件の謎を解き明かす?! って、猫がニャーニャーと鳴いているところを訳しているみたいだが本当なの? アルバイト先で、次々と不思議な出来事とニャン氏に出くわすことになった、佐多くんの右往左往の探偵譚を愛らしく描いた連作集。
ニャン氏の事件簿
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電子書籍ニャン氏の事件簿
2020/11/30 23:44
猫好きにはたまらない一冊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニャン氏という変わった猫が探偵役を務めるミステリ連作短編。赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズに近い設定ですが、さらにコミカルかつ本格テイストのある短編集で面白かったです。連作としてのまとまりも見事。派手な事件はないものの、それぞれの事件で不可能興味があったり、アリバイ崩しがあったりで、きちんとした論理的推理もみられ、読み応えのあるミステリでした。
電子書籍ニャン氏の事件簿
2023/08/23 11:15
よく考えると
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
有り得ない設定なのだが、何気ない文章で、そんなのも有るかなあという気分にさせられ
気づけばページをめくっている。
これが筆者の技量であろうか。
主人公の佐多君は健康的なアルバイトに見えて、どこか屈託を感じる休学中の大学生。
なぜ休学中なのか連作を読み進めると分かる設定で、こちらはとても胸が痛くなった。
佐多君の未来に幸あれ。
電子書籍ニャン氏の童心
2023/05/13 21:55
今回のワトソン役は女性
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のワトソン役は宴という名の女性編集者です。
変わった名前だと思うのですが、最近ではさほど珍しくもないのでしょうか。
前巻の主人公はニャン氏が猫でありながら実業家で、推理もできるということをあっさり受け入れていましたが、今回はただの猫と思っていた期間が長かったからか抵抗がある描写でした。どちらかというとこの反応の方が自然だと思います。
前巻出てきたキャラクターも主人公以外は今回何人か出てきます。無神経にずけずけと聞く岡崎さんが面白くてちょっと好きです。
今回は推理はともかく、主人公がニャン氏に何故スカウトされるのかがよく分かりませんでした。
前巻の主人公は多少推理力もあり、ニャン氏の言葉も最後は理解できていたようなので分かるのですが、今回の主人公は特にそれらの描写も無かったので。
とまれ次巻「ニャン氏の憂鬱」も読んでみたいと思います。
電子書籍ニャン氏の事件簿
2023/05/05 16:42
ニャン氏
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
進路に迷い中?の大学生、佐多くんがアルバイトの先々で出会う秘書と不思議な猫、ニャン氏。
猫は実は実業家で、アルバイト先で起こる事件を解決していく…というお話。
猫語の通訳してるふりして実は秘書が推理してるだけかと思ったら、本当に猫が推理していた。
秘書の後継者は見つかるのでしょうか。まぁまぁだったので続きも読もうと思います。
紙の本ニャン氏の事件簿
2020/07/22 21:16
ニャン氏頼み
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわいい表紙が気になって読んでみた作品。
ニャン氏かわいい。
でもニャン氏を取ったら何も記憶に残らないところがかなり残念。
電子書籍ニャン氏の憂鬱
2023/10/05 05:29
茶谷くん頑張る
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
茶谷くんがすごーく、頑張ってる感じでした。ニャン氏と丸山氏プラス茶谷くんのお話みたいな。個人的には、最初と最後のお話が好きです。音楽の楽譜とかもあって、目新しい
紙の本ニャン氏の童心
2019/02/28 13:51
事件
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者の田宮は袋小路で人が忽然と消える事件に遭遇。童話作家の事務所でその話をすると秘書のそばにいた猫がニャーと鳴き。