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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 5件

氷柱の声

著者 くどう れいん

第165回芥川賞候補作。

語れないと思っていたこと。
言葉にできなかったこと。

東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。
それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。

氷柱の声

税込 1,408 12pt

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

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  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

氷柱の声

2023/04/28 20:01

いつしかそれらを乗り越えて

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る

薄い本だ。すぐ読み終えられる。しかし書評を書く行為は、すぐにとりかかることはできなかった。それは書くことがない、ということではなく沢山の想いが波のように、揺れながら私の心に迫って来たから。私の脳裏にもあの日々が蘇った。壊れてしまった日常。それでも維持しようとする建前。それが成立する程度の被害。ピリピリした空気に、ひと皮むかれて表に現れてくる人間の本性。与えられた役割。押しつけられた役割。いつしかそれらを乗り越えて、飲み込んで、前へ進む力を身に着ける。そして冬は去り、春は訪れ、氷柱から陽に輝く水が滴る。

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氷柱の声

2021/09/22 17:17

この小説の素直さが好きだ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第165回芥川賞候補作。
 惜しくも受賞には至らなかったが、東日本大震災を扱ったテーマに真摯に向き合っている印象を受けた。
 今回の受賞作、石沢麻依さんの『貝に続く場所にて』も東日本大震災のあとを生きる若い世代を描いていたが、2011年の震災から10年を経て、若い人たちがあの日とその後を描こうとする姿勢に拍手を送りたい。

 作者のくどうれいんさんは、1994年生まれの岩手県盛岡出身の歌人。この小説の主人公である伊智花と同じようにあの震災の時は高校生だったろうか。
 俳句や短歌の時は工藤玲音、長い文章の時はひらがな表記の著者名にしているという、そんな彼女のこれは初小説になる。
 震災当時高校生だった彼女のその後を点景のようにして描いていく作品で、彼女が出会う人たちもまた震災の傷をひっぱっている。
 伊智花は震災体験者といっても、内陸であったおかげで大きな被害を被ったわけではない。しかし、その一方で彼女はそのことに後ろめたさのようなものも感じている。
 「何かを失った人間にしか、当事者しか起きたことを語る資格はない、と思うきもち。(中略)綺麗事を言うなと叫ぶ行為そのものが、またひとつの綺麗事になってしまう途方のなさ。」
 あれだけの大きな犠牲者が出た災害だけに、そのことを表現することの難しさやもどかしさを実に正直に描いた作品といえる。

 東日本大震災をめぐる作品群は、発生から10年を経て、前に向かって歩き出したのだろう。

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氷柱の声

2023/03/05 20:30

感動ストーリーを求める世間へ警鐘を鳴らす

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2022年中学入試では麻布、海城などで出題された。あとがきでわかるが、東日本大震災の被災地にいながらも大きな被害を受けなかったために、被災者としての資格がないと思い悩む作者がその複雑な心境を物語に託している。「希望」や「絆」というメッセージをマスコミや周囲から強要されているような同調圧力に違和感を感じる主人公。就職も被災者枠というお情け採用がはたして救済なのか?10年経ってもロウソクや海を見られないトラウマを抱えてしまった人。陸前高田の海を毎日写真で投稿する人。それぞれに震災後の人生が続いている。

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