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5件
共産党宣言
「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は,階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献.マルクス(一八一八―八三)とエンゲルス(一八二〇―九五)が起草,一八四八年の二月革命直前に発表以来,プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である.
共産党宣言
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2021/11/10 13:01
名セリフ アジテートの塊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
その是非はともかく全人類に影響を及ぼした「共産主義」という「宗教」のバイブルである。この宣言が書かれた頃は、産業革命 資本主義がそのナマの力を人々に及ぼしていた。その世界においてこの宣言は新しい世界への輝く指針であっただろうということが想像される。しかし多くの宗教がそうであったように、この共産主義という教えもスターリンや毛沢東やポル・ポトという弟子たちを生んでしまった。
ともあれこの本は、名セリフ アジテートの塊であり、未だに心を動かされる。
共産党宣言 改版
2020/05/01 10:29
マルクスとエンゲルスによって1848年に著された共産主義の目的と見解を初めて明らかにした名著です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1848年にカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによって著されたあまりにも有名な書です。マルクス主義者による国際秘密結社「共産主義者同盟」の綱領であり、共産主義の目的と見解を初めて明らかにした文書でもあります。2013年6月、『資本論』第1巻の初版と共に、国際連合教育科学文化機関の世界の記憶に草稿が登録されました。同書は、「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という名句で始まり、階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしています。同書の構成は、「第1章 ブルジョアとプロレタリア」、「第2章 プロレタリアと共産主義者」、「第3章 社会主義的および共産主義的文献」、「第4章 種々の反対党に対する共産主義者の立場」という4章からなっています。
共産党宣言 改版
2019/07/04 21:00
一読価値は版刷りに露ゆ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時のブルジョア階級とプロレタリア階級とにおける立場の違いが共産主義を創出させたのかな、と考えました。当時の状況下では或る意味、至極尤もだろうなぁと思いました。
共産主義の是非は兎も角、本書は歴史的古典として一読しておく必要はあると確信します。