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5件
ノートル=ダム・ド・パリ
フランス・ロマン主義を代表する作家ユゴー(1802-85)が,1482年のパリを舞台に中世の社会と民衆の風俗を生き生きと描く.醜い鐘番のカジモド,美しい踊り子エスメラルダ,陰鬱な司教補佐クロード・フロロ.〈宿命〉によって結ばれた登場人物たちが,運命にもてあそばれ,愛や情熱や嫉妬といった感情のドラマを繰りひろげる.(全2冊)
ノートル=ダム・ド・パリ 下
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ノートル=ダム・ド・パリ 上
2020/05/04 09:46
15世紀のパリを舞台に、教会の権力が弾圧と排除を生み出す時代の恋物語です!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、フランスのロマン主義の詩人であり、小説家でもあり、また政治家でもあったヴィクトル・ユゴーの代表作です。彼は『レ・ミゼラブル』の著者として世界的に著名な作家でもあります。同書は、15世紀のパリを舞台にした教会の持つ権限が、弾圧と排除を生み出す時代の物語です。物語の主人公である醜い鐘番のカジモド、そして美しい踊り子エスメラルダ、陰鬱な司教補佐クロード・フロロたちのエスメラルダを巡る恋が話の中心です。そして、宿命によって結ばれた登場人物たちが、運命にもてあそばれ、愛や情熱や嫉妬といった感情のドラマを繰り広げていくというストーリーには、誰もが惹きつけられてしまいます。岩波文庫では上下2巻シリーズで刊行されています!
ノートル=ダム・ド・パリ 下
2018/11/19 17:28
ノートルダム大聖堂がみている
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:け - この投稿者のレビュー一覧を見る
どれだけきれいに見える人も、どれだけ汚く見える人も、ノートルダム大聖堂の前ではちっぽけです。登場人物に誰もろくな人がいません。それがまた痛いほど現実的ですが、物語の締めくくり方には安堵感を覚えました。
ノートル=ダム・ド・パリ 上
2023/09/10 22:11
どう読むかで、評価は変わる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻は、第6編まで。
『レ・ミゼラブル』同様、物語のいわゆる「劇的」な展開を楽しむか、じっくりとユゴーの哲学を読み取るか、によって読み方も読まれ方も変わる気が。
しかしディズニーアニメやあらすじなどを知っていて、早く話の展開を楽しみたい人には、だらだらと続く建築の説明などは、不要に思えるかもしれない。しかし何度か読むと必要なものだと感じる。

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