電子書籍
エルキュール・ポアロ
著者 アガサ・クリスティー,加賀山 卓朗,川副 智子(訳),黒原 敏行,田村 義進,田中 一江
英仏間を飛ぶ飛行機内で、変死した老婦人が発見された。死因は蜂毒によるものか、それとも……名探偵ポアロが大空の密室に挑む!
雲をつかむ死〔新訳版〕
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紙の本雲をつかむ死 新訳版
2024/04/12 13:25
とても面白かったです
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポアロの考えや動きが明快で分かりやすく、楽しく読めました。
犯人は、まさかの!という人物で、途中まったくわからなかったです。からくりが、大変良かったです。
2023/12/18 15:32
まるで映画を観ているよう
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
例によって、最後まで犯人は分からなかったです。
一族の間での、遺産相続絡みの話です。
定番と言えば定番ですが、とても奥深く面白い。ストーリー最初の入りから、後半に繋がっていく様が素晴らしい。どんどん引き込まれて読みました。
紙の本ナイルに死す 新訳版
2023/08/29 22:16
驚きの結末でした
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今さらながら、アガサ・クリスティは天才だと思いました。最後の最後まで、犯人は全く予想出来なかったです。素晴らしい!
登場人物が、外国人なので当然カタカナ表記で、なかなか覚えられず、名前表記のページに仮の栞をはさんで、時折確認しながら読みました。
どんどんストーリーに引き込まれ、割りとページ数の多い文庫本でしたが、止まらずにどんどん読めました。ポアロシリーズは、まだ読んでいない物が多いので、これから読破していこうと思っています。今後も色々と、読めるのが幸せです。
紙の本雲をつかむ死 新訳版
2023/06/27 16:47
飛行機はこわい
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品はアガサ・クリスティーが1935年に発表した、ポアロものの長編小説。
原題が「Death in the Clouds」で、邦題の「雲をつかむ死」はそれに近い。
私ならもっとわかりやすく「機上の死」としたかもしれない。
というのも、今回の事件は旅客機の中で起こるのだから。
驚くのは、この作品が書かれた1935年といえば、日本でいえば昭和10年で戦争前の不穏な時期。
そんな時代に庶民に飛行機といっても乗って人などわずかしかいなかったと思われるが、なんとアガサはその機上で殺人事件を起こしてしまう(もちろん創作ですよ)のだから、すごいというしかない。
もし、その当時この作品を読んだ普通の読者なら、なかなかその舞台設定も客室乗務員の動きなど理解できなかったのではないだろうか。
本国イギリスの読者の反応も知りたいところだ。
機上内で起こった殺人事件だから、犯人は限られた人数に絞られている。
そんな中、若い女性と歯科医の青年のロマンスの予兆があったりして、これはまたポアロもの恋のキューピットぶりが見られるかと思っていたが、これはとんでもない間違い。
まんまとアガサにいっぱい食わされることになる。
ただ念のために書いておくと、別のロマンスがちゃんと用意されていて、ポアロの恋のキューピットは健在である。
紙の本雲をつかむ死 新訳版
2022/08/06 10:47
なんとなく
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人もトリックも全然わからなかったけど、ポアロさんの様子から、「あれ?もしかして・・・」とおもっていたら、そうでした。
ポアロさんの優しさがわかってきたのかも。
紙の本葬儀を終えて 新訳版
2022/03/08 19:11
これまた
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この劇的な効果から波及していく不信感とか、すごい。
人間心理をよく知りつくしたやり口がさすがという感じ。
もちろん最後まで犯人はわからなかったわけです。
紙の本ナイルに死す 新訳版
2021/10/31 11:46
情緒が滅茶苦茶になる名作
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投稿者:Y - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人、動機、人間模様、話の運び、その他諸々全てからしてクリスティーは鬼。
もし犯人がAなら動機はB以外であって欲しい……もし犯人がCなら動機はせめてDであって欲しい……というような祈りの感情で読んだ。推理小説だが、読み物としては犯人を察してからが本番。
紙の本ナイルに死す 新訳版
2021/05/08 08:01
ポアロは縁結びの神様
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーが1937年に発表した、いわゆる「ポアロもの」(名探偵エルキュール・ポアロが事件の謎をとくシリーズ)の長編作。
数多い「ポアロもの」の長編の中でも、「代表作」のひとつである。
実際とても面白い。
ただ犯人あてをいう側面では、私の推測があたったくらいだから、犯人がわかった読者も多いかもしれない。けれども、推理が解けたとしても、この作品の面白さを減少させるものではない。
この物語の面白さはなんといっても登場人物の多さだろう。
そうなれば、当然途中で名前がこんがらがって、前にページや表紙袖の「登場人物」一覧に戻ることになるが、それであってもそれぞれの人物の特長がはっきりしているのでわかりやすい。
新訳版の文庫で500ページ以上ある作品だが、70ページほどが「第一部 登場人物の紹介」で、最初の殺人事件が起こるのがほぼ半分あたりだから、いかに周辺の人々の描写が熱心に書かれたいたかがわかる。
そして、この作品でもポアロのあたたかみのある配慮が随所に見られる。
このポアロという男は、特に傲慢すぎるところがあるが、この作品では最初からやさしいおじさま風なのだ。
3つの殺人事件が起こる作品ながら、事件が解決する頃には新しい恋が2つも始まっているのだから、なんともほほえましい恋愛ものともいえる。
もしかすると、ポアロは縁結びの神様かもしれない。
紙の本葬儀を終えて 新訳版
2021/03/17 13:56
個性的な家族それぞれ
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティーの中でも家族ものが特に好きです。それぞれの個性や心理が描かれていて、いかにも本当にいそうな家族です。今度こそは犯人を当てようと意気込みながら読んで、一番怪しくない人を犯人だと根拠もなく決めつけていたら、やはり見事に外れました。意外過ぎる犯人でしたが、動機には思わず納得してしまいました。
紙の本葬儀を終えて 新訳版
2024/01/21 00:47
引き込まれる冒頭
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投稿者:斉藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の引き込みはさすがクリスティー作品。結末は普通?あまりしっくりこない感じだったがそれまではページを捲る手が止まらない。
電子書籍葬儀を終えて〔新訳版〕
2022/11/03 08:56
始まりからすごい
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なにしろ葬儀の場で、病死した兄の親族を前にして、妹が「だって彼は殺されたのでしょう」と言い放つ……。そして、彼女も……という……。引き込まれました。最後のポアロが、解決シーンも見事。伏線がきっちり回収されます
紙の本葬儀を終えて 新訳版
2022/02/01 17:02
幸せ
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最悪のタイミングで真実を口にする」そんなコーラは最悪のタイミングで本物を手に入れてしまった。
それが全ての始り。
老後が心配な執事は気の毒だが事件解決後、大切な人と生きることにしたアバネシー家の関係者はみな幸せだろう。
そして犯人も。
幻影を見ている犯人は今が人生で一番幸せに違いない。
それが本当に恐ろしい。
2021/05/23 16:10
考古学の
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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
考古学の発掘現場で起こる殺人事件。
外部からは侵入できない状況での殺人とか、もうたまらん。
状況証拠のみを積み上げるというのがなかなか弱いけど、犯人の性格も読んでのポアロさんの出方がさすが。
電子書籍メソポタミヤの殺人〔新訳版〕
2021/04/14 00:56
タイトルが
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
メソポタミアの殺人なのに、あまり、メソポタミアって気がしない作品です。ストリーは、死んだはずの夫からの脅迫の手紙だの怪しそうな人物の登場だの……はじめから引き込まれて行く……佳作
紙の本ナイルに死す 新訳版
2021/03/29 21:34
推理と人間模様が織り成す豪華なクルーズ
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
若く美しい資産家が新婚旅行で訪れたエジプト、ナイル川のクルーズで起きた殺人事件。
事件が起きるのは話の中盤だが、そこに至るまでも多彩な登場人物たちが織り成す人間模様も読みどころだし、殺人事件だけでなく宝石盗難やスパイ疑惑などの事件も絡み合い、意外な真相・真犯人と張られた伏線を存分に楽しめる作品である。