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スローリズム
著者 杉原理生 (著)
水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校の時からの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが……。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化!!
スローリズム
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紙の本スローリズム
2015/12/17 19:26
友達同士の関係が崩れるとき
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲイとノンケの恋。この設定はよく読むのですが、ゲイの矢萩がずっと隠してきた想いの深さがとても良かったです。ここに書きたいセリフがあるのですが、書くと面白くないなぁと……素敵な口説き文句でした。
紙の本スローリズム
2015/10/06 20:49
杉原理生の作品の中では一番好きです。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人同士の水森と矢萩。矢萩は、高校生の時に水森だけ自分がゲイだってことをカミングアウト!!「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」と言った矢萩の言葉が社会人になった今も呪文のように残っている水森。後輩からのある行動がきっかけで、水森と矢萩の距離が一気に縮まり、攻めの矢萩は水森に対してだけ告白が出来ないほど臆病で、ついに水森が「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」の意味を理解して告白。両想いになってからの矢萩の嫉妬がすごい。後半は攻め視点で読んでみたかったな
電子書籍スローリズム
2018/07/31 18:46
スローな展開
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後輩からのある行動がきっかけで、水森と矢萩の距離が一気に縮まり、攻めの矢萩は水森に対してだけ告白が出来ないほど臆病で、ついに水森が「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」の意味を理解して告白。両想いになってからの矢萩の嫉妬がすごい。
紙の本スローリズム
2018/07/25 12:51
じれじれの恋愛
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、じれじれの恋愛です。
ゲイの攻め(ハンサム・ヘタレ)、
ノンケの受け(美人・鈍感・ちょっとキツイ)は
中・高・大と一緒の学校に通った親友。
攻めは高校生の時に受けに
『おまえだけは好きにならないから』
的にカミングアウトしてるのですが、
お約束で受けに片想いしてますw
受けは、攻めの事を特別に思ってはいるのですが、
自分の感情ながら、
それがどういう意味合いなのかよくわからないでいます。
前半でどうにかくっつき、
後半では、攻めが地方勤務から東京に戻って来るのですが、
その引っ越しに端を発した一悶着を描いてます。
ノロノロ進む恋愛が良い感じで、
細かい部分(文体・小ネタ)より、あらすじに萌えました。
電子書籍スローリズム
2018/09/10 20:01
もどかしい!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでると焦れったくて仕方がなくなりますが、その一方で、そういうものだと納得している自分も。好きすぎて臆病なるのと、そばにいるのが当たり前と思い込んでて本心に気づけないのと。読んでるコチラは分かったつもりなだけに、ひたすら焦れったい。
時間をおいて、再読したいお話です。
電子書籍スローリズム
2022/09/20 00:40
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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編の 『スローリズム2』が、良かった。
電子書籍スローリズム
2019/09/18 22:21
じれっじれ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もどかしいことこの上ない話。
付き合いが長ければ長いほど友人という関係を変えるのは怖いんだろうけど、どうもなぁ…。好きになれない流れでした。
受けにイラッ。
身動きできない自分に苛立つならともかく、相手が〜してくれないから、なんて。卑怯だろ。
相手が動かないから自分も動けない、とか。何様。
臆病なのは攻めも同様だったんだけど、何故だろう、受けには嫌悪感しかなかった。
ストレスが溜まった一冊。
やたらと読点の多い文章も苦手だった。
紙の本スローリズム
2017/08/31 19:31
親友BL、十年愛
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、攻や後輩の気持ちを試すような態度で残酷に振り回す受と、どっちつかずなヘタレ攻が好きになれなかったです。
後半はビックリするほど一転して受が鈍感に…攻は攻で言わな過ぎ。
ようやく語られた攻の本心が予想以上に切なくて、それまでのイライラが一転、攻がとても可愛く思えました。
ラストの二人は微笑ましく、最終的には良い気持ちで読み終えました。