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日航機123便墜落 最後の証言
著者 堀越豊裕 著
消えない撃墜説も含め、事故から33年となる今もその原因を巡る議論は続く。事故調査にあたった米運輸安全委員会など日米双方を徹底取材。多くの証言を軸に事故の最深部を描く。
日航機123便墜落 最後の証言
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2018/07/23 09:20
日米双方による徹底取材による事故の総括本です!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、約30年前に大事故を引き起こした日航機123便について、日本側だけでなく、米国運輸安全委員会、ボーイング社などが行った調査を、徹底取材によって同事故を総括した画期的な書です。墜落は避けることができたのか?誤射や撃墜は果たしてあったのか?など、調査の中で明らかになった事実を再度分析・検証してまとめた画期的な書です。
2018/07/30 21:39
ノンフィクション
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日航機123便墜落事故の事実を様々な証言の元に書いた本です。
フィクション抜きの事件のありのままが描かれているので、事件の真相を知りたい方は買って後悔しないと思います。
ただ、この事件に興味のある方向けの内容というだけで、何か画期的なことは書かれていないので過度の期待はしない方が良いと思います。
2018/08/27 15:08
意味深
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくテレビ番組などでも、取り扱われる事件なので、このような本を読むことが多いけど、証言こそが重要なのではないかと思う。
2020/09/20 19:00
撃墜説は邪説か
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。「大阪空港でのしりもち事故、その上の修理ミスが重なり御巣鷹山の悲劇は起こった」という結論。というよりも、この結論ありきの論証なので、反論の余地がない印象。特に撃墜説についてはにべもない。残骸にはミサイルの証拠はなかったことやフライトレコーダーの記録を見れば一目瞭然とのこと。また墜落場所の特定が遅れたことは、「自衛隊も大慌てで、お粗末だった」ということ。私は証拠隠滅の疑惑は残ると思っていましたが、「修理ミスという単純な過失」が真相という本書の主張も理にかなっていると思ったのでした。
本書は良く出来た構成で、撃墜説は邪説という結論に上手く導いています。墜落直後、かなりの生存者がいた模様なので、墜落場所の特定が遅れたことは痛恨の一言に尽きるとともに、未だに撃墜説が根強く残る所以です。なぜ現場と反対方向を探して、徒に時間を浪費したのか。「お粗末だった」の一言で、モヤモヤ感は払拭できません。生存者を絶って、証人を消そうとしたと勘ぐられても仕方ないと思います。
2021/02/16 03:14
出版目的が透けて見える
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:前野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、客観的視点がありそうで、実は結論が決まっているのがバレバレ。
取材そのものが、ジャーナリストっぽく、足で稼いだ本気度を偽装しているのが明白。
取材する過程で疑問が生じたなら、「思う」ではなく、検証したり、会ったりしなければならない。何故、木村さんに会わない?
また、清水喜由さんは必須であるからよいが、同じ場所にいた肝心な人に会っていないのと、共同通信が最前線で持っていた情報を出せていない。時事に出し抜かれたのは知っているが、ピーコを連発したのは知っている。何故、身内に取材しない?
明らかな、当局から揉み消し依頼が来て、金をもらって本にしたという内容で、記者魂のかけらくらいしかない。(0ではない)