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16件
国宝
著者 吉田 修一
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
国宝 下 花道篇
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国宝 上 青春篇
2024/05/15 20:41
等身大
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
息継ぎなしに一気に読んでしまう。読んでいると、どんどん本と顔との距離が近づいて、目が寄っていっていくから、まるでこっちが見得を切っているような見た目になっていく。
私はまだ人生の何を知っているわけでもないが、何も知らないわけではなくて、青春編の喜久雄と俊介と徳次を見ていると、歯痒かったり理解できたり悔しかったり。等身大の彼らを、等身大の自分で追っていた気がする。
国宝 上 青春篇
2025/04/23 20:03
吉田修一の新境地か
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉田修一の新境地か。この物語は歌舞伎の世界を描いているが、地の文が語りの文体になっている。作者が直接語り掛けているような感じだ。歌舞伎に興味はないのだが、その語りに引き込まれていく。
国宝 上 青春篇
2021/02/02 10:25
どっしりしてて、王道
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hideton - この投稿者のレビュー一覧を見る
間違いない大作
ライバルがいて、一方がいいとき、もう一方が苦しい
2人の人生の対比も鮮やかだし、舞台が伝統芸能の世界
おもしろくできる材料をこんだけ揃えて、最後は吉田修一先生が調理してくれて、おいしくいただきました

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