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四日間の奇蹟

著者 浅倉卓弥

第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。

四日間の奇蹟

税込 759 6pt

四日間の奇蹟

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.0

評価内訳

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四日間の奇蹟

2006/07/31 13:00

死を前に生きることの意味を問いただす

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1回(2002年度)「このミステリーがすごい!」大賞金賞受賞作。
才能あるピアニスト如月は、ウィーンで銃撃事件に巻き込まれ、その左手の薬指を失います。その時、被害者の娘だった知的障碍者の千織と出会います。
身寄りを失った千織を連れて帰国した如月は、両親が千織を預かります。
千織は、ピアノに対するサヴァン症候群を見せます。そしてふたりは小さなコンサートを、介護施設や病院で行い始めます。
まず、冒頭でよどみなく物語に誘う文章力に驚きます。
千織の障碍、その診察に伴う脳の働き、障碍者とともに生活する戸惑いと学びなど、説明部分を説明と思わせない巧さ。
小説のテーマは途中、障碍者の小さなコンサートから引き出される能力の開花ではなく、死を前にした人間の心の動きや、人々に対する深い愛情、精一杯生きることの大切さなどにシフトしていきます。
ストーリーはそれに伴い、意外性な方向に向かいます。もちろんサヴァン症候群を扱った小説も、昏睡状態の魂の憑依なども、全く新しいものではなく、使い古されたものですが。
けれど、そうしなければ著者はこのテーマが描けなかったのでしょうね。ストーリーとテーマに、必然性を感じます。
ピアニストの夢を諦めた如月の無念や、千織への嫉妬。また普段は障碍に隠れている千織の罪の意識と謝罪。そして昏睡状態に陥る真理子の愛と無念。
これらの心の変化を、丁寧に描きます。
また、夕焼けのなか、人影が列を作り、ゆっくりと歩むなどの風景描写、ピアノの奏でる音色の描写力の高さ。筆力がタダモノではない。

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四日間の奇蹟

2007/09/13 03:28

風景が浮かんでくる

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はにわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

切ないんだけど、あったかい話。
悲しいんだけど、幸せな話。

風景がありありと浮かんでくる。
私の中では久住高原あたり。

物語が大きく動きだすまでが
ちょっと長い気もするが、
そこからはもういっきに読んでしまった。

映画化もされているが、そっちは・・・

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四日間の奇蹟

2018/11/12 00:51

このミス大賞はこの一冊から始まった。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

このミス大賞は、読み手側の目線で始まった文学賞の
草分け的存在だと思う。読み手側といっても、
選考者は書評や評論などで活躍されている人たちで、
いわば読む側のプロなのである。

少々難点があっても、出版までの改稿を前提に、
とにかく面白い作品を選んでいるとのことだ。
いろいろな新人賞の考え方があっていいと思うので、
そこがこの文学賞のヒットの要因だろう。

四日間の奇蹟は、第一回の大賞作という名誉を背負っている。
読ませる力を抜群に持っており、このミス大賞の方向性がよく分かる。

冒頭は描写のかたまりだ。何の話だろうと、カーテンをするすると
開けていくと、ピアノ演奏の終了とともに幕が明ける。
何だか、格好いい出だしだ。
開始十ページもいかないうちに、ピアノを弾いている少女が
知的障害者という事が分かる。

少女と手引きする男。だんだん物語が浮かび上がってくる。
少女は千織、男は如月という。
如月は名の知られたピアニストのようだ。
薬指の先がつぶれて、ピアノを弾けなくなったらしい。

とっかかりは重そうな設定だと思った。
ところが前半いくらもいかないうちから、ぐいぐいと話に引き込まれていく。
特に如月と千織のやり取りがいい。
少々かわいく描きすぎているので、作者の希望が
強すぎるきらいがあるが、読む方は楽しいものである。

二人はいろいろな施設を回りながら、ピアノ演奏をしている。
仕事というよりも、千織のリハビリが高じてのことである。
四日間の奇蹟は、脳化学研究所の療養センターという
ところから、演奏会の依頼が来ることで始まるのである。

解説にもあるが、中盤にある重大な仕掛けが有名小説と同じである。
確かに、最初は少し気になった。
でも料理人が違えば別の一品になるのと同様、
大いに楽しめたことを書き留めておく。
クライマックスは、読んでいるこちらも小宇宙の中に一緒に引き込まれ、
体に電流が走る感じになってしまった。

ようするに、当たりの一冊である。

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