交換殺人には向かない夜
著者 東川篤哉 (著)
不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫(うかいもりお)。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平(とむらりゅうへい)...
交換殺人には向かない夜
商品説明
不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫(うかいもりお)。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平(とむらりゅうへい)。寂(さび)れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密(ひそ)やかに進行していた……。全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線! 傑作本格推理。
著者紹介
東川篤哉 (著)
- 略歴
- 1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒。2002年に長編デビュー。「謎解きはディナーのあとで」で本屋大賞を受賞。ほかの著書に「ライオンの棲む街」「私の嫌いな探偵」など。
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圧倒的に面白い
2020/10/08 10:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏賊川市シリーズの中で一番面白いです。シリーズ2作目『密室に向かって撃て!』で知り合いになった超ど天然お嬢様・十乗寺さくらが登場しますので、2作目を読んでから読まれることをお勧めします
これは本当におもしろい!!!
2015/12/29 22:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は烏賊川市シリーズの中でも一番、よくできてるなと感じた本でした!!
ほんと、どんどん読み進めることができ、あっという間に読破してしまいました!!
交換殺人をあげる本はなかなかないと思うので、とても読んでいて新鮮でした。
圧倒的な面白さ
2024/11/28 17:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鵜飼・二宮、戸村・十乗寺、烏賊川刑事コンビのそれぞれの視点から事件が展開していきます。次から次へと謎が出てきて、ページを捲る手が止まりません。
お上手ではないのだけれど、なぜか読んじゃう烏賊川市シリーズの第四弾。
2011/07/11 11:34
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在、完全なるバブル期に突入した東川さん。本書は、デビュー作『密室の鍵貸します』から始まる烏賊川市シリーズの第四弾である(刊行順に読んではないけれど、支障はなさそう)。
探偵の鵜飼とその弟子の戸村流平がバタバタとギャグを飛ばしながら事件を解決に導く…という烏賊川市シリーズなのだけれど…ユーモアミステリというらしい。バカミスでもなくユーモアミステリ。ユーモアってもうちょっと高尚なものなんじゃないの?と突っ込みたくなるけれど、本書をカテゴライズすると、ユーモアミステリの欄に行き着くようだ。
デビュー作の『密室の鍵貸します』から比べると、随分お上手になっているように思う。けれど、それは決して巧いレベルではない(と思う)。って、主題が抜けていましたね(わざとだけれど)。何がお上手じゃないかというと…「文章が」である。文章が、はっきり言って、お上手じゃないのだ。そしてトリックも…うん…ちょっと突っ込みたくなるものばかり、である。
本書のトリックも…非常に凝ってはいる。他の作品でもよく見かける仕掛けではある。
しかし…東川さんがそのトリックを用いると、なぜだかわからないけれど鼻につくのだ。同じトリックを他の作家さんが使っても、素直に楽しめると思う。だけど…東川さんだと、小賢しく映ってしまう。端的にいうと、「やりすぎじゃね?」と。
すごく酷い言い方をすると、「文章のまずさをトリックで補おうという意図が丸見えですよ~」と、突っ込みたくなってしまうのだ。
でも、それも含めて、嫌いじゃないんだけどね(どっちやねん!)。嫌いじゃない。嫌いになれない。…。だから、困っているのだ。こんな酷評もどきなことをしながら、また暫くしたら懲りずに読むのだろうなぁ。あぁ、恐ろしい(笑)。
キャラが濃い
2019/08/09 15:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々と凝った仕掛けがされているのだが、いまいち乗りきれなかった。
私は本格ミステリはフェアであってほしいと思うタイプなのだが…この作品の場合は伏線はあるものの、読者が真相を推理できるだけの情報が隠されているかというと疑問な気がする。(もちろん、私が読み逃しているだけかもしれないが)
また、ユーモアまじりの文体もあまり合わなかった。