魍魎の匣(2) 【電子百鬼夜行】
著者 京極夏彦
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ。「私は、嘘吐きなのです」。かつての銀幕の美女・美波絹子こと柚木陽子は謎めいた言葉を口にした。蒸発した加菜子が大財閥・柴田家の遺産相...
魍魎の匣(2) 【電子百鬼夜行】
商品説明
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ。「私は、嘘吐きなのです」。かつての銀幕の美女・美波絹子こと柚木陽子は謎めいた言葉を口にした。蒸発した加菜子が大財閥・柴田家の遺産相続者だったという事実の他に、彼女は何か隠している……。一方、魍魎を封じ込めるという霊能者・御筥(おんばこ)様の奇怪な祈祷と文士・久保竣公の嗜癖が新たな惨劇を生む! 百鬼夜行シリーズ第2作。
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殺人犯はこの巻で見当がつく
2019/02/04 07:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全3巻なので、すべての伏線が最終巻で回収されるまで謎が継続されるのかと思いましたが、2巻目で少なくとも連続バラバラ殺人事件の犯人の見当はついてしまいます。
美波絹子こと柚木陽子の隠し事が何なのかとか、美馬坂所長の正体や加奈子消失の謎はまだ継続されていますが。
京極堂の長口舌は興味深いです。事件を解決する側の主要人物が「刑事と探偵」というパターンでなく、関係者の人数が多いのが特徴的。