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幻月楼奇譚(38)
著者 今市子
老舗味噌屋の若旦那・鶴来升一郎(つるぎしょういちろう)は名だたる道楽息子で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓は、物の怪が見える曲者の幇間(たいこもち)・与三郎(よさぶろ...
幻月楼奇譚(38)
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幻月楼奇譚(37)
商品説明
老舗味噌屋の若旦那・鶴来升一郎(つるぎしょういちろう)は名だたる道楽息子で器用貧乏の変わり者。そんな彼のご贔屓は、物の怪が見える曲者の幇間(たいこもち)・与三郎(よさぶろう)。吉原の料亭「幻月楼(げんげつろう)」に通っては、今宵こそはと言い寄るものの、肝心の男(ひと)はつれなくて…!? 二人の逢瀬を妖しく彩るのは、時も世の理(ことわり)も超えた人の情念。
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紙の本
密度ぎっしり
2017/04/09 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いのだが多少ストーリーの密度が濃すぎて何度が読み直さないといけないのが難点。良く言えば無駄が無く 悪く言えば余裕が無い。
紙の本
「次郎ちゃんはね、きっと与三さんの隠し子なんですよ」
2017/12/11 12:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
4編とも面白かった。復讐し続ける同じ笑顔の女。次郎は女の子でおはるは男の子だった。最後のはちょっとしたミステリーだった。げに恐ろしや人の情念…。何度か読み返さないと理解できないのが玉にキズですね。
紙の本
幻月楼奇譚(3)
2022/11/29 23:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻月楼奇譚(3)2010年10月発行、2008年~2010年の作品収録。
其の九、ゲストキャラ上原商店の子供なのにしっかり者の妹がいい感じです。
其の十、お千賀ちゃん登場、幻月楼の女将も謎な感じがしてすごく好き。
其の十一、ゲストキャラの三島屋の奥さんの美しいこと。ラストが哀しい。
其の十二、城南銀行の富永さん登場、こういうキャラがややこしくしていくところが今市子さんの作品の魅力です。
(おまけ)あとがき漫画面白い!必見です!
紙の本
思いは届くか?
2015/12/20 20:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗味噌屋の若旦那升一郎の御贔屓は怪談しか能がない幇間の与三郎。
料亭「幻月楼」には人だけでなく妖も時には現れる。
升一郎の熱意(?)に時々絆されたような態度を見せる与三郎。
どうなるのか本当に楽しみ(笑)
美しい絵と引き込まれるストーリーで読み応え十分です。