ピンポン 1
著者 松本 大洋
松本大洋が描く卓球というスポーツ!! 青春真っ只中の高校生・月本(スマイル)と星野(ペコ)が、冷たく、そしてカッコイイ“スポ根”の世界を駆ける!! 月本(通称・スマイル)...
ピンポン 1
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商品説明
松本大洋が描く卓球というスポーツ!! 青春真っ只中の高校生・月本(スマイル)と星野(ペコ)が、冷たく、そしてカッコイイ“スポ根”の世界を駆ける!! 月本(通称・スマイル)と星野(通称・ペコ)とは幼馴染み。小学生時代に駅前の卓球場タムラでラケットを握っていた頃からの仲だ。天才肌の星野はいつも好き勝手やり放題。今日も部活をさぼっていた。先輩たちに「星野を部活に連れてこい」と命令される月本だったが…。
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独自の世界観
2002/08/05 19:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クリハ - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の画風で読者をひきつける。キャラクターも独特で、独自の世界観がしっかりと作られていて読んでいてとても魅力を感じた。異色の卓球マンガと言った感じで読む価値あり、映画化されることも決まっているので話題性のある一冊!
史上最高
2017/06/15 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピンポンが最高なのは広く知られるところだけど、名作などと呼ぶにはやっぱり鮮やかすぎる。才能、努力、挫折、友情といったテーマを白を基調とした独特の力強いタッチと哲学的・詩的ながらも軽やかなセリフにのせて物語は駆け抜ける。ああいうセリフがちゃんとかっこいいテンポになるのはマンガだからだろう。全体があっけらかんとした寂しさにあるのもいいです。
血は鉄の味がする
2017/04/08 19:59
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投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼馴染みの卓球部スマイルとペコ。ライバル海王学園、辻堂学園は中国人留学生ウェンガを呼ぶ。偵察に行った二人。ウェンガはスマイルの才能に気付くが、才能はあるが闘争心がまるでない・・・と。スマイルを見に来る海王のエースドラゴン。そしてスマイルと小泉先生の絆の始まり。
ペコかっこいい!
2016/05/15 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子書籍版を見つけて、衝動買いしてしまった!
ペコのかっこよさ、挫折からの復活、スマイルとの友情、すべてが最高!
随所に散りばめられた松本大洋の垢抜けたセンス!
読んだことない人、絶対に一度は読むべし。
マンガの枠を超えた傑作
2002/04/03 10:17
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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかくキャラクターが立っている。片瀬高校1年の「ペコ」こと星野裕。彼は小さい頃から卓球が強く、みんなのヒーローだった。ペコとは幼馴じみの同じく片瀬高校1年の「スマイル」こと月本誠。いじめられっ子だったスマイルはペコに卓球を教わることで自分の殻を破って行く。
敵役には、常勝海王学園の2年生エース「ドラゴン」こと風間竜一、同じく海王学園1年でペコやスマイルとは同じ卓球クラブ出身の「アクマ」こと佐久間学、そして辻堂学院が打倒海王のために中国から呼び寄せた「チャイナ」こと孔文革(コン・ウェンガ)。
この5人を中心に話は回っていくわけだが、駅前の卓球道場のオババや英語教師にして片瀬高校卓球部顧問の小泉などの脇役陣も実に個性的だ。
全国大会への出場をかけたインターハイの個人予選の試合がメインであり、次々に強豪と試合をしていく過程はスポーツマンガでは特に珍しくはない。ただ、その試合シーンの臨場感は、かの「スラムダンク」をも軽く凌いでおり迫力満点である。独特の画風(人によって好みは分かれると思う)、斬新なカット割やアングル、ややデフォルメされた人物描写、どれを取っても類書とは一線を画している。
「ぼくの血は鉄の味がする」「ピンチの時には必ずヒーローが現われる」などの繰り返し出現するキーワード、本筋とは直接関係のないカット、ただの書き捨てとは思えない作中の落書きなど、マンガというよりは細部にまでこだわったフランス映画やイギリス映画を連想させる。
才能のあるものとないものとの冷酷なまでの対比など、人物の内面にまで踏み込んだストーリーは文学作品と言っても過言ではない。とにかく「マンガ」という枠を完全に超えているのは間違いない。それでいて「マンガ」でしか表現できないものがここにはある。
読むしかない。
僕の血は,鉄の味がする…
2001/11/23 00:14
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投稿者:ユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピンポンはとにかくかっこいい,の一言。松本大洋を今まで敬遠がちだった人は,ここから入ってみるのもいいでしょう。
スマイルのクールな表情,ペコのマッシュルームヘアー,まるで中国のスターのような顔をしてる,孔文革(コンウェンガ)。坊主の風間さんは言うことありません。
でも,その中に毒があることを読んだ人は発見すると思います。登場人物たちの苦悩。才能よりも心の平安を望む人,才能のなさを自覚しながらも卓球を続ける人,過去に囚われながら,今を生きる人。
他にも,ペコの先輩の頭,珊瑚みてえ,コンのコーチ,目が離れすぎ,試合中の顔,コワッ,と様々な毒をいろんなところで発見するでしょう。
とりあえず,読んでみてください,おすすめです。
海辺の高校でピンポン
2020/04/28 17:19
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
江ノ島電鉄や湘南の海岸沿いの風景が、シンプルなタッチで描かれています。天賦の才能を秘めながら、一向に闘志を見せないスマイルが気になりますね。
ヒーロー
2016/03/13 16:51
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投稿者:よっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化、アニメ化したはず。アニメは絵が怖いな…って見なかったんです。今考えたら見ればよかったのかも。
本当はペコよりスマイルの方がうまいんじゃん卓球、って周りは薄々気づいているのに本人だけが気づかない。気づかない…というよりはスマイルが自分で無意識に能力をセーブしている状態です。だってスマイルにとってペコはヒーローで、「ヒーローは勝つように世の中出来てるから」とまで言っちゃう。彼はいつ押し付けがましい理想から卒業していくんでしょうか、技術よりも精神的な成長物語な予感です。