- 販売開始日: 2013/04/26
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-310680-0
シドニアの騎士(3)
著者 弐瓶勉(著)
衛人(モリト)を象ったガウナ(奇居子)がシドニアに襲いかかる。そのコックピットには人の姿をしたエナ(胞衣)がいた。ガウナの目的は何なのか? なぜ、シドニアを襲うのか? ガ...
シドニアの騎士(3)
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商品説明
衛人(モリト)を象ったガウナ(奇居子)がシドニアに襲いかかる。そのコックピットには人の姿をしたエナ(胞衣)がいた。ガウナの目的は何なのか? なぜ、シドニアを襲うのか? ガウナに唯一効果的な兵器・カビザシはなぜ、二十八本しか備蓄していなかったのか? シドニアの過去に何があったのか? 謎が次々と解き明かされるとともに、長道(ながて)の運命が激しく動き出す!
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戦士の休息
2011/02/27 00:59
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
星白閑を模った包衣(エナ)を創り出したガウナと対峙し、そのエナを回収することに成功した長道。そのエナは、人間の様でもあり、やはり理解できない様な存在でもある。
そしてシドニア船内では、しばしの休息が与えられていた。
シドニアの歴史の一端がここに明らかになる。
綿密に練られた構成
2023/03/03 15:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定の奥深さに感心しました。単なる人類と奇居子との戦いを描いた漫画ではなく、シドニア内の秘密や奇居子の謎などかなり綿密に練られた構成になっていると感じました。奇居子が人間の複製を作ったりさも知能があるかのように振る舞ったりする謎についても進捗が見られるし、過去に起こった悲劇も明らかになるなど謎の解明が進みました。目の前の奇居子の攻撃に対応するのに追われつつ、漫画全体として着実に一歩前進しているように思います。
細部まで作り込まれてる!
2021/04/28 05:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名乗るほどの者ではございません - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品の最大の魅力は、作世界観と設定の細かさだろう。丁寧に練られた印象を受ける世界観は、例えばそのままオープンワールドのゲームにできそうなレベルの完成度で、シドニア内部に作られた建造物や街並みはギミック感も漂っていて嬉しい。
読み応えすごい
2021/02/03 22:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スニン - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半主人公のじーちゃん世代の話。すっかり寮母って感じのヒ山さんがバリバリ戦っててかっこいいです。(でも誰より情に厚い!)色んな新事実が明かされる重要な巻!
カビザシ
2016/09/07 00:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポが良くてとても読みやすいです。たまに挟むハーレムパートとかも楽しいし!!
今回はカビザシや小林艦長達の世代の過去回想など、ポンポンと謎が明らかになっていきました。こんなに情報を開示してくれていいのかな、というような情報量ですが、後からまたどんどん展開していくので しっかりとした世界観なんだなー…と感心します。
シドニアの騎士3
2015/08/30 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
先月までTBSで放映されていた、同名アニメの原作である。
アニメでの大きな違いは、天敵・奇居子(ガウナ)に捕食されて死んだ星白閑(ほしじろ・しずか)の胞衣(エナ)を見た、岐神海苔夫(くなと・のりお)の反応。アニメ版での岐神は、戦闘中でしかも自分は班長であるにもかかわらずエナ星白をみてフリーズし、部隊の指揮を放棄してしまう。これがきっかけになって彼は操縦士を辞めてしまうのだが、原作版ではその描写はない。
星白の死は、明らかに岐神のとった行動に原因がある。自分が乗りたがった戦闘機が、主人公・谷風長道(たにかぜ・ながて)のものになると知った岐神は、谷風に嘘の情報を伝えて、彼を殺そうとした。星白は、谷風の苦境を救おうとしてガウナの犠牲になり、その出来事は、谷風の心に深い傷を残すことになった。だが岐神はそのことで彼を問い詰めようとした谷風に
「俺を糾弾するな」
と開き直る。
アニメ版では、星白の死が自分の行動に原因があることを彼は自覚しているようで、エナ星白を見た岐神は
「星白が、あの世から自分を殺しにやってきた!」と思ってとパニックに陥り、錯乱したあげく任務も放棄するという醜態をさらした。そのために、部隊としての任務は谷風・仄姉妹が中心となって作戦を遂行することになった。このシーンは外国人の日本アニメフリークでも話題になり、当然のことながら彼らは、岐神をこれでもかとばかりに叩いていた。これが実戦だったら、彼は軍法会議で重罪を課されるのだが、残念ながら原作でもアニメでも、そのような展開にはならない。
当冊後半では、長道の誕生の秘密が明らかになる。シドニアの内部も、いろいろとドロドロとしたものがあるようだ。これらのことはネタバレになるから詳しくは触れないが、長道の性格を知る上では、興味深いエピソードである。