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投稿者:あくあ9いっぱい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロイエンタールのファンは多いでしょうね。ロイエンタールvsミッターマイヤーどっちが勝ってもおかしくないこの一戦。必見です。
ラインハルトの心境
2024/07/15 18:25
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
常に正道を進まんとするラインハルト。ヴェスターラントの惨劇を責められ、それにより亡きキルヒアイスを思い出すラインハルト。さらには奸計に嵌ったロイエンタール元帥の叛乱。ローエングラム王朝の礎やいかに。
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロイエンタールが大好きだった大学時代の友達を思い出します。昔は理解できなかったロイエンタールの心情。今なら、それなりにわかるようになったのは多少年を食ったからでしょうか。
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投稿者:ニャ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実の世界でもそうですが、後処理が一番大切です。ストーリー的には面白味がありませんが、一番考えさせる巻です。
書籍・旧アニメ・新アニメ・漫画と見ましたが原作の書籍に勝るものはありません。
著者の他作品であるタイタニアやアルスラーン戦記と異なり最後まで読むと??ということもありません。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
親友同士の戦いにはただ胸が痛んだ。それもこれも「あの男」を消し去るために運命が仕組んだようにさえ思える。制度の束縛があるものでは あの男を殺す事ができないゆえに 全てを失ったロイエンタールを運命が必要としていたのではないか。その後の歴史の流れを変えたロイエンタール。彼の息子の青い瞳は彼も読者も救ってくれた。名場面しかない一冊。
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所持しているのは、初期にカッパノベルズから出版されたもの。1989年にこの小説に出会い、色々な意味で影響を受けました。
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銀河英雄伝説の中でも、これほど続きを読みたくないと思ったのは二度目。一度目は二巻で、二度目が今回。
何度も何度もほのめかしはあったのだけれど、それでも、あって欲しくないと思った。ヤン・ウェンリーの時も衝撃は大きかったけれど、今回の衝撃はそれを上回ります。
思わず泣いてしまいそうになりました………。
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銀英伝の9冊目。お話が少しずつ終わりに向かって進んでいく感じがこの辺りからするので、思い入れがあるとちょっと寂しくなってくる。
あらすじ
地球教徒の陰謀によって、ヤン・ウェンリーは不帰の人となった・・・・・・。否応なく、彼の遺髪を継ぐ立場になったユリミン・ミンツは、魔術師の死に涙する暇を許されなかった。一方、畏敬すべき宿敵を失った深沈の皇帝ラインハルトは、けだるい発熱に悩まされていた。忠臣たちは、またぞろ皇妃の話題を口にしはじめ、帝国は束の間の憂愁につつまれている。だが、惑星ハイネセンには新領土総督府高等参事官に昇ったヨブ・トリューニヒトが赴任した。「祖国を枯死させたやどりぎめが」とロイエンタールの金銀妖瞳が冷たく光る!
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以前読んだときには、わりとおまけ的な気分で読んだものだ。なんといっても、やんの活躍を読むためにこのシリーズを愛読していたのだから、正直こういう同士討ちは興味がなかったのだ。
今回改めて読んでみて、それはずいぶん一方的な読み方だったのだなと思う。ここまでの8巻を通じて、少しずつはられてきた伏線が、一気に爆発する印象だ。このような派手な内乱が起きる必然性を、丁寧に書いていると思って感心したりもした。
ただもちろん、不自然さはある。司令官がどう頑張ったって、何百万もの人間が命を賭けるにはもうすこし説得力がなければダメだ。ずいぶん一生懸命不自然さを消そうとしていると思うけど、やっぱり苦しい。
とにかくこの巻の主役はロイエンタール。複雑な性格、そして誇りの高さ(ある種のやせ我慢)が魅力的。その陰に隠れている印象があるけど、ルッツもいい。
ついでに言えば、皇帝の結婚を巡る喜劇は、なかなか楽しい。
2008/8/15
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ロイエンタールのおおばかやろう…!! ユリアンの司令官就任~ロイエンタールの叛乱まで。次で終わりだと思うと、勿体無くてなかなか読めない。
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この巻も切ない……。
ロイエンタールは途中からはある意味本望だったのかも知れないけど、ミッターマイヤーがどんな気持ちだったかと思うと、もうちょっとやりようはなかったのかなと、ロイエンタールとラインハルトに対しても思ってしまう。
やっぱり基本的に主従関係というのが感覚的に分からないからっていうのもあると思うのだけど。
“問題の一夜”の後のラインハルトとヒルダ、マリーンドルフ伯のやりとりは微笑ましいけれど、ヴェスターラントの事はスルッとどっかに行ってしまったね。その件については立ち直りが早かったというか、悪く言っちゃうと「セックスして気晴らし成功」って感じ。
ラインハルトにとっては、ヴェスターラントの事よりも、未婚の女性に手を付けてしまったっていう事の方が重大事だったという事か。
前者は宇宙を手に入れる為の必要悪だけど、後者はラインハルトにとっての禁忌……うーん、なんかモヤモヤ。
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ヤンがテロに斃れ、宇宙のほぼ全域がラインハルトのもとに統一され、平和が訪れようとした矢先、地球教の陰謀はあったにせよ、もともとロイエンタール元帥の中に巣くっていた野心によって、叛乱が発生します。旧友ミッターマイヤー元帥によって、斃され乱は終結する、というのがこの巻の大きな流れです。
いよいよ次巻は最終巻。銀河の歴史はここに大詰めを迎えます。
それにしても印象的なフレーズがテンコ盛りで、いろいろ不自然な点はあるものの、物語をずんずんと展開させていく作者。一時代を築いただけのことはありますな。
星雲賞
辺境にて◆夏の終わりのバラ◆鳴動◆発芽◆ウルヴァシー事件◆叛逆は英雄の特権◆剣に生き…◆剣に斃れ◆終わりなき鎮魂歌
著者:田中芳樹(1952-)
解説:永瀬唯(1952-)
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ロイエンタール。ミッタ―マイヤーとの戦いに散る。覇の力がある人物は平和の中では生きられないのか。帝国陣営も少しずつ人が減っていく。
まだまだ戦いを辞められない共和国政府。己の主張を通すためには人は戦争をしなければならないのか。
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ロイエンタールが物語の終盤で謀反に破れ退場するであろうことは、かなり以前から推測されていたことだった。そして予想通りとなったわけだが、もしかしたら、それを見るのは今まで去った誰よりも辛かったかもしれない。彼がどうして謀反者にならねばならなかったのか、彼ほど誇り高くない私には最後まできちんと理解することはできなかった。キルヒアイスを失ってロイエンタールに仕えたベルゲングリューン大将の最期の言葉は痛烈だが真実だとも思った。ラインハルトの芸術の秋は微笑ましかった。
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アニメをすべて観たうえでどうしても小説が読みたく
なったので、入手しました。
あらすじは、あまりにも有名なので割愛します。
このシリーズを読み出してまず思ったことは・・・
登場人物の台詞が自分の頭の中で、アニメの
声優の声に置き換わっているということ。
さらに読み進めていくと、細かな描写や事件に差異が
あるものの、ほぼアニメと同じ(正確にはアニメが小説と同じなんですが・・・。)
ここまで、忠実に再現された映像ものって珍しい。
(私が観た中なので、忠実に再現されたアニメ・ドラマは多いかも知れませんが・・・。)
忠実に再現されたアニメだとしても、やはり、描ききれていない部分ってのもあって、
小説を読み終えると、腑に落ちなかった部分が補完されて、非常にすっきりしました。
それにしても、映像化したスタッフの執念を感じました。
よほどこの小説にほれていたんだろうなぁ~。
惚れ込むほどの仕事をしてみたいものです。