妖怪アパートの幽雅な日常9
著者 香月日輪
高校最後の文化祭準備が始まった。夕士(ゆうし)のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶(ちあき)には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった(な...
妖怪アパートの幽雅な日常9
商品説明
高校最後の文化祭準備が始まった。夕士(ゆうし)のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶(ちあき)には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった(なんでも千晶はかつてクラブ経営をしていたらしい)。準備の真っ只中、夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づく。一体誰なのか――。(講談社文庫)
目次
- 涼風故人来る
- 長谷一味
- 文化祭です
- 天気晴朗なれど、波高し
- どうにもならないものじゃない!
- いらっしゃいませ、お客様
- お疲れさまでした
- そして年は暮れて
著者紹介
香月日輪
- 略歴
- 和歌山県生まれ。「ワルガキ、幽霊にびびる!」で日本児童文学者協会新人賞、「妖怪アパートの幽雅な日常 1」で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。他の著書に「下町不思議町物語」など。
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妖怪アパートの幽雅な日常9
2023/09/15 19:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校最後の文化祭、千晶先生の白ラン姿見たかったなあ。最後、長谷君に掛かってきた電話、何があるのか気になります。
高三の文化祭
2020/01/26 20:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
若さを爆発させたような生き生きとした悔いのない高校三年の文化祭の様子
青木先生とそのシンパが出しゃばって来なかったから安心して楽しめたというのもある
千晶先生の大事な人を亡くした話は説教臭く感じた
もっと違った場所で語られたんだっ受け入れられたのだろうが、何だかな~って感じ
いよいよ次が最終巻だと思うとドキドキ
どう結末をつけるのか楽しみである
高校最後の文化祭
2019/07/27 16:44
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投稿者:透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕士の高校最後の文化祭、クラスの出し物は男子学生服喫茶。怪我が未だ癒えない千晶は白ランのコスプレをすることになり、クラスは大盛り上がりを見せるが、その裏では……
楽しいだけではない学生生活に今回スポットがあてられていますが、その中で、千晶の辛い過去語りが入って、考えさせられる内容になっています。
それと同時に、いよいよ終わりが近づいてきたという感じがひしひしとして、切なくなりました。
いつまでも続いてほしいと思ったのは私だけではなかったことでしょう。
文化祭
2017/11/09 21:20
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
文化祭で盛り上がる。
白ラン姿の千晶先生。先生もたいへんだわー。
田代が働き者で感心した、好きは力かしらね。
希望と不安をミルフィーユみたいに折り重ねていくことで、人は本当に強くなれるんだよ(by詩人)
2014/06/22 18:42
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻は高校3年生の夏休み明けから年末まで。特に文化祭がメインです。
事件としては、迷惑メールを撒き散らす同級生の話ぐらいで、高校生活最後の文化祭を思い切りエンジョイしている夕士の姿が描かれています。そして、いかにも次に何かが起きますよというラスト。本巻は嵐の前の静けさということでしょうか。次巻はいよいよ最終巻です。
青春小説としては合格点なのでしょうが、本シリーズの中では、もっとも退屈な巻でしたので、辛目の評価としました。
ところで、詩人の次のような発言がありました。「高校3年生って、なんか特別だよねー。最後の文化祭の楽しさと淋しさ、将来への希望と不安。相反する気持ちの間で揺らめいている子供たちは、キラキラしているよねー」(69ページ)。
個人的には、志望校に合格するには学力が全く足りず、茫漠たる将来への不安ばかりで、キラキラ感なんて一片もありませんでした。好奇心だけの大人目線によるこのセリフには、違和感を覚えました。