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水のかたち 上
著者 宮本 輝
東京下町に暮らす主婦・志乃子、50歳。もうすぐ閉店する「かささぎ堂」という近所の喫茶店で、文机と朝鮮の手文庫、そして薄茶茶碗という骨董品を女主人から貰い受ける。その茶碗は...
水のかたち 上
水のかたち 上 (集英社文庫)
商品説明
東京下町に暮らす主婦・志乃子、50歳。もうすぐ閉店する「かささぎ堂」という近所の喫茶店で、文机と朝鮮の手文庫、そして薄茶茶碗という骨董品を女主人から貰い受ける。その茶碗は、なんと三千万円は下らない貴重な鼠志野だという。一方、志乃子の姉、美乃も長年勤めていた仕事を辞め、海雛という居酒屋の女将になるという。予想もしなかった出会いから、人生の扉が大きく開きはじめる――。
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「心は巧みなる画師の如し」ーー志乃子はこの「たったひとつの座右の銘」を心に置きながら、突然の環境変化の中で日々を過ごしていく。
2023/08/01 10:29
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
主婦の志乃子の手元に、突然大金が手に入ることに。
偶然の出会いから手に入ることになった鼠志野の茶碗に三千万の価値が付いていることがわかったのだ。
「心は巧みなる画師の如し」ーー志乃子はこの「たったひとつの座右の銘」を心に置きながら、突然の環境変化の中で日々を過ごしていく。
紙の本
「心は巧みなる画師の如し」ーー志乃子はこの「たったひとつの座右の銘」を心に置きながら、突然の環境変化の中で日々を過ごしていく。
2023/07/30 09:14
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
主婦の志乃子の手元に、突然大金が手に入ることに。
偶然の出会いから手に入ることになった鼠志野の茶碗に三千万の価値が付いていることがわかったのだ。
「心は巧みなる画師の如し」ーー志乃子はこの「たったひとつの座右の銘」を心に置きながら、突然の環境変化の中で日々を過ごしていく。
紙の本
読み終わった後、心が穏やかになります
2015/09/30 13:43
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投稿者:yukako - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後の心地がとても良い作品です。
図書館で借りてハードカバーで読み、とても気に入りました。気に入った本は何度も読み直すのが好きなので、すぐさま本棚に加えたいと思ったものの、(本が増えて増えて大変なので、図書館で借りて読んでよかったものだけを購入するようにしています。)何度も読み直すことを考えるとハードカバーは不便で、文庫になるのを今か今かと待っていました。手元に届いて早速読み直しましたが、2度目もやはり裏切られない読後感。胡瓜のサンドウィッチが食べたくなりました。
紙の本
人と人あるいは物との出会いについて、
2023/11/19 16:08
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
つらつらと書かれていると、自分の生活においても、こんな風に描けるだろうかと、ややマイナス思考な視点から振り返ってしまう。でも、気づいていないだけで、新しい人との出会いがあるし、知らないことに疑問を持つことがあるし、気づこうと思えば思い出すことができる。必ず進んでいる。良くも悪くも、過去に向かって逆方向になることができない。それって、至極当たり前のことだけれど、すごいことだよなあ。誰も反対向きに歩いていないなんて。そんな感想で、下巻に進みます。
紙の本
下巻に期待
2016/03/09 14:19
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、50歳を迎える主婦である。宮本輝氏の長編小説でよくあるが、主人公の周りに様々な人たちの運命が絡んできて、登場人物がやたらに多い。名前を覚えるのが大変である。読みやすい文章なので、どんどんとページ数は進む。まだ、大きく物語は展開していないので下巻に期待である。そのため★3っつ。