魔法科高校の劣等生(2) 入学編〈下〉
著者 著者:佐島 勤 , イラスト:石田 可奈
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。 成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主...
魔法科高校の劣等生(2) 入学編〈下〉
商品説明
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。 成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主席入学生の慣例として魔法科高校の生徒会にスカウトされた。そして兄・達也も、とあるトラブルを払いのけた事件をきっかけに、違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされる。 劣等生《ウィード》にもかかわらず、風紀委員メンバーとなった達也。その活動中に、この学校を人知れず侵食する、謎の組織の存在を感じ取る。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
測り得ない実力が炸裂!
2012/01/23 21:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔法科高校には隠然たる差別がある。それは入学実技試験によりもたらされる、一科生と二科生という違いに起因する。希少な指導者を有効に利用するため、実技に劣る二科生には個別教官がつかないのだ。それ自体は厳然たる区別のはずなのに、その違いが一科生に特権意識を生む。
しかし、今年の新入生にはこの枠組に収まらない人材がいた。首席入学の司馬深雪の兄である二科生・司馬達也。実技に劣る二科生のはずなのに、実力者ぞろいの生徒会副会長を魔法で撃破し、その存在を奇貨と見た生徒会長・七草真由美と風紀委員長・渡辺摩利によって、差別意識に風穴を開けるための一手として、二科生として初の風紀委員に任じられた達也は、早速、剣道部と剣術部の数十人単位の諍いを治め、一躍有名人となる。
この騒動の一方であり、ウィードでもある壬生沙耶香にその実力を見込まれた達也は、ブルームを見返すための策として剣道部に誘われるのだが、それをすげなく断ってしまう。しかし、劣等感にさいなまれている壬生沙耶香は、ブルームを見返すという気持ちをあきらめきれず、とんでもない虫を学校に招いてしまうのだった。
現在の実技選考基準では測ることができないために劣等生とみなされている、司馬達也、千葉エリカ、西条レオンハルトなどの少年少女たちが、試験には現れない実力を示して快刀乱麻を断つ爽快感を味わえる作品。もちろんラノベ的要素として、ラブっぽい淡い感情があったり、遣りすぎに見えるようなブラコンもあったりする。
そして物語は、とても高校生の手に負えるとは思えないような大事件へと発展していく。
魔法科高校の劣等生 2
2018/05/13 19:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どいさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
入学試験の成績で優等生(ブルーム)と劣等生(ウィード)に入学時から分けられ(差別)されている魔法科高校。魔法の実技成績を元に分けられるが、この作品実技試験で好成績=魔法の戦闘力が高いというわけではない点が、現実世界の
高学歴の人間=使える人間 ではない点に通じていると思う。
目が離せない
2016/10/14 11:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カンピー - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり目立ちたくないが、周りがそれを許してくれない物語の展開。
目が離せなくなります。
それにしてもこの文章、ここと、「ここ」の順序が逆のほうがいいのにな~、というところが結構ある。作者のこだわり?
おもしろい
2014/05/05 11:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻と同じ感想となりますが、設定、キャラクターなど細かく設定されており、
そういうのが好きな人にはたまらないのだと思います。
また、アニメ化に伴い読者が増えるのはよい事だと思います。
魔法科高校の劣等生(2) 入学編〈下〉(電撃文庫)
2021/09/17 18:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あしあとポイントを忘れない。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔法科高校の劣等生(2) 入学編〈下〉(電撃文庫)
出来のいい家族と比べられること
なんらかの形で差別は存在すること
学力(能力)が高い=使える人間とは限らないこと
リアルだわ…