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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/08/26
  • 販売終了日:2019/05/14
  • 出版社: 講談社
  • ISBN:978-4-06-219983-4

読割 50

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一般書

電子書籍

罪の声

著者 塩田武士

京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生する...

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罪の声

税込 1,485 13pt
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罪の声

税込 1,815 16pt

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商品説明

京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われたテープとまったく同じものだった。週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位!

目次

  • プロローグ
  • 第一章
  • 第二章
  • 第三章
  • 第四章
  • 第五章
  • 第六章
  • 第七章
  • エピローグ

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みんなのレビュー532件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

謎は解けるか?

2023/01/19 14:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

グリコ・森永事件をモデルとして作中描かれるギン萬事件。犯人側から出された録音された身代金受け渡し指示のテープは子どもの声だった。
過去の未解決事件の特集で事件の足跡と真実を追う記者阿久津。
入院中の母の私物からギン・萬事件を連想させる録音テープを発見した曽根。このテープには幼い頃の自分の声が入っており、それは犯行の指示のようだが……。果たして、自分が事件の加害側の人間だったのか?
阿久津と曽根、双方が互いを知らぬまま真相に近付こうとする。
犯行を計画し実行した大人にもそれぞれの事情と苦悩があっただろうが、巻き込まれた子どものその後の人生は明るいものとなるか?

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紙の本

再読して完読できた

2020/11/08 16:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

4年前にハードカバーで買ったが、途中までしか読めずに置いておいた。それを、映画が好評なのを機に再読。
一気に読めた。
「グリコ・森永事件」は、小学生の頃の話で、「キツネ目の男」が印象に残り、正直、大人になっても思い出すと不気味な思いがしていた。
その事件を、「事実」と言える部分はそれに忠実に抑えて描かれている。テープレコーダーの声の主の3人の子供たちの胸の内を想うと切なくなる。
ただ、登場人物の店の様子(ラーメン店とか喫茶店)の描写が妙に細かく、そういうところに「何かカギがあるかも」とおもってしまったために、4年前は途中で読むのをやめてしまったのだろう。
もう少し、薄い本にできたのではないか、と思う。

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紙の本

子供の声

2020/08/09 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ボワイエ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の声を想像しながらとても切ない心境になりながらもいっきに読んだ。「未来」という聞き慣れた言葉がとても深く心に響いた。この作品に出会えたことに感謝。

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紙の本

罪の声

2020/06/30 11:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くり - この投稿者のレビュー一覧を見る

一気に読みました。
久々に引き込まれる本でした。

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紙の本

2019/09/18 06:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

思わず引き込まれるような展開にあっという間に読み終えました。声というものは、人それぞれなんだなあと深く感じました。罪の意識のないままに、自分の声が悪い事に使われていたらと思うと恐ろしくなりました。

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電子書籍

子供

2018/12/04 06:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件に関わることになってしまった子どもたち。読んでよかったなと思います。ミステリー要素が、よかったですね。

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電子書籍

期待値が高かったのか、、、

2018/11/21 13:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る

評価が高かったので購入。事件についてはリアルタイムで知っていた世代の方がワクワクして読めるのかもしれませんが、特にこの事件に思い入れがあるわけでもなく、普通の小説として読むと、後半はご都合主義が多く、ミステリーとしては楽しめなかったです。前半はリアリティがあり、記者はこの様に取材を進めていくのかと面白く感じる部分もありましたが、宮部みゆきさんや桐野夏生さんに比べると重みが少なくて、私はもの足りなく感じました。

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紙の本

ドキドキした

2018/10/23 12:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:男児の母 - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件を追っている前半は、すごく面白い。
真相がわかってくる後半は、悲しい。
父が、社内販売で購入した森永お菓子詰め合わせセットを何個も買って帰って来た当時を思い出しました。

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電子書籍

罪の声

2018/05/31 07:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの通り、グリコ・森永事件で使われた子供の声が録音されたテープから話は進んでいく。取材を重ねる主人公の姿に思わず引き込まれるように読んでしまった。
ずいぶん前になる事件だが、その社会に与える影響は小さくなかったので印象に残っている。そういう意味でも、読みごたえのある一冊だった。

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電子書籍

不思議と懐かしさを感じた

2018/02/28 07:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しいゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

出だしの流れは緩やかに感じ、食いつくように読むまでには至らなかった。
過去の事件の作者目線の解説のノリなのかな、と思いながら、正直期待と異なっていた内容か...と感じていた。
しかし、読み進めていくにしたがい、過去の事件を題材にはして、我々が知るよしもない、実行者側の動機や思いを独自の展開で披露してくれたので、中盤から後半にかけては、一挙に読むことができた。
主人公だけでなく、登場人物の一人である実行者の家族が結局は主人公ではないかと思うほど、一人一人の思いが伝わる丁寧な内容に感心した。
さすがの秀作であった。

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電子書籍

はらはらドキドキ、苦しいなあ!

2018/01/15 15:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジューン - この投稿者のレビュー一覧を見る

苦しいなあ!は、読みごたえのありるときの言葉です。当事者と記者の視点で入れ替わっていきます。はらはらドキドキの展開で引き込まれます。

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電子書籍

謎が解ける?

2017/12/30 00:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モンタワ - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔の事件の謎がどう解けるのか、最後まで読んでいないが楽しみ。

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電子書籍

久々に読み続けてしまいました

2017/12/10 20:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やっすー - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼少期にあった現実の事件と、この小説の内容、そして今。時代の変遷とその背景に埋もれているかもしれない事象。改めて、過去、そして今、これから、を考えつつ、世界にひきこまれていきました。

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紙の本

よくぞ調べました

2017/09/24 18:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の塩田さんは私とちょうど10歳ちがい(私の方が10上です)、私が中学阿世の時の出来事なので、まあまあしっかりと覚えているのですが、塩田さんはかなり小さかった事になりますよね。どこまでが史実か。。。
正直言うと「続編」を期待してます。。。

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電子書籍

重い。しかも面白い。

2017/09/15 23:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る

不本意ながら特集の取材に駆り出された阿久津。
京都の二代目テーラーの曽根。
同世代の二人が交錯するのは、偶然か、運命か。

小さな欠片が重なり繋がって、影さえもなかったものが、ぼんやりとした形になり、次第に確信になっていく。
時の流れによる風化は記憶を曖昧なものにし、阿久津が真実を掴むのを困難にするが、一方で心の壁を低くし、枷を外しもする。
年月を経たからこそ明らかになることもあるのだと知った。

速度を増していく展開に、中盤からは一気に読み終えた。
リアルタイムでこの小説のモデルとなった事件を知っている世代であるためか、ノンフィクションを読んでるような錯覚にとらわれ、ああ、小説だったと何度思い直したことか。

本当に面白い。

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