Papa told me【期間限定無料】 1

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ペンギン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

子供扱いされるより、お父さんの共同生活者になりたいと思っている知世ちゃんは、小学生でも立派な大人。自由で創造的な父子家庭を目指して、親戚や近所の人がもたらす世間の圧力にも屈さず自分たちの世界を守っている姿がなんだかうらやましい。ちょっと変わった家庭環境にある人だって、幸せな生活ができると私を励ましてくれる作品です。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：nya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

私自身が主人公の知世ちゃんに似た環境でした。
サラリーマンの父との二人暮らし。（母は他界）
こんなにおしゃれな毎日でもないし、父は身長は180あったけど、もう髪が危なくなってたなーなんて、少し置き換えながら読みました。

父は亡くなった母が大好き、私は父から母との思い出でよく聞いて育ち、父が大好き。
知世ちゃんが思わず他の子に嫉妬したりする気持ちが痛いくらいわかりました。

自分の幼い頃の懐かしい思い出を振り返るような気持ちで読みました。
まだ続いているこの本が大好きです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：カンカン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

詩的なモノローグや英国エッセンスのちりばめられた知世ちゃんのファッション・ライフスタイル、父・信吉さんの亡き妻とのドラマなど、楽しみどころがたくさんの物語ですが、注目すべきは、マイノリティへのまなざし。主人公親子も、父子家庭という環境に対する世間の偏見や風当たりに度々直面しながら、しなやかにそれを回避し、自分たちのゆるがない価値観でで幸せへと向かっていきます。シリーズを通してお話のゲストキャラクターたちは、LGBTQや、現実社会になじめないタイプの人など、さまざまな立場のマイノリティが登場し、その悩みや傷と、希望ある結末が繊細に描かれています。多様性の時代にあらためて読まれるべき名作と思います。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：せつび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生の頃ですが、その時は知世ちゃんの格好等がお洒落でそれみたさに集めていたのですが、今読み返すと色々な事に気づかされる作品です。

知世ちゃんがとても大人びていて、周囲の大人と対等に渡り合えるところが好きです。
担任の先生との対立にはヒヤヒヤしましたが…(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Tomyy　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

働いている大人の女性そして働いていた女性に
疲れた時、矛盾を感じている時、善意を感じたくなる時　そんな時にアリスの世界へ連れて行ってくれる大人のまどろみです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：どらやき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなお話があったなーと、ふとした瞬間に思い出す、珠玉の名作です。　娘の知世ちゃんの洋服は、古さを感じさせず、色んな髪型のバリエーションが彼女に似合っていて、とてもキュートです。　これからも大事に一話ずつ、読んでいきたいです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：qima　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

聞いていましたが、今までなんとなく１巻で止まっていました。でも、今回、２巻以上を読んで、ようやくすばらしい作品だと気づきました。おそすぎです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：山猫　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

父子家庭の小学生・知世は、お父さんが大好きである。作家でハンサムでやさしい。こんなお父さんなら、誰でも好きになるかも。
知世の日常生活が描かれている。毎日、とても楽しそうだ。色々な問題も起こるのだが、知世は明るく前向きに頑張っている。少し、考え方を替えれば私にも楽しい毎日が待っているかもしれないと思わせてくれる。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ＩＳＨ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この先生のマンガ、シンプルな絵柄とか、かわいいお洋服とか、そんな所がツボで読んだりするけれど、大人になって読むと苦い。
まかり通るアホウ。
大勢で踊るアホウ。
死んだように生きて行く常識。
なんでもおまかせ人のせい自己中。
良い人印がついているけど愚鈍に過ぎて迷惑。
描かれるのはあふれかえるそんな色々に叩き潰されないステキな人々。
事情が深刻でもない限りむやみにウツウツイライラしない人達なので気分がいいです。
…ただ、あふれかえってるということは、大抵の人間にはたまに耳が痛いはず。
描いている人だって一応人間なんだから一つくらい穴があってもいいはずだ。
んーと、『イヤになるアホウのためにも世界は存在しているようです。控え目に叩き潰して』とか？
それでもおいしいビターチョコという感じで。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：いけぼん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

子供だけとカッコいい。可愛いとこがあって。ずーっと読んでられます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：とりのひよこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ステキな父子関係のほんわかストーリー。
お星さまになった母親ですが、父親が物書きで自宅に居るって設定がいいですね。
親戚のおじゃまもいい味です。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：徹志　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「こんな娘を持てば，父親冥利に尽きるだろうなぁ」という，余りに気恥ずかしい感想が，この漫画を読んで思った事だった。突き放して読めば，「こんなできた娘はいねーよ」「こんな父親もいねーよ」とも思うが，読んでいる最中は気にならなかった。
　作家で格好良く，娘への愛情タップリの父親・信吉。子供とは思えないほどしっかりしていて，でもやっぱり子供らしい素直な感情表現のできる娘・知世。いかにも……な設定なのだが，ふたりの作り出す独特の空間は，温もりがある。知世のレンズを通して日常の些細な情景が豊かなものに描かれ，そしてそれを精一杯やりとりする父娘の姿は微笑ましい。子供に限らず大人でも，他人の評価を抜きにしては生きられないのが人間社会だが，知世の評価の基準は「おとうさん」だけ。おとうさんにとっての良い娘でありたい，おとうさんにだけは分かってほしい，という想い。幼い時点での子供にとって，親という存在ほど絶対的なものはないのだなぁ，と妙に納得した。
　‘子供らしさ’と‘分別’の間を揺れ動く知世の姿も，‘感情の発露’と‘理性による抑制’と捉えれば，大人としても楽しめるテーマに思えた。それは，生真面目に描くと重ったるいものだが，この漫画独特の雰囲気でやられると結構すんなりと心に入ってくるのだ。些細な事で落ち込んだり，変に気負い過ぎている周囲の大人が，知世の行動によって自然体になっている。読みながら「現実世界はそんなに単純じゃないよ」と思っていても，元気が湧いてくる。どこか不思議な読後感のある漫画だ。
　今度，テレビドラマ化されるそうだが，原作の雰囲気をどれだけ再現できるか楽しみにしたい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：せつび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

が毎回お洒落で可愛いです
1巻は唯一の百合子ちゃんのメガネファッションがあるのである意味レアだと思います

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：nico　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

他のありがちな一人親とか男やもめの父子家庭を題材にした漫画とは一線を画す作品だなと思います。
それぞれの登場人物が受ける、他人の何気ない言葉の、悪意のない一言がこんなにも心を刺すというか、ダメージを負うのかという部分をさらりと描いているのがすごいと思います。
令和になった昨今では、「生きづらさ」を根底に置いたような、多様性を重視した題材が多くなってきましたが、この作品の時代からそのズレだったりをさらりと描いているのがすっと先見的でもあり、普遍的なことなのかもとも思えました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：gonta　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

知世ちゃんと小説家のおとうさんは素敵なマンションで二人暮らし。
都会の真ん中で親子二人タフにおしゃれに楽しく生活している日常と、ときどきロマンティックな非日常が入り混じっていて楽しい。