電子書籍
映画はほぼわからないけど
2019/05/29 17:45
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投稿者:ゆきも - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽椅子探偵といえばクールな偏屈、というイメージがありますし、探偵役であるカレイドくんもその印象でしたが、読み進めると案外人間的なのが印象的でした。
映画はニューシネマパラダイスくらいしか解らず。映画を観てから出直してこい!という感じでした。面白いのですが私の下地が足りなかった!
電子書籍
映画の知識で
2019/03/10 11:30
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
解決というのが映画好きにはたまらない。だけど、クラッシック映画からヒントが生まれてくる場合、ちょっと自分には知識不足かもしれない。クラッシック映画でも、図書館やレンタルで視聴可能なものからの引用であってほしいな。
紙の本
引きこもり探偵
2019/01/19 17:59
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画オタクで引きこもりの大学生が友人知人の情報だけで事件の真相を明かしていきます。
引きこもりは白髪美青年の天才型。
最初は軽めの事件(と言っても殺人ですけど)から始まりますが、徐々にグロ系へ。
紙の本
趣向はおもしろいけれど
2017/03/18 19:23
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪学の絶対城先輩の時にもおこった現象だけれど、
知識人の性格が好みではない。
絶対城先輩ほどの拒否感は出なかったので
もし続編があれば買うかもしれないけれど、
映画トリビアがこの巻より薄まりそうならもう読まないだろうな。
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★第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作
【「終幕だ――。傑作だったな」 華麗なる謎解きの名画座へ、ようこそ】
「休学中の秀才・嗄井戸高久(かれいどたかひさ)を大学に連れ戻せ」。
留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎(なおさき)は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく……。そんななか起こった映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者……。ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ――。
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嗄井戸がカワイイ。ヒロイン(男)感がある。
映画の蘊蓄を交えながら、ほのぼのな雰囲気で進んでいて楽しめた。
と思ったら、最後の話が急に重くエグくなって悪い意味で裏切られた。
帯にサクッと読めると書いてあったので余計に雰囲気の転換についていけなかった。
(重くないと勘違いした自分も自分だが)
最後の話、展開自体は緊迫感+ピンチにヒーローがって感じの王道で面白かった。
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何このニヤニヤ感(笑)。
主人公の友達、可愛すぎるでしょ。面倒くさくもあるけど(笑)。
とんでもない過去を持って引きこもりになった超金持ちかつ天才の友達と冴えないけど友達思いな2人の男子大学生(?)のなんともニヤニヤな友情ストーリー。
青春だね~。
現代語な感じで終始進むから、読みやすいです。
男子の方が、こういうとこ、なんていうかつるみきるというかうさぎちゃんというかべったりなとこあるよねーって、ふと思う作品でした。
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映画好きの小説読みは必読かもしれない。は大袈裟だが、映画マニアのホームズ役と素人のワトソン役が繰り広げるアームチェア・ディテクティブものとして大変面白い。扱う映画も、名作からマニア向けまで様々で、作者の映画への造詣が伺える。
電撃大賞受賞作、すなわち新人作家さんで、ちょっと設定の辻褄が合わないところが散見されたし、心理描写の推移にテイストが揃っていない感もあるが、物語の組み立てとストーリーラインの流し方は中々見事で、キャラ立ても良い。続編があるなら読みたいと思わせる作品だった。
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映画オタクで天才で引きこもりの白髪美形大学生と、そんな彼を大学に投稿させるべく任務を帯びた大学生の青春ミステリー。軽妙なストーリーが楽しく乗って来たところで何やらスプラッターな方向に行きかけハラハラしましたが、意外やちょっと感動的友情のスパイスの効いた仕上げとなっていて、今後この二人がどのような友人関係を築いて行くのか楽しみです。
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たぶん間違いなく今年一番のお気に入り。
映画には造詣が深くない私ですが、この作品を読むと映画を観てみたくなります。
作中の溢れんばかりの映画愛とモラトリアムの危うさと、炎上(物理)。そして、語り部である奈緒崎くんのどこか不安を覚える倫理観と、探偵役の嗄井戸くんの可愛さと危なっかしさ、二人を母のように深く優しい心で見守るヒロイン束ちゃん。
癖になる魅力が網羅された一作です。
ある意味ドラッグ的な中毒性を秘めていて、読む前の自分にはもう戻れないな、と思える快感が、また素敵。
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ご献本いただきました。ありがとうございます。『ビブリア古書堂』の三上延さんが推薦なさっているのは、ビブリアの映画版を意識されてのことなのでしょうか。『ニュー・シネマ・パラダイス』『セブン』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』など、そこまで映画に詳しくない私も見たことのある作品が扱われていたので、探偵嗄井戸(かれいど)の蘊蓄に辟易することも、無知な読者が行かれた感もなく読めました。
嗄井戸ホームズ・奈良崎ワトソンのコンビシリーズで続くのかと思っていました。が、クライマックスで一気にえらいことになってしまって、謎が明らかになり・・・これで、ジ・エンドなのかな?続きが読みたいです。嗄井戸の蘊蓄もっと( *´艸`)
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面白かったです。
映画を題材にしたミステリー。
休学中の秀才、嗄井戸が名探偵。
留年の奈緒崎、美少女 束が絡み合いながら事件に巻き込まれる解き明かしていく。
嗄井戸がなぜ引きこもることになったのかの語りあたりからグイグイと物語に引き込まれた。
映画と現実のどちらが起点となり人を巻き込んでいっているのか。
YouTubeやSNSで誰もが演出家になれてしまう恐怖を感じながら読み終えた。
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ビブリアを読み終えた流れで手に取った一冊。
サクサク読めて楽しかった。
ビブリアの時もそうだったけど、元ネタの映画を辿りたくなってしまった♪
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【収録作品】 逢縁奇縁のパラダイス座-ニュー・シネマ・パラダイス-/断崖絶壁の劇場演説-独裁者-/不可能密室の幽霊少女-ブレア・ウィッチ・プロジェクト-/一期一会のカーテンコール-セブン-
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面白かった!
嗄井戸と奈緒崎のコンビは、売り言葉に買い言葉でよく怒ったりキャンキャン喧嘩したりするし、奈緒崎がちょっと配慮にかける部分が多かったりするけどいいコンビだなあと思った。
今後も二人がどうなっていくのか気になる。
事件は三話まではほのぼのとしたというか結構ライトで笑える場面もあったりだったけど、四話が
かなり…きついものが…。
ラストのしめかたは爽やかだし好きだけど、嗄井戸の過去や犯人のやりくちが三話までとはガラッと変わって衝撃的。
私はミステリ好きだけど最近いろいろとミステリについて考えこむことがちょうどあって、この四話を読んでまたミステリを楽しむってことになんだか罪悪感のようなものが…。
それでもやっぱりこの本は面白かったんだよなあ。