プリニウス 6巻
大噴火に見舞われたものの、何とかアフリカに上陸した一行。そこで出会うもの全てに好奇心を刺激されるプリニウスの心は穏やか。当地の総督ウェスパシアヌスと旧交を温めたのち、一行...
プリニウス 6巻
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商品説明
大噴火に見舞われたものの、何とかアフリカに上陸した一行。そこで出会うもの全てに好奇心を刺激されるプリニウスの心は穏やか。当地の総督ウェスパシアヌスと旧交を温めたのち、一行はラクダに乗って砂漠を旅する。一方の帝都ローマ。皇帝ネロは倦怠の日々のなか、心は荒むばかり。「君側の奸」ティゲリヌス、王妃ポッパエア、ユダヤの宝飾商、哲人セネカ……王宮には陰謀が渦巻き、それぞれの思惑が交錯する。波瀾の予兆にみちた第六巻!
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個性と地域性
2023/07/27 02:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る
プリニウスやフェリクスのようなローマの人間、シキリア生まれのエウクレス、そして船旅で出会った男の子はフェニキア?娼館にいた短髪のプラウティナはブリタニアといろんな地域から登場してくる人々。人々の扱われ方の違いでローマが全ての中心だったと分かります。
プラウティナが登場した事に少し安堵しましたが、ネロとの関係に不穏な空気を感じて今後の展開が気になります。
アフリカの旅
2021/06/17 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても高度な文明が発達していたローマ。でも、辺境に対する無知や異郷扱いは、中国と似ていて笑えます。なんて楽しい旅。
カルタゴの軍港、キャベツ畑と砂漠
2020/04/29 17:30
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
プリニウス一行はついにアフリカ大陸へ。
表紙にもなったカルタゴの軍港とウェスパシアヌスのキャベツ畑の描写に目を奪われる。
また、ウェスパシアヌスの台詞『何も戦などせずに互いの文明を認め合っていけばいいだけの気もするが・・・それができないのが人間の弱点というものだろうな』は残念ながら何千年たっても変わらない人間の性を言い得ており、印象的な場面であった。
どうなる、プラウティナ
2017/12/09 13:56
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと登場したと思ったら精神のバランスが危ういネロの手に落ちたプラウティナが心配。
今回は名無しの男の子のエピソードが印象的でした。あの子はこの物語に、プリニウス一行にどんな影響を与えてくれるのか。
はるか昔のアフリカは、とてもとても不思議なところだったらしい
2017/12/07 15:09
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『プリニウス』も6巻になってしまいました。
冒頭からプリニウスの自然科学の考察と称する「生きた石」とか「キュウリにそっくりなものもいる」「ウミウサギ」などが画面をにぎわします。こういうものが登場すると、このマンガは実はこうしたものを描きたくて生みだされたのではないかと思えてしまいます。
そこからは、ネロをメインとしたローマの話とアフリカに向かうプリニウス一行の話が並行して描かれています。
ローマの権謀術数うずまく話も面白いですし、何より人間的弱さをみせるネロとその周囲の者たちのドロドロとした話も見逃せません。
一方のアフリカ旅行も、虚実ないまぜの風景はついつい魅入ってしまいますし、こちらの話をドンドン進めていってほしいとも思ってしまいます。
そして、最後はローマの大火災なんていう、著者らのいう「スペクタクルシーン」になっていくわけで、早く続きが読みたいものです。
まだまだどこへ話がいくのか、この先どうやってプリニウスとネロが絡み合っていくのかわかりませんが、つきあっていきたいものです。