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電子書籍

色悪作家と校正者の貞節

著者 著:菅野彰 , イラスト:麻々原絵里依

今日も今日とて行きつけの「鳥八(とりはち)」で酒を味わい、本の話と旨い肴に舌鼓をうつ大吾(だいご)と正祐(まさすけ)。――人気の時代小説作家とその校正者だった。思いがけず...

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色悪作家と校正者の貞節

税込 682 6pt

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色悪作家と校正者の貞節 (新書館ディアプラス文庫)

税込 682 6pt

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商品説明

今日も今日とて行きつけの「鳥八(とりはち)」で酒を味わい、本の話と旨い肴に舌鼓をうつ大吾(だいご)と正祐(まさすけ)。――人気の時代小説作家とその校正者だった。思いがけず恋に落ち、口喧嘩を繰り返しながらも誰よりも互いを理解し強く惹かれ合うようになった二人だったが、そんな彼らの前に宇宙人のような新人作家が現れる。しかもそいつは、正祐を専属に囲いたいと言い出して……!? 書き下ろし「色悪作家と校正者の弟」も収録!!

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

このシリーズ大好きです

2018/08/03 23:03

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

色悪作家と校正者の不貞の続編。
最近、BLを読んでいて明らかな日本語の間違いがあるのに気付く。
そもそもBLって校閲校正してるのかなと不審に思ったりもするのですが。
この話は題材からしてそこら辺はしっかりしていて不安感がありません。

今回出てきた当て馬、宙人と正祐の会話を読んで
17歳歳下の男性と付き合っていた友人が
とにかく会話をしながら一々確認しないと
言葉が通じないと言っていたのを思い出して笑ってしまった。
bLとしてももちろん面白いけれど、日本語や文学の勉強にもなります。

この巻は初めての恋に戸惑う正祐と見守る大吾という感じ。
菅野さんが書く少し昔気質な攻と面倒くさくもキュートな受が
昔から大好きです。
シリーズが長く続くことを願っていますが
ナンバリングしていただかないとわからなくなりそう。

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紙の本

良かった!

2018/07/11 02:15

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る

男性同士の恋愛ですが、同性愛に対する葛藤や社会の偏見に焦点を当てておらず、少女漫画のようなピュアな恋愛ものでした。

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紙の本

稚き

2022/01/28 05:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり
色悪作家と校正者のシリーズ2作目
(このジャンル本当にタイトルで順番わかりづらいのでなんとかして欲しい・・・
背表紙とか表紙でわかるようにして欲しいです)

本と文字と文学蘊蓄がふんだんにあって
その上に美味しいお酒と肴がちりばめられている作品が
私の嗜好にドストライクです。
そこに校正者の塔野正祐と作家の東堂大吾二人の恋模様が絡んでおります。

前作で正祐が文字の世界(および祖父の長い通夜)から
出てきたばかりだとはわかっていたのですが
これほどまで稚きとは!!!
初々しいというよりは作者さんが使う稚きって言う方がぴったりです。
なのに性描写だけはやけに直裁な物言いとか
大吾同様「燃えたらいいのか萎えたらいいのか」って感じです。
(俺様気質の大吾ですが・・・ちょっと気の毒にも思ってしまいました)
スケジュールを抱きしめる正祐にきゅんとしました。

不思議君の作家の伊集院宙人
年上美人女史の校正者慶本さん(素敵!)
稚き正祐の心が千々に乱れる様にちょっと呆然としながら読む感じです。
(それを理不尽と思う理不尽さが恋なのだよって思わず呟いてみたり)
常識人の篠田さんの存在や
いつも美味しいお酒と肴を提供してくれる百田さんの存在も
とても心地よい存在です。

書き下ろしの弟との話も良かったです。
光希の心持ちと正祐の関係も。
「高瀬舟」にも。
実は話とは別に「お勝手」って言葉にすごいツボつかれてしまいました。

後書きにあったとおりのように
正祐のイヤイヤ期とか反抗期とかどうなるのかとても怖い感じです。

【余談(こんなことを書きたくなる作品ということで)】
私にとって小林多喜二はその最後と「蟹工船」が一緒に自分に入ってきて
かなりトラウマになった作家。
私がプロレタリア文学から一歩引き気味になった原因でもあります。
なので大吾の一番好きな小説が小林多喜二の作品だと知ってちょっと動揺しました。
ちなみにどうでも良いことですが私の一番好きな小説は
「一番はこれから読む(古今東西の作品を問わず)本の中にある」というのが
子供の頃からの持論です。(暫定はある)

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電子書籍

シリーズ 2作目

2020/12/23 17:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『色悪作家と校正者の不貞』の続編
前作で登場する本は大抵読んだことがあったが、今回は知らない本が多くその度に調べていると読書が進まないという弊害がw
相変わらず校正者との話は面白い
一般人では思いつかない発想(話の飛び方)で、その発想を順に紐解くとなるほどとなりその展開が面白く笑いがこみ上げる

弟との関係も微笑ましく、もっと含むものがあるのかと思っていたから明るい話で安心した

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電子書籍

2巻

2020/10/30 17:05

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

宙人が出て来て絶対ライバルやとおもったんですが当て馬でした笑
いやライバルなんですが、正すけが、大吾のことを唯一愛してるので同じ土俵では無かったですね。

弟が出て来る話も最後あるんですが、好きです。

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紙の本

内面

2019/02/06 11:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

二人の文学談義がそのまま互いの内面を映し出していて興味深い。作品への捉えかたのやり取りからエロスがにじみ出ているのが二人らしい。
文学を愛する正祐に本のソムリエのセンスが皆無な事実が笑える。弟君、お気の毒(笑)

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2018/12/24 19:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/09/27 22:00

投稿元:ブクログ

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