野心のすすめ
著者 林真理子
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった...
野心のすすめ
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商品説明
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。全敗した就職試験、どん底時代を経ての鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
目次
- はじめに
- 第一章 野心が足りない
- 第二章 野心のモチベーション
- 第三章 野心の履歴書
- 第四章 野心と女の一生
- 第五章 野心の幸福論
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書店員レビュー
一生、低め安定でいいの?…
文教堂 二子玉川店さん
一生、低め安定でいいの? と問いかける本書は直木賞作家の林真理子さんが常に自分の将来を見据えて挑戦し続けることの大切さを自身の半生を交えて説いた面白く可笑しくも結構深い人生論です。
華やかに人生を謳歌していると思われがちな著者が、学生時代いじめにあっていたことや、就職活動で40社以上の会社に落とされた話など決して平たんではない過去があったからこそ語れる野心をもつとはどういうことかが書かれています。
・やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。
・自分が何も努力せずに誰かが引き上げてくれるなんてことはありえない。
・人に否定されたら悔しい気持ちをパワーに変えていきましょう。
など、心に響く言葉ばかり・・・
女性に圧倒的支持のある林真理子さんですが、本書は今まで著者のエッセイや小説を読んだことがない、男性や若い方にも是非、読んで頂きたい1冊です。
著者の熱いメッセージに色々と考えさせられました・・・
(評者:文教堂書店二子玉川店 文庫、新書担当 秋庭千保)
さ、今からまたひと頑張り
2013/07/04 16:17
8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:女医ナー - この投稿者のレビュー一覧を見る
やる気がむんず、と湧いてきました 腐りかけている人は読むべし
人生前向きになれます。
2015/08/30 19:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少しばかりの中国古典や自己啓発本を学び、“欲”を減らすことに傾倒してたのですが
どうも私は出家するわけでもなく、この娑婆で生きていく。
そうすると、やっぱり生きていく上で“欲”も必要じゃないのか?と、思いを巡らしている時にこの本を見つけました。
インパクトのあるタイトルとテレビで観る林真理子さんのイメージ・・・
読んでみると、意外にもごもっともな事しか書かれていなかったので、拍子抜けしたのですが・・・
ところが、とても面白いです!!!
自己啓発本が一冊で収まらなくて困っている(困っていない方にも)方にオススメです。
ぜひ、蔵書の一冊にしてください。
流石
2017/01/30 17:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
流石、林さんです。自慢満載ですが、それ以上に努力しているのに頭にがさがります。為になったかと言うと疑問ですが。
ハングリーな気を値を持つってこと
2013/10/01 12:38
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:juhi - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢をみることは誰でもするんだけど、夢に向かって常に努力し続けるってことは、本当に難しいよね。それを体現し、尚且つ夢をグレードアップし続ける林真理子さんの生き方には、日々の生活の中で、流されてしまいがちになる大人達にも、そして今から夢に向かって羽ばたこうとしている若い世代の人たちにも、もっと言うと、現在夢を探している人たちにも、ヒントを与えてくれるような気がします。
表紙買い
2017/03/05 17:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すぱこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容よりもこのインパクトのある写真が。
ためになることも書いてあります。
若者へのエール
2013/05/12 17:48
36人中、34人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、20代・30代の女性向け自伝的自己啓発本です。
やや自慢話が多い本ですが、草食系男子なるものがちやほやされるヤワな時代に喝を入れるには、この程度のアクの強さが必要ということでしょうか。昔、私も野心家の課長に仕えたことがあります。彼を良く言う人は皆無というくらい嫌な上司でした。ただ、今では専務になっていますので、女性に限らず、男性も野心というエネルギーは重要です(私自身は、関心ありませんが…)。
閉塞感で押し潰されそうな時代ですが、本書を読んで、20代・30代の女性(男性も)は高い目標(≒野心)を掲げ、自信をもって飛躍してほしいと思いました。
本論からは外れますが、イチロー選手には「スランプこそ絶好調」という名言(?)があります。林氏も本書の中で、自分がスランプに陥った10年間を振り返り、「いちばん胸を張れる期間」と書いています(116ページ)。一流の境地に至った人だからこそ、言えるセリフなのでしょう。妙に感心しました。
ところで、私の妻の知人(某都銀の女性支店長)の話によると、最近の若い女性行員は服装が地味なので、着飾るように発破をかけても、地味なままとのこと。将来の漠然たる不安のため、消費することに罪悪感を抱くほど委縮しているということらしいです。
本書の中で、林氏も「一生ユニクロを着て、松屋で食べればオッケーじゃん」という生き方を痛烈に批判しています(37ページ)。ただ、こうした価値観の変化は、あの異常なバブルに酔い踊った林氏を含めた我々世代の後遺症であることを踏まえると、野心の有無だけでは決して解決しない根が深い問題だと思います。
期待せず購入
2013/07/16 13:53
8人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:niko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハヤシ先生に印税など…と日々思っております。が、このエッセイは地元図書館で200人以上順番待ちをしており、800円弱ですし購入しようと思います。Amazon等のレビューで、バブル景気の頃を彷彿とさせる自慢が多いと酷評されていましたが、これがハヤシ先生ですし。ハヤシ先生から自慢とダイエットを取ったら何も残らないのでは?
運も実力?
2016/02/18 03:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンプレックスを原動力にのし上がる。成功者は皆そうだ。しかし、成功したから言えるのであり、運やらタイミングやら、コネクションやらも大きな要素を占める。「ルンルン」が、たまたま日の目をみたから、―それこそ運であり、勿論運も実力のうちとは言うけれど、文壇の大御所にまでなったのは、運の占める要素が大きいのでは?つまり筆力は、ほとんど買っていないのだ。
野心と努力の両輪
2024/07/06 22:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
転職活動中にお薦めがあって読んだ。
自伝風の文で、野心と努力の両輪で、行動を促す内容。
お金やよい結婚への意欲がなかった社会人になりたての自分が読んだら違う感想になったと思うが、人生で重視するものが自分の中で変わり、努力と野心を持って目指す方向性が著者の思う成功に以前より近くなった状態なので、目指す結果に向けた行動を続けないと叶うわけがないし、人は人と思って自分に集中しないといけないのだと思わされた。
仕事に捧げて一人で定年を迎える女性たちの寂しそうな様子から結婚をお薦めする部分は、いまの自分には率直で背中を押してくれる意見だと感じた。
”高望み”で人生は変わる...って、望む方向が時代的に違う気がする。
2020/08/18 15:18
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い知人に「バブルってどんな時代だったんですか?」と、聞かれて、うまく答えられなかった。右肩さがりしか体験したことの無い世代の人で、どんどん良くなってゆくってどんな感じなのか知りたかったみたい。
バブルの時代がいやでいやで、ほぼ忌み嫌っていたもんで、深く考えたことがなかったのだが、この作家ならと思って、本書に手を出した。
林真理子氏のデビューは、1982年で、まだバブル時代とは言いがたいけど、私にとっては、彼女は、バブル時代を象徴するひとり。で、読んで、蘇るものがあり、やっぱり辟易としました(苦笑)。
あっ、林真理子さん自身がどうとかいう意味ではありません。
野心というほど大それたものではないが・・・
2015/08/29 21:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T.H. - この投稿者のレビュー一覧を見る
林真理子さんは野心を持って生きてこられたというが、今野心を持とうにもどう食いつなぐかに必死の若者も多かろう。昭和世代の人間には、多少ともそんな気概のある人間、気概を持てる時期もあったかもしれない。何かしてやろう、なんてな山っ気は私にもまだある。