余命10年
著者 著者:小坂 流加
第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞受賞作20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる...
余命10年
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商品説明
第6回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門 大賞受賞作
20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。涙よりせつないラブストーリー。
カバーイラスト・loundraw
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電車で読まないほうがいい笑
2021/06/17 19:40
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しの - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくあるお涙頂戴的な内容だろうと軽い気持ちで読み始めたら、何かと考えさせられる内容で、止まらずに一気に読了してしまった。
普通に過ごせている毎日がいかに幸せなことか、気づかされた。
後半は涙が止まらず、電車でポロポロ泣きながら読んでいたので周りから変な目で見られてしまった笑
あまりにも切ない。でも、まつりの強さ、弱さ、生きざまに胸を打たれた。
映画化するみたいだけど、それを想像するだけであかん、泣く。
泣いた
2018/06/09 17:27
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る
友達に勧められて読みました。生きるって何だろうって考えさせられました。最後の終わりが主人公の茉莉はこれで本当に良かったのかともやもやする感じで読んだ後はしばらく頭から離れませんでした。おススメです。
生きる大切さを感じました!
2020/12/21 13:59
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもリアルで余命10年を宣告された茉莉の心情が見事に表現されていました。死を恐れなかった茉莉が早苗や和人らと触れ合ううちに大切に想うものが出来、死が怖くなる。それを自ら断ち切って死の準備をする茉莉の姿には胸が詰まる思いでした。明るく生きようと努めても、不条理な事実を前にして心境が不安定になり、周りに迷惑をかけてしまう茉莉の葛藤は、助けてあげられないもどかしさを感じました。生きることの大切さを考えさせられた素晴らしい物語でした。
泣ける
2022/02/20 07:54
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく、和人がカッコイイ。
和人みたいな人と出会いたい
生き方について考えさせられた
2022/09/09 19:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rin - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィクションだけどすごくリアリティがあって感動します。私はこの本を読んだのは5年前で、プロフィールとか見てなかったので、最後にもしやと思いプロフィールを見て涙を流しました。作者のプロフィールを見るとまつりの人生は小坂さんの理想と現実が混ざった姿で全てをまつりに託したのではないかと思うほどでした。映画化されると知って、作者じゃないのに嬉しかったです。それくらいこの本がたくさんの人に読まれるといいなと思ってます。とても感動されられる、そして自分の人生について考えされられる作品だなと思いました。
【自分の人生が残り僅かなら、あなたは何をしますか?】
2023/01/19 17:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
数万人に一人の不治の病に冒された茉莉は、その残された時間を使って精一杯生き抜く物語。
大抵の人は自分の人生がまだまだ続く物だと錯覚する。
もし人生にタイムリミットがあるなら、何がしたいだろうか?
茉莉は大病を患って、今まで好きだった絵を描く事に没頭していく。
心から楽しい事で心を和ませるが、本当の死の恐怖は誤魔化せない。
それでも、周りを心配させないよう笑顔で振る舞う茉莉。
大切な物が増える程、死ぬのは怖くなる。
だからこそ、生きた証を残す為に精一杯に足掻くのだろう。
切ないです
2018/08/17 16:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
茉莉さんの強さに完敗です。自分が余命宣告されたらこんなに強く生きて行けないと思います。
切なさと家族思いが感じられてちょぴり泣けます。
余命
2022/02/24 13:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただただ悲しい悲恋物語ではなく、しっかり生きて行こう。と思わせてくれる、強く前向きになれる優しい話でした。
後半はハンカチが手放せませんでしたが、読み終えた後は、
しっかりしなきゃ!一日一日を大切に生きよう!と言う
前に進む気持ちや、誰かを思う優しい気持ちになりました。
小坂流加さん、ありがとう。
つらすぎ
2025/01/16 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
20歳で不治の病に侵され余命10年を宣告される。その後様々なことを諦めて生きていたが10年振りに参加した中学の同窓会で再会した同級生のお陰で人生に楽しみを見出していく。葛藤しながらも同級生と交際を始めるが次第に病気が重くなり自ら別れを告げる。著者自身の病気を題材に書かれたフィクションですが、結末がわかっているだけに幸せな時の描写も辛いです。
泣いた
2022/10/23 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が余命を宣告されたらどう生きるだろうか、と考えさせられました。10年と言っても、10年間ピンピンして生きられるわけじゃないし、病気や死と向き合いながら、なおかつ周りの人達との関係も考えながら生きるのは、かなり辛そう。
泣いた
2022/09/28 07:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見る前に原作が読みたくて購入しました。
買って正解でした。
10年は長いのか
2023/10/27 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
知人に「あと一〇年の命と言われたら?」といきなり尋ねられて。その時はこの本の存在を知らなかったので、単純な答え方をしてしまいました。でも、これを読んだ後で、日々を大切にしようと決心しました。特にお若い方、読んでください。
買うほどではない
2022/04/22 11:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:昭和を生きた男の書籍感想 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛をしていない私に関しては、面白味がわからなかった。
オタクの時の場面が長く、半分くらい読んでから、恋愛が始まっていた。
なぜ総合評価4.2??
2021/09/10 20:46
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:D - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に強く勧められたので仕方なく最後まで読みましたがそうじゃなかったら1章でやめていたと思います。全体的に浅く、ヘンに詩的で白々しい表現描写や流れの掴めない場面展開はとても読めたものではありませんでした。ですが、死の直前の心情や身体の描写だけは妙にリアルで(おそらく筆者が実際に経験したからでしょう)、アンバランスだなと。文章が拙く正直読んでいて怒りすら覚えます、読者家の人にはおすすめ出来ません。