くるぶしに秘密の鎖 くちびるに銀の弾丸2

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

続編にありがちな元彼編でした。
くっついた後での横恋慕ものってなんだかドキドキというよりイライラしてしまうかも…。
ハッピーエンドになるのはわかってても、自分の恋人の過去の恋バナは知りたくないかな…

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投稿者：黄龍　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

業界トップのゲームディレクター・水嶋が手掛けるヒット作の第2弾が製作決定!!ところが新たに製作チームに加わった作曲家は、水嶋の元カレだった―!?元カレの当て馬きゃらが出て来て、仕事やプライベートでの気持ちのすれ違いの壁にぶち当たるけど、不誠実な澤村が包容力のある良いオトナの男に化けた。

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投稿者：hamushi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「くちびるに銀の弾丸」の続編にあたる作品。
　中堅ゲームメーカーでヒット作品のディレクターを勤める水嶋と、広報担当の澤村が、ゲーム制作に没頭しながらお互いの人生に深く根を下ろして関わっていくお話。恋愛の初期の初々しい盛り上がりは、すでに前作ですませてしまっていて、この続編では、恋愛成立後、たとえて言うなら結婚生活をいかに最善の形で軌道に乗せていくかについて、お互いに苦悩しながら模索していく様子について語られています。
　前作は、主人公の澤村の身勝手な思考が鼻について、あまり好きになれなかったのですが、本作の澤村は、かつての自分の不誠実さのツケをきっちり払いながら、実質的に水嶋を支えるパートナーとなっていく過程が描かれていて、好感が持てました。
　恋愛関係に極度に臆病で、なかなか本心を語ろうとせず、ともすると守りに入りがちの水嶋に対して苛立ちながらも、かけがえのない相手として大切にしていくにはどうしたらいいかを、未熟なりに考えていこうとする澤村は、かつて、それこそゲーム感覚で女性を大量にひっかけては、その数を競うようにして食い散らかしていた遊び人時代には想像もつかなかったような誠実さと、将来を見据えた真剣さを発揮して、半ば力業で二人の関係を確固たるものに築き上げていきます。

　ちゃらんぽらんで節操のない人間の、恋愛を契機にしての極端な変貌というのは、わりとよくある展開なのかもしれませんが、この作品の澤村の場合、内面の変化が納得のいく形で語られている上に、もともとそういう真摯な人間性を裏側に持っていたらしいことも示唆されているので、無理な感じがせず、読んでいて爽快感がありました。

　けれどもそうなると、彼の恋愛不能の遊び人時代というのは、何だったのかという気もするのですが、もしかしたら、彼は本当は女性があまり好きではなかったのかもしれないなと思いました。本作品ではそこまでは深く追求されていませんが、お話のはしばしに、澤村の、女性にたいするそこはかとない嫌悪感がちらついていて、遊びで付き合う女性を自分の生活圏内には決して踏み込ませないらしいことも考えると、どうもその可能性は高そうな気がします。水嶋は、澤村がもともと男性とつきあうタイプの人間ではないということを苦にして、いつまでもうじうじと悩んでいたりするのですが、その点については、案外気にすることはなかったのかもしれません。

　蛇足。
　作中で水嶋たちが製作している「ぼくのおやすみ」というゲームは、プレイ○テーションの「ぼくのなつやすみ」と、ニン○ンドーDSの「どうぶつの森」をシャッフルしたようなソフトなんだろうなということは、ちょっとゲームをプレイしたことがある人ならすぐ分かると思います。グラフィックや舞台となる場所は、「ぼくのなつやすみ」寄りのようなのですが、ゲームのシステムは、などから、「どうぶつの森」系であるらしいことがうかがえます。……プレイしてみたいです。

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投稿者：tix　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「くちびるに銀の弾丸」の続編、付き合うようになって一年が経つ二人の話です。
今回も攻め視点で描かれてるので、攻めの魅力は伝わってきやすいです。
前作では、下半身がだらしなく傲慢で人でなし風味の攻めでしたが、
本作では、攻めが恋愛＆受け対してすごく真摯になって、いい男になりました！
かなりの変わりっぷりなので、受けの魅力が窺い知れるというものです♪

前作で攻めの傲慢ぶりにムッと来た方にもオススメできます。

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投稿者：はにーとーすと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前作ではイヤなヤツ全開の澤村でしたが今作では恋に誠実なとても好感の持てる人に変貌してます。
恋をすればここまで変わる！！典型的な澤村です。
水嶋の元カレの出現でうまーく二人の仲をかき混ぜられてるところや水嶋の繊細すぎて臆病な気持ち、
さらに仕事への二人や周りの真摯な態度などがしっかりと丁寧に書かれています。
ゲームの舞台となった奄美大島を二人で旅行する番外編まんが
「こめかみに甘い引き金」も同時収録されています。
これは水嶋視点で書かれていてなんだか新鮮な感じでした。楽しめますよ。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

二人のやり取りが何とも可愛らしく、続編が読みたくなり、電子化前に古書店で買ってしまいました。
二人の高慢さと、不器用さのバランスがとてもよいです。
今作では澤村の高慢さが少し薄れ、水嶋の不器用さも少し薄れ、お互いに少しだけ成長します。

個人的には画が表紙だけの方がしっくりきたため、結局、読後処分してしまいました。

この度電子化されたので、早速本棚に電子書籍を加えました。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今回も攻め視点です。
澤村が水嶋を支えて、甘やかしているのが印象的でした。
愛は人を変えるんですね。
水嶋の元カレ烏堂も出てきたんですが、烏堂の飄々としているところがよかったです。
2人の同居も始まり、水嶋もきちんと言葉で表現するようになって、澤村への愛が伝わってきました。
いつまでも幸せでいてほしい2人です。

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投稿者：かすみ草　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

くちびるに銀の弾丸の続編。

水嶋の元カレが出てきます。関わる人たち全てが仕事に対し、プロフェッショナルで、二人の恋愛以外でも楽しめました。

澤村の独占欲もいい感じ！