ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編〈新装版〉
著者 日日日
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。あらかじめご了承ください。世界はどうも、知らない間に変わってしまっていたらしい。人とロボットが覇...
ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編〈新装版〉
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。
あらかじめご了承ください。
世界はどうも、知らない間に変わってしまっていたらしい。
人とロボットが覇権を争い、人が駆逐されていく世界に――。
大日本帝国第七特殊部隊から派遣された〈僕〉、十五歳は、すべての戦いの根源となった〈学園島〉に潜入する。
〈僕〉が知りたいのは、〈僕〉の母親であり、この世界に争いの種を生み出した伝説の女科学者・中村奈々子のこと。
でも、秘密に到達するためには、〈僕〉は戦わなくてはならない。
あの、右手にギロチンを装着した伝説の女番長、〈僕〉が恋したぎろっちこと中村奈々子1号と……!
えっ〈僕〉の名前? 〈僕〉の名は……。
現在まだ二十歳、まさに21世紀作家の日日日(あきら)が、初めて恋愛学園萌えSFバトルアクションに挑戦します!
キャッチコピーは「可愛い顔してギロチンなんです!」。
日日日初萌え、しかもユーモア&毒気たっぷり、さらには僕って何? 人間って何よ、という21世紀最大の大疑問も考えちゃおうという欲張りなシリーズのはじまりはじまり。
本作でラノベの歴史は変わる……かも!?
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
萌え萌えSF♪
2007/05/28 06:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳間デュアル文庫って初めて読みました。微妙に本の大きさと固さが違ってて変な感じ。
ともかく、内容はいつものように日日日さんだから面白いです。 流行と関係なく規定速度を無視して走る感じの日日日さんにしては珍しく、萌えだったりアクションだったりいろいろ狙ってる感じがして逆に新鮮でしたが、下ネタやSFが多かったりでそれら萌えやアクションが釣りの罠だったことが読んでるうちに徐々に明らかにww
萌えをちらつかせてダークネスな展開に突き落とすこの犯罪的な性格の悪さはさすが日日日さんです。意地悪いwww
人間とは? ロボットとは? っていう問いかけは昔っからSFでたくさんありました(神林長平さんなんか、そればっかりw)が、このお話もその流れの最先端な感じ。
作中で赤ずきんが提示した人間とロボットの違い、なるほどって膝を打ったんですが、その説に反するような他のキャラの発言もあり、相変わらず色々と考えさせる作りになってます♪
この作家さん好きだなぁw 意地悪いけどww
ギロチンめったぎり?
2007/01/13 20:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:放浪紳士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編通して軽いノリで進み続けるSFアクションラブコメノベル。
人類の敵となったロボットの首領チェシャ・キャットを破壊するために、ろぼっとばかりの島に忍び込んだ主人公が出会う、中村奈々子とは!?
内容の感想としてはまず「笑える」。
(ロボットの)学園で恐れられているギロチンマシン、中村奈々子の主人公に対する情愛が引き起こさせる素っ頓狂な行動やら、中盤に登場した『赤ずきん』のブッ飛びすぎな言動行動。そして謎の保険医ロリエの手術。
とにかくあらゆるところに笑いがちりばめられていて、笑い無しに読むことが出来なかった。
しかし、そのギャグの中にも物語の真理へ近づくためのキーワードは数多く隠れている。
ギロチンマシンがギロチンマシンたる由縁、赤ずきんが見てしまったもの、そして冒頭で登場する『加藤千沙』に込められた真実とは。
一度読み切る事によって物語を再度楽しく読むためのスパイスを手に入れることが出来るので、少なくとも2度は楽しめる。
特に『加藤千沙』と『チェシャ・キャット』のくだりでは「やってくれる!」と思わざるをえなかった。
この物語はまだ続きがあるとあとがきでも書かれているので、二巻が発売されていないうちに一巻を読み、物語の行方と中村奈々子の真実を、自分の手で探ってみては?
真面目すぎるコメディ
2006/11/09 21:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブコメっぽい入り方だがしだいに妙に重苦しい雰囲気
段々ミステリのような空気が流れだし、いまいちうまく入っていけない
ノリが安定せず勢いを削がれ、全体的にバランスが悪いように感じた
馬鹿っぽいネタで真面目に語りすぎるように思う