- 販売開始日: 2022/02/16
- 出版社: 水鈴社
- ISBN:978-4-16-401004-4
はじめての
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。日本エンターテインメントの最前線&最高峰!日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコ...
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商品説明
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。
日本エンターテインメントの最前線&最高峰!
日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコラボレーション!
小説、音楽、映像など、さまざまなジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげていく、壮大なプロジェクトが始まりました。
小説のテーマは、「はじめて〇〇したときに読む物語」。
この書籍『はじめての』には以下の4作品が収録されており、これらの小説を原作としたYOASOBIの楽曲が、2022年中に順次配信リリースされます。(第一弾は、「私だけの所有者」を原作とした楽曲「ミスター」)
「『私だけの所有者』ーーはじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生)
「『ユーレイ』ーーはじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)
「『色違いのトランプ』ーーはじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき)
「『ヒカリノタネ』ーーはじめて告白したときに読む物語」(森絵都)
※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。
それぞれの作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説集になりました。
■YOASOBIからのメッセージ
4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。
(YOASOBI composer Ayase)
はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。
(YOASOBI vocal ikura)
■作家からのメッセージ
初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。
(島本理生)
人は誰でも、その出会いの前と後で人生が変わってしまうような一生モノの出会いの経験があると思います。その一夜を通じて、前の自分にはもう戻れなくなるような、そんなはじめての家出を書きました。この小説もまた、読む前と読んだ後で誰かの何かが変わると信じて、送り出します。
(辻村深月)
いつも物語をつくる時は、そのイメージに合った音楽を探すようにしています。ぴったりな音楽が見つかれば、その音楽が私を正しい方向に導いてくれるからです。今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています。
(宮部みゆき)
「はじめての」というお題をいただき、私もはじめての設定にトライしてみました。時空を超える片思い――この物語が、読者の皆さんの過去に灯る大事な瞬間とつながってくれますように。
(森 絵都)
目次
- 「私だけの所有者 はじめて人を好きになったときに読む物語」島本理生
- 「ユーレイ はじめて家出したときに読む物語」辻村深月
- 「色違いのトランプ はじめて容疑者になったときに読む物語」宮部みゆき
- 「ヒカリノタネ はじめて告白したときに読む物語」森絵都
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はじめての
2022/02/26 11:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カオ トンビ - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな作家さんの4本だて。
YOASOBIとタイアップしてます。
読んでから聴こうと「私だけの所有者」を一気読み。YouTubeで「ミスター」を聴きました。
そうそう、それを詩に載せるの?
喜びと驚きと。
次の3つの小説と曲も楽しみです。
どの話も良い
2023/06/16 12:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
YOASOBIと直木賞作家のコラボなんて最高。
短編が4話。
物語は「色違いのトランプ」、楽曲でいうと「セブンティーン」が1番好きです。今までの原作小説と違ってガチ作家4人の短編がそれぞれ読めるとかいう贅沢を詰め込んだ本。
YOASOBIとのコラボ
2022/02/23 21:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の名手4名による短編集。読み応えのある、そしてそれおぞれに趣のなる短編は、一気に読み終えてしまう。アンドロイドの人を好きになる気持ち、何もかも嫌になり自殺を考える思春期の想い、親子の想いがすれ違う時の心の揺れ、幼児期から思春期につながる初恋の想い、すべてが読む者の金地を温かく優しく包む。これらからどんな音楽を紡ぎだすのだろうか。
はじめての読書体験
2023/07/20 14:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯にあるように、まさに初めての読書体験!
すごく豪華な良い企画!
YOASOBIの4曲とも知っていたが、小説を読んでYouTubeでMVを観るとまた違う曲の捉え方に。
普段SFぽいお話は読まないため読み進めにくいところもあったけれど、どれも愛を感じるあたたかいお話だし、読みやすい長さだった。
「はじめて」をキーワードにした SF(ただし、少し不思議)短編集
2023/08/24 18:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はじめて」をキーワードにした
SF(ただし、少し不思議)短編集。
辻村深月先生は、この作家陣の中では
ご自身は闇担当、とおっしゃっていましたが、
闇に差し込む一条の光が見える作品でした。
森絵都先生のお話が可愛すぎたし、
宮部先生の世界観に引き込まれたし、
島田先生の感情を抑えた切なさは圧巻でした。
yoasobiの楽曲も聴いてみなくちゃ。
YOASOBIとコラボ
2023/05/16 01:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
YOASOBIは、紅白歌合戦で見たことがあるという程度でした。NHKて、この小説集とコラボしている曲を聴いて、また、作家との対談を聴いて、読みたくなりました。
まず、コンポーザーのAYASEさんの小説の読解力の凄さには脱帽です。
いずれも力のある直木賞作家の作品を丁寧に読み、深く理解して、それをうまく歌曲にまとめられるのは、読解力だと思います。4人の作家の小説に対して、AYASEさんは一人で曲にまとめているのですが、4人の作家のテイストだけでなく、文体の違いや物語を短いフレーズで表す、アンサー曲のような感じがしました。
曲を聴いてから、この小説集を読むと、味わいが深まる気がしました。
あの宮部さんに、私はこういうことが書きたかったんだと納得させた曲作りは凄いと改めて感心しています。
4つの物語それぞれに、味わいも異なり、また、それぞれの文体も異なる作品集は、何度も繰り返して読み返したいと思いました。特に好きな作品は、島本さんの「私だけの所有者」が、繊細な心情の描写と、サスペンスのような物語の世界が最後に融合される感じがして良かったです。
可能ならば、YOASOBIの曲を聴く前と聴いた後に読んでみるとより物語を味わうことができるのではないかと思います。
おもしろい
2022/03/05 21:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かえる - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれのストーリー
とてもおもしろかったです。気持ちがわくわくしました。
コラボ
2024/07/17 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
これらの小説を基に、YOASOBIが歌を作るってことかな。
辻村さんの作品は歌にしやすそう。
ただ、そこまでおもしろい作品はなかったかな。
コラボね
2024/06/17 11:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
これらの小説を基に、YOASOBIが歌を作るってことかな。
辻村さんの作品は歌にしやすそう。
ただ、そこまでおもしろい作品はなかったかな。