紙の本
不倫パッシングは正義か
2022/04/22 12:08
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
鋭利な認識力で、現代社会の流れを見つめる二人の女性による対談集。、この二人が不倫とそれに対する世間のパッシングの状況を語るという設定は面白い。日本において、「倫」を大事にして「不倫」を叩いているのではないようだ。倫とは何かを問うても有益ではなく、不倫を叩く人が抱いている自分自身の理解の仕方、現状分析のほうが重要そうだ。結婚は、経済と生活の安全保障、子供に対する親としての責任、夫婦間の信頼関係、それらの上に恋愛感情というか性的な意味合いでの関係性がある。その関係性に不満がある人が叩くのだろう。
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改めて礼節を知る?
2022/06/08 22:18
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
不倫の定義とはなんぞや。
読み進むにつれ、不倫は是が非か分からなくなるほど脳科学や国民性などあらゆる分野から解析。人として生きるには礼節に尽きる…納得。
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「不倫は言語道断」の感情を抑えて読んでいただきたい1冊です。
2022/05/18 13:12
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「不倫なんて言語道断」と大多数の方々は思うでしょうが、当書はまずその感情を抑えた上で、読んでいただきたい内容となっています。
終始著者お二人の対談が著され、不倫をメインテーマに、果てには結婚、男女の考え方の違いにまで言及しています。新たな視点を養える1冊です。
個人的には、不倫をする人の脳はどうなっているのかについて、脳医学者の中野さんが研究に基づいて、医学的に持論を展開している点が最も勉強になりました。
当書のタイトルがものすごいですが、今、かなり売れている新書だそうです。
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うまく読み取れませんでした
2022/11/16 09:21
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
はなしがあちこちに展開して、全体として何がかたられているのかがよくわからなかった。題名にそったおしゃべりもあるが、その主題についてもいろいろな見方や意見、考え方があるということは分かったが、対談者の人たちの主張などが何か、主張があったのかなども、うまく読み取れなかった。
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個人的な思い至りとそう相違はなかったかな。
自分の観点やら重心がどこにあるのかお二人のお話に耳を傾けて考えてみるといいかなと思う。
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中野信子さんと三浦瑠麗さんの対談形式で不倫について語られた一冊。両者引き出しが多いのでとても面白い、中野さんは「不倫」に関して書かれた本を出しているだけあって、脳科学視点で不倫のメカニズムが語られていて勉強になった。昨今の芸能人が不倫したら、社会的に抹殺するまで叩かれる現象も冷静に語られていて、いろいろ容赦なくてよかった。「不倫なんて叩かれて当然」と思っている人にこそ読んでもらいたい作品。
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めちゃくちゃおもしろかった
“不倫と正義”ていうタイトルやけど、そもそもなぜ結婚するのかっていう話に興味が湧いた。
結婚することによる個人の利益で考えると不動産譲渡なんかの例があげられるけど、数値化すると結婚の価値なんてそんな高くない。
でもそれを超える、この人と一緒にいたいとかっていう気持ちが生まれて、結婚という制度があるから使おうっていう考えとか、興味深かったなあ。全然不倫と関係ないけど笑
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理解させようとしているのかもしれないが、やっぱある程度の押し付けはあり、若干?というところがあった。
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面白かった。脳科学と国際政治学のお二方のコラボは視点、ご意見ともにユニークだし、なんというか、共感する部分もあった。
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頭のいい女性2人の対談だから、
凡人には読み解けない部分もあった。
「おわりに」だけ読んでも醍醐味が味わえると思う。
不倫だけじゃなくて
多くは家族とか結婚のシステムに関する
見解だった。
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とにかくなに言ってるのかさっぱり分からなかった。
いくら何でも曲解しすぎだろ。
IQの高い二人の女史に強く言いたいのは、一般市民はそれ程世の中斜めから見て無いですよ、と言うことかな。
自分から見たらただの変態だよ、この二人。
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中野信子さんと三浦瑠麗さんの対談形式の本。あまりテレビを見ないので、ブラウン管の中のお2人を存じ上げない私。結婚制度のことや脳科学的な観点でのお話を興味深く読みました。オキシトシン受容は自分はどうなんだろうとか考えました。恋愛と性愛の微妙さとか。過去のロマンスの再確認…ふーんみたいな。
読んでみたい本もいくつかありました。
「愛は心を傾けるという行為のみで価値がある」
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220812*読了
昨今の芸能人の不倫に対するバッシングに違和感を感じていたので、お二人が「好きにすればいいじゃん」と言ってくれているのに、「そうだよねぇ」と共感。
三浦さんの妹さんがおそらく私と同い年で、確かに世代間の価値観、考えというのはあるな、と思います。
不倫がバレた時に配偶者を傷つけてしまうのは間違いないので、決して推奨すべきものではないんだけど、他人の家庭に対してとやかく言うのはいかがなものか、というのは本当に思う。どうでもいいやん。
そのバッシングの根底にある妬み、嫉妬みたいなものを言語化してくださっていて、なるほどと思いました。
時々、意見は異なるものの博識なお二人の対談はテンポが良くておもしろかったです。
いろんな人がいて、社会があって、その社会も変化していくわけで、今の倫理が決して永遠ではないということなど、ふむふむと頷きながら読めました。
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本書は現代日本の女性オピニオンリーダーとも言える二人が不倫や家族観についてカジュアルに語り合う対談集ってとこですね。
中野信子さんは新進気鋭の脳科学者で、著作も多数ありテレビでもよく見かけますよね。中野さんの著作は何冊か興味深く読ませてもらい脳科学的なものの味方や考え方を知り、新しいことを知る喜びを得ました。
お相手の三浦瑠麗さんもここ最近メディアをにぎわしている博学多才な国際政治学者ですね。キレキレで説得力ハンパない弁舌には、あ~僕もこんなに理路整然とロジカルに話せたらな〜と、時に羨ましくさえあります。
まさに才色兼備のお二人!(表現がジェンダー的に問題だと言われかもしれませんが個人の内心の感想なのでご容赦を。最近は発言一つ表現一つ気をつけねばならなくなりました。)
不倫とバッシング、男女の性差と権力、結婚の功罪について、時に脱線しながら自由に語られています。
芸能人不倫バッシングに関するお二人の見解には僕も全面的に賛同。その見解はネタバレになるんで書きませんが(笑
あと特に印象に残ったのは三浦さんの言う結婚観についての4段階構造ですね。
1階:経済と生活の安全保障
2階:親としての責任
3階:夫婦間の信頼関係・夫婦の愛情
4階:恋愛感情・性的関係
4階はあったらいいがなくても構わないだそうです。現実主義で堅実な考えですね~、サバサバ感が…(笑。うーんなるほど。これは批判を呼びそうですが考え方としてはわかります。
お二人それぞれの著作は、これからも興味をもったものは読んでみようかなっと
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極私的な出来事にしかすぎない不倫を社会的な正義でもって裁こうとする昨今の愚かしい風潮をワイドショーのお馴染みの論客が対談する企画ものだが、あえて大真面目に論考してくれたことであれこれと啓発される話題が幾つかあった。