待ってました!浮雲のお話。
2023/10/21 16:11
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投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
(はるのとこやみ)
長編八咫烏シリーズの中で
何を隠そう私が一番気になっていたキャラクターは
あせび&浮雲の二人でした。
いつかその後どうなったのか書いてほしい!!と思ってたので
本当にワクワクしながら読ませてもらいました。
いい・・・思った通り、浮雲も最強サイコパス。
もっと読みたい・・・
願いが叶うなら、その後のあせびがどうしているのかも知りたい。
どうせろくなもんじゃないだろうけど、読みたい。
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズの短編集。
あとがきにもあったけれど、
懐かしい世界観の物語たち。
それぞれの短編の主人公たちも魅力的だけれど、
本編で登場した方が登場するとちゃんとテンションがちょっと上がる。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編の間間のたエピソードがなかなか絶妙なチョイスで描かれています。
主要キャラたちの人物像を深堀出来るような感じ。
その中でも陛下と内親王のエピはこの後を知ると胸を締め付けられますね。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏の番外編とも言える本作品は、八咫烏シリーズそのもの同様 とても難しい。しかし、それぞれの登場人物の幼き頃を、今有る姿になるまでの歴史を、心の動きを含めて丁寧に追って描かれています。
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【累計190万部ファンタジー きらめく8編】大人気ファンタジー「八咫烏シリーズ」外伝。尊い姫君、あの権力者、貴族、商人、職人さまざまに描かれる鮮烈シーン8編。
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外伝二作目。
第二部に入って衝撃的な展開が続く八咫烏シリーズ。ホッコリする物語から、表の事情を知っているからこそ裏事情が描かれている物語に、世界観の奥深さを感じる。
若宮、雪哉、その他の魅力的な登場人物の一面が読めるとなれば読むしかない。
おそらく来年には刊行される新作に備えて、外伝だけではなく、せめて第二部は読んでおきたい。
相変わらず面白い…。
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8編からなる短編集.
「かれのおとない」茂丸の妹の目を通して語られる,勁草院の仲間や大猿との戦いのその後.
「ふゆのことら」ブラック雪哉炸裂っていうお話.
「ちはやのだんまり」明留がいい三枚目を演じている,千早の妹の結ちゃんの結婚(交際?)話.
「あきのあやぎぬ」南家当主(明留や浜木綿の兄ちゃん)が大勢の側室を抱えているわけ.
「おにびさく」鬼火灯籠ってきっと綺麗なんだろうな.ちょっと映像で見てみたくなった.
「なつのゆうばえ」なるほど大紫の御前は長束に固執するわけだ.
「はるのとこやみ」シリーズ1作目と同じくらい驚いた.浮雲さん,大紫の御前より恐え.
「きんかんをにる」大猿との戦いの後の,姫宮との和やかに見えて不穏な空気もはらむエピソード.
こういう本編からこぼれ落ちたような話はいいね,物語の世界が広がる.
しかし,最後に姫宮の話を持ってくるとは・・・.雪哉はどうしてああなったとか,奈月彦はどうしているとか,というのが気になってしかたがない.「追憶の烏」の文庫化が待ち遠しい.
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「かれのおとない」猿との戦いの最中亡くなった茂丸の残された家族、特に妹、視点の話。雪哉たちも彼の友達として彼の家族との交流があったことが描かれている。そして、彼が亡くなった後、雪哉が変わってしまった描写も。最後に彼の妹が言った一言が、雪哉の心の中の鎖となって、厳しすぎる為政者へとなってしまったのではないだろうか。
「ふゆのことら」勁草院に行く前の市柳と雪哉の話。かわい子ぶる雪哉にまんまんとやらるものの貴族としての立場を一応理解して、成長する市柳であった。ただ、この促した成長は雪哉が勁草院へ行かせるためのものなのではないだろうか。
「ちはやのだんまり」千早と明留が、千早の妹と彼氏と挨拶をする話。千早、ダンマリキャラだとしてもダンマリすぎだろ、と。
「あきのあやぎぬ」西の当主の話。真赭の薄関連で西の当主の話とかは出てきた気がするが、がっつりと登場するのは初めてでは?チャラ男に見えるが実はいい奴でいい為政者でもあるのかよ。と。
「おにびさく」西の地でのある職人の話。ファンタジー世界での職人の掘り下げは世界観に深みを持たせていると思う。もっと描いて欲しい。
「なつのゆうばえ」夕蝉こと大紫の御前である長束の母親の昔話。今なお、奈月彦の座を狙っている大紫の御前だが、その野望の源が見れる幼少期の話。小さいころから、周りとは違うと思うような帝王教育が施されてきたのだな、とも。
「はるのとこやみ」東家の姫君が登場する話。中心は楽師の双子で、一人が東家の姫君になった浮雲に恋をしてしまうというもの。先代の金烏も通ったという浮雲であったが、あせびの父親は、、、
そして、最後の浮雲の「あなただあれ?」はホラーすぎる。この母あってのあせびのサイコパスさがわかるような気がした。
「きんかんをにる」奈月彦が娘と金柑を煮る話。合間合間で2人の良好な関係や、娘の統治者としての片鱗も見えることに。今後のこのシリーズにどうかかわってくるのかが、とっても楽しみ。
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かれのおとない/ふゆのことら/ちはやのだんまり/
あきのあやぎぬ/おにびさく/なつのゆうばえ/
はるのとこやみ/きんかんをにる
本というものによって著わされた世界には限りがある。
そこからこぼれていた事を時々見せてもらえるのは嬉しい。
私の住む世界にも、この身の回りという小さな世界がまずあって順々と広がっていく。ニュースなどで知る世界も地球上で起きたことのほんの一部でしかない。
知らずに過ぎていくことは、とても、とってもたくさんあると覚えておこう
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八咫烏シリーズ
前作で第二部が始まり、そのすぐ後の外伝短編集
第二部の続きではないのかぁ、と思いつつ読み始めてみると、一編ずつが何とも味わい深く、一編読むごとに お腹がいっぱい!
登場人物ひとりひとりに それぞれの人生が有り行動にも理由が有る。
作者は八咫烏の世界のすべての人々の心根や、喜び悲しみを描いてゆくのか?
これは終わりのない物語りかもしれない。
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八咫烏シリーズの二部、番外編。サイドエピソードを集めた短編集。文庫本で集めていたこともあり「読んでいない本編が大分あるな?」と気付いた訳で…この後本編未読文を読み先にこちらを読み好意的に思ったキャラクターがあああああと悲しくなるのでした。このシリーズ面白いのだが時系列で読みたさもある。
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本編で出てきた人物達の為人を掘り下げる8編の短編集第2弾.方や煌びやかであったり,方や仄暗かったり,それらを十分に表現するに足る美しい筆致で物語られる本書は,第1弾同様,まるで万華鏡のよう.何気ない一言が,心の琴線に触れ,涙が込み上げてくる.
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穏やかな状況とその中に潜む影を追っていた第一幕から一変。
厚い緞帳が下ろされたように暗い場面の多い第二幕に引き摺られて落ちていた気分がぱっと明るくなるような短編集だった。
古き良き日の山内の記憶、といったそれは本当にその通りで、電子機器に溢れた現代から昭和、はたまた大正のようなノスタルジックを求める懐古主義の心持ちに似た感覚になった。
八咫烏シリーズの物語が盛り上がっている中、その流れの速さについて行くことに少し疲れた時に小休憩の場所を与えてくれる、心が穏やかになる話が多かった。
お気に入りははるのとこやみ。
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久々に私の中でブームが来まして第2部を追いかけてます。
結の話は男衆が相変わらずで好きです。
東の姫たちは怖すぎる。
紫苑の宮可愛い。
鬼火の話も良かったです。
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待ってました!
八咫烏シリーズ外伝。
スラスラと読める平安絵巻の様な、ミステリーファンタジー。登場人物がいつも魅力的。
会話調の文体が自然で、映像化されたとして、脚本は要らない気がする。
気分転換に読むのに最高!続き発刊待ち遠しい。