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沙門空海唐の国にて鬼と宴す 映画カバー版 みんなのレビュー

  • 著者:夢枕 獏
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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示

若き空海の冒険

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

密教を自分のものとすべく唐に渡った空海が長安で体験した不思議な物語。様々な怪異を見聞きし、首を突っ込んでいくが、それらの怪異が60年前の玄宗皇帝と楊貴妃に繋がっていくという、伝奇小説によくある、書き進めていくたびにスケールが大きくなる、というもの。よく完結できたと思う。キマイラも完結できるだろうか。

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足かけ18年の歳月をかけた著者の並々ならぬ情熱と苦労の末の大作に感慨無量

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投稿者:多摩のおじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

司馬 遼太郎氏の「空海の風景」や、先日亡くなられた梅原 猛氏の「最澄と空海 日本人の心のふるさと 」で
空海に興味を抱いていたのですが、昨年の映画化に伴い、ふと書店の店先でうず高く積まれた本書を手に取った
のが、きっかけでした。
密教を日本に持ち帰るべく長安に遣唐使として亙った空海と橘逸勢に待っていた様々な試練が、ある程度は史実
(中国や日本の古文書や参考文献)に基づいてはいるのでしょうが、それこそ作者の思った空海の展開~特に逆に
阿倍仲麻呂を介しての玄宗皇帝や楊貴妃との絡みや怨霊退治等の臨場感溢れる場面は、上記の2冊にはない
面白さで、また読後に映画も見ましたが、本書の面白さの方が断然勝っていた感じでした。
本書は、巻ノ4のあとがきによれば足かけ18年の歳月をかけ、「その書き出した頃は、中国ものを書いている作家など、
周囲にはほとんどいなかった。今はもう、中国ものと言えば、書店に溢れ、完全に小説の一ジャンルとなってしまっている。
感慨無量。
暗闇に石を投げ込むような十七年であった。」、また「何度か長安(西安)にも取材に行き、青龍寺や華清宮、楊貴妃
の墓所も訪れた」とあり、その後に記載のある参考文献の多さを見るに付け、著者の並々ならぬ情熱と苦労の末にこの
大作が生み出されたと思うと、こちらこそ感慨無量であり、このような大作に出会えたことに感謝、感謝です。

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当時の中国を想像しながら

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投稿者:assami - この投稿者のレビュー一覧を見る

実在の人物(空海や橘逸勢)が登場しつつ、
繰り広げられるような歴史のお話が好きなので
読んでいて楽しいです。
読みやすいですが、簡単すぎず、
幾重にも話が絡みあっているのを少しずつほどいていく感じ。

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10年ぶりくらいに

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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

再読。映画を見たので、もう一度、どんな話だったか確認したくて。でも、すっかり忘れていました。おもしろいかというと、、、10年前と同様、やっぱり今ひとつでしたが。

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ついに完結、大団円

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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品、17年にわたって連載が断続的に続いてたなんて全く知らなかったが、本当に苦労したんだなとつくづく思う。調べた資料も半端ないものだろうし、中途で未完のまま終わらせなかったことにただただお礼を言いたいくらいだ。だって、どの部分であっても「ここまで引っ張ってきて、それはないだろう」と言わせるくらいの力があるのだから。
あまり興味もなかった密教の世界も垣間見せてくれた。密教といえば護摩を焚いて他人を呪詛するくらいのことしか知らなかったし、空海の号である「遍照金剛」も大日如来の密号だったことも知らなかった。こんなに優遇された空海、きっと嫉妬の渦が逆巻いていたろうな・・・と思っていたら、四天王が夢の中で復讐してくれてそれが丹翁の計らいだった。いやもう読者へのサービス精神に溢れているじゃないか。
そして楊貴妃の死の謎。現代でいえば90歳過ぎたマリリン・モンローが現れたようなもんだ。唐王朝の絶頂期を生き、数多の逸話と謎を残した楊貴妃の魂よ、安らかなれ。

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次の本へ

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投稿者:アンパン - この投稿者のレビュー一覧を見る

学校教育のおかげで、空海に関するキーワードを列挙することはできる。が、だからと言って、知っているわけではないということを痛感。
 空海と逸勢の関係が、同著者による「陰陽師」の晴明と博雅の関係に似ていて、またか、と思った。が、ストーリーはすこぶる面白かった。
 もっと読みたい!と、2巻から4巻までを購入したのは勿論のこと、司馬遼太郎「空海の風景」も読んでみようと思った。

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幻術は詐欺師の得意技?!

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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

巻ノ二からの勢いがこの巻でも止まらない。このままのテンポで最終巻まで運んでほしい。

これでもかと様々な大風呂敷を広げて見せてくれるが、一体どのようにしてこれだけの色とりどりの風呂敷をたたむつもりなのか、興味津々だ。物語だけでなく、大抵のものは広げるより片付けるほうが難しいのだから。

高力士の手紙を青龍寺から盗む手際は、まるで特殊詐欺のようだと思った。ないものをあるように見せながら相手を絡めとり自ら情報を与えさせる。こんな技が使えたら・・・と思うのは自分だけではないはずだ。

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いよいよ楊貴妃の死の謎登場

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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

阿倍仲麻呂の残した書簡には、その昔の楊貴妃の死の謎をとくカギが。
ますます面白くなってきた。日本に伝わる楊貴妃伝説も丁寧に汲み上げている。そなんな伝承が日本にあったなんて全く知らなかった。内容自体はいつの世にもある逃亡・生存説だが、やはり面白いのだから仕方がない。
土に埋もれたものは、呪いをかけられた始皇帝の兵馬傭だった。さらに楊貴妃の墓は空だった。
三の巻が待ちきれない。

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ワクワクする!

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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

「伝奇小説」ってどうだろう?と思っていたが、あっという間に引き込まれた。
とにかくワクワク感が半端ではない。
地中から現れた異形のものたち、呪い、宮中の重大事件にかかわる陰謀・・・これを解決するのが留学中の空海と橘逸勢とくれば面白くないはずもないか。

密教習得中の空海が探偵役ということで、当時の長安が宗教的にはかなり寛容だった状況もうまくからめている。儒教、仏教、道教にゾロアスター教さらにはヨーロッパで異端とされたネストリウス派キリスト教なんてのもあったのが長安だ。その雰囲気、魅力を余すところなく伝えてくれている。タイムスリップしてみたい!

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これにて終幕

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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

長かった楊貴妃をめぐる物語も終わる。

そのあとは夢枕さんの空海愛が存分に詰まったエピソード集。

「空海よ、おまえは、こういうことに才がありすぎるのがいかん」

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