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つれづれノート みんなのレビュー

  • 銀色夏生(著者)
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みんなのレビュー18件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (16件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

作者の持つ深い湖は健在。だけど、霞のような綿菓子のような掴みきれない感じが。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

楽しみにしていた「つれづれ」の新刊。
でも今回は後半部分がちょっと苦しかった。
11巻、12巻あたり(二度目の夫との離婚をめぐる葛藤)
で感じた、息苦しさが蘇った。
16巻からたびたび文中に登場する「虫くん」という
人物に対するメールが延々と綴られている。
それがとても混沌としていて、感情の七変化なのだ。
(相手を責めたり、褒めたり、揚げ足をとったり。)
いつも深く掘り下げたところから物事を洞察する、
というイメージの銀色さんらしからぬ文章。

「つれづれノート」は、ただの日常をそのまま書いた
日記ではなく、日記文学というか、日記を超えたところに
あると思う。日常からの深い洞察や哲学が詰まっているし、
じぶんのことをクールに見つめて澄んだ文章が綴られている。
そういうものだからこそ、ファンの心をがっちり掴んでいるのだと。

どんな本でも出版という商業ベースに載せる時点で
それはフィクションを免れないのではないだろうか。
たとえ著者の体験をそのままという場合でも
編集者がめりはりをつけて、より劇的に演出する。
それは悪いことではなく、むしろ
読者がお金を払ってその本を買うだけの価値をつけるという
なされるべきことだ。
スティーブン・キングが「on writing」の中で
「書くのは人の常、編集は神の業」と書いているとおりだと思う。
そしてそういう努力の中でおもしろい本が生まれていくんだと思う。
銀色さんいわく、ありのままを深く伝えたいといつも書いているが
今まで読んできた色々なことは、
(読者の反応とか)織り込みずみの、計算上でのこと
なのだろう。書く必然性があった、ということ。

でも今回は疑問が残るなぁ。
誰かに個人的に宛てたメールと、原稿として書かれた日記は
まったくの別物ではないだろうか。それは
プロが読者を意識して書いたものと、一般のブログくらいに
距離があるような気がするのだ。
読みたいのは、特定の誰かに垂れ流した感情ではなく、
もっとたくさんの人に向けてひらかれた文章だから。
これが推敲のうえでの(またはこれをそのまま載せることが)
作者の作品への挑戦だったりするのかもしれないが。
なにか、もやっとしたものが残ってしまう。
綿菓子にかぶりついても、得られることのない充実感。

「つれづれ」は14巻でいったん終了していて、
15巻から再開されたのだが、前よりも深みを増していて、
本を読んでいるだけで作者と繋がっているんだなぁと
感じさせてくれるところがすごく好きだった。
実際に会えるわけでも、連絡をとっているわけでもないけれど、
本を読むことが、作者に繋がることになる。
それを一方通行じゃなく、感じられる。
そういった実感を持っているファンはきっと多いはず。

今回ももちろん、線をひいた部分はたくさんある。
一例として。
「真剣なものは、きれいだと私は思う。
人が真剣になるのって、たまにしかない。
真剣な人って、まわりを見渡しても時々しか見ない。
真剣さに飢えている人は、真剣なものに飛びつく。
私はいつも、告白をするときのような真剣な気持ちで
これを書いている。だから、真剣なものが好きな人は
それがわかるのだと思う。」(本文より引用)

好きな作品を批評(なっていないかもしれないが)するのは
たいへん難しい。
とりとめのない文章になってしまったけれど、
ここで持った違和感は、この先どのように展開していくのだろう。
もしかしたら、進化していく過程なのだろうか。
期待を込めながら、次巻を待ちたい。


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紙の本マイ・ペース

2023/05/17 07:15

たどり着いた境地

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

創作活動に行き詰った頃に足を踏み入れた、自然農の世界にどっぷりと浸かっているようですね。自分らしく生きることと、日々の小さな幸せに感謝したくなります。

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紙の本庭を森のようにしたい

2004/07/11 21:18

人生って面白い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちはな - この投稿者のレビュー一覧を見る

ここまで細かく作家さんの日常を読める本って他にないと思います。
何を食べたとかどこへ行ったとかどんなことを感じたかとか。
自然体で、ふうわりと、流れるようなエッセイ。
エッセイというより日記です。

銀色さんのつれづれノートを読むと、誰でも悩んだり立ち止まったり
するんだということを改めて知ることができて、心が少し楽になります。

それから子供や犬と生活することの苦労と面白さもたっぷり楽しめます。
私も私の人生を私らしく生きたいな、と読んだ後静かに思いました。

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紙の本どんぐりいちごくり夕焼け

2002/07/26 10:38

またまた大きく変わった銀色さん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モモ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回はずいぶん生活や銀色さんの気持ちの方向が変わったなあと思いました。前回トントンと島移住計画が進んでいたけれど、とあることがきっかけで話はひとまず頓挫。その代わりに銀色さんらしくまたぽんと別荘移住の話が出てきます。また、これまでときどきイカさんに対しての愚痴らしきものは書かれていたけれどそんなに気にせず読んでいた私が驚いたのが、イカさんとの別居、そして離婚。ここまでの気持ちの変化を細かく説明していたので、ついつい以前のつれづれノートを持ち出してきて、なるほど、と思いながら読んでしまいました。こんなふうに銀色さんはまた大きく変化したのですが今はとっても自由にやりたいことだけしていてとても楽しそうでよかったと思いました。せっけんづくりなどナチュラルなものに挑戦したり、食に対してもナチュラルさを求め、玄米、かまどだき、水がめ購入、など日々楽しんでいる様子が伝わります(あとがきでは自然食に興味のある、料理人も募集しています)。今回ただ少し残念だったのが写真コーナーで、もっと切り張りしてレイアウトが面白ければよかったなあと思いました。銀色さんの姿も写ってなかったのがファンとしてちょっと残念。でも、かんちゃん、さくぼう共にずいぶん大きくなっている姿にびっくりしました。

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紙の本どんぐりいちごくり夕焼け

2002/06/28 22:01

変化

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る

つれづれノート11弾。
日々の生活を綴っているつれづれノートも11冊目になりました。
かんちゃんとさくぼうがだんだん大きくなっているのが、このつれづれノートの写真でわかります。
前回のつれづれノートで宮古島の話が出てましたが、今のところ保留となっているようです。そのかわり今回は「どんぐり荘」という別荘が登場します。
あと、長い間悩んでいたイカさんとの関係も、今回大きく変わってきます。
マイペースに子育て、仕事、創作活動をしている銀色さん。
今後、かんちゃん、さくぼうの成長と共に、銀色さんの暮らし方が楽しみです。

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紙の本空の遠くに

2002/03/10 20:18

つれづれノート第9弾

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 つれづれノートシリーズ第9弾。2人目のお子さんのさくぼうも生まれ、かんちゃんも少し反抗期のようです。このつれづれノートシリーズは写真も毎回あるので、かんちゃんやさくぼうの成長も楽しみです。今回はバリ島にも行ったようですが、その模様は別の本にする予定ということでさらっと書かれてました。そちらも楽しみです。

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紙の本つれづれノート 1

2002/02/01 21:33

フシギの作家=銀色夏生

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よしたか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 銀色さんはフシギな作家だった。

 角川文庫から、たくさん本を出してるけど、特に、ベストセラーになったり、特集を組まれたりするわけでもなく、本人もべつに売れようと思ってるわけでは全然なさそうだった。

 ただ、たんたんと、自分の好きな世界や、身近な世界でおこることを、詩や文章や写真で表現していく。陶芸や版画などもやっているようで、なんて芸術的な生活をおくってるんだろう、と感心してしまう。

 これは、とてもインターネット的な世界だと思うけど、ネットがまだポピュラーになる前から、角川文庫というメジャーな世界で実現してしまうところが、銀色さんのスゴイところなんじゃないか、と思う。

 ちなみに、銀色さんが、男なのか、女なのか、いまいちハッキリわからなかったんだけど、本書を読んで女性だということがわかった。とてもシンプルで飾り気のない文章を書くので、あんまり女の子女の子してなかったし、ペンネームも、どちらなのかよくわからなかったし。

 変な言いかただけど、銀色さんの本は、わりと男にも抵抗なく読める、と思う。

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紙の本つれづれノート 1

2001/11/21 19:30

こういう生き方もあった

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投稿者:きんぴら - この投稿者のレビュー一覧を見る

 好きなときに旅行に行く。好きなものを食べ、本を読み遊ぶ。些細なことに怒り笑い泣く。大人になっていつか忘れた生活がここにある。

 ゆっくり生きて良いんだ。そう感じさせる一冊である。

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紙の本遠い島々、海とサボテン

2001/11/04 00:28

ハワイ旅行

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投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 つれづれノートシリーズ第4弾。今回は半年に渡るハワイ旅行の話が書かれてます。ハワイを中心にタヒチやロス、ラスベガスなどの旅行記有り。海外でも銀色夏生さんのペースは日本にいる時とあまり変わらないようです。
 つれづれノートシリーズは日記形式で日々の事が書かれてますが、時々でてくる銀色夏生さんの思った事、考えている事を読むのが好きです。ずっと続けてほしいシリーズです。

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紙の本島、登場。

2001/10/06 11:43

トツゼン宮古島?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 つれづれノートシリーズの第10弾。2000年4月1日から2001年3月31日までの1年間の日記である。身のまわりに起こった様々な日常の出来事を綴っている。毎回少しづつ大きくなっていくお子さん達の写真も楽しみです。
 今回は、なんと近い将来宮古島で暮らすと決め、下見や土地捜しの上、ついには土地を購入!つれづれノートシリーズで近い将来、宮古島でのつれづれ日記が読めるのが楽しみです。

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紙の本島、登場。

2001/09/20 12:24

南の島へ

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投稿者:ひなぎく - この投稿者のレビュー一覧を見る

 イカさんと出会うという占い師の予言によって銀色さんは南の島(沖縄)に住むことを決めてしまいます。それもすごいスピードで。この本ではまだ引越していませんが、そんなにポンポンと決めちゃっていいの? とビックリしてしまいます。かんちゃんもさくぼう相変わらず元気いっぱい。本文の中にもありましたが、さくぼうはどんどんハンサム君になっていきます。二人の成長もいつも楽しみに見ています。

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紙の本空の遠くに

2001/09/02 00:55

子育てと旅行

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひなぎく - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なによりもかんちゃんが大きくなったなぁという印象。あんなにちっちゃかったのに…となんだかうれしいような寂しいような感じになりました。さくぼうも保育園です。なんだか、最近銀色さんのイラストがリアルになったと感じるのは私だけでしょうか。ちょっとさくぼうの顔がこわい時があります。この巻は温和な日々という感じ。旅行をしたり、子育てをしたり。あとがきに書いてありましたが「なにかが始まる前の静かな時期」ということです。銀色さん達が今度は何を始めるのか楽しみです。

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紙の本散歩とおやつ

2001/09/02 00:43

新しい家族

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投稿者:ひなぎく - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あーぼうに弟ができました。ホントにまんまるでとってもかわいい。陣痛から出産の時のことも少しだけ書かれていますが、普段とあまり変わりない生活をしていたところが銀色さんっぽい。早いもので、かんちゃんも小学生。なんだか、ただの読者の一人である私でさえ、ハラハラしてしまうのでした。

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紙の本気分よく流れる

2001/09/02 00:29

イカさん登場

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投稿者:ひなぎく - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この巻に限ったことではないけれど、つれづれノートを見るとおいしそうな食べ物の話がよく出てくる。食というものをとても楽しんでいるように見える。写真のあーぼうのおやつなんかもとってもかわいい。食だけでなく、生活という毎日毎日のものをとても楽しんでいるようでわくわくする。そして、イカさんという人が後半登場するが、この人がこの先どのように関わっていくのか楽しみ。

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紙の本島、登場。

2001/08/22 00:54

まってました

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投稿者:ねね - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日記風エッセイも10册目となりました。毎回、彼女のつれづれノートを楽しみにしていたので、一気に読んでしまいました。
 彼女の日々の中の何気ない一言にハッとさせられます。人と人、恋愛、結婚、自分らしさ、それぞれ考えさせられたり、また共感するものがあります。彼女の本は知らず知らずのうちに、読者側への心のカウンセリングのように感じられます。

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