顔のない敵 みんなのレビュー
- 石持浅海 (著)
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2023/12/25 09:22
地雷 (ネタバレあり)
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投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
「地雷」をテーマにした短編集
珍しいテーマで統一したことや、同じ世界観での出来事という設定のためある作品の登場人物や組織が別の作品で重要な役割を担ったりする面白さがありました (ある作品で被害者となった某人物が、別の作品で「そういうとこやぞ」というのを見せつけるのは笑った)
ほぼほぼ罪を見逃す結末なのは悩ましいところ
なお最後の作品はデビュー作だそうで そうとは知らずに読んだので地雷が出てこないので戸惑ってしまった
顔のない敵
2021/01/31 21:32
一粒で三度おいしいミステリー短編集
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投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
対人地雷をテーマにした連作短編集。
知らない世界を垣間見れる薀蓄小説として、戦争の負の遺産に切り込む社会派ミステリとして、特殊設定を生かしたトリックを楽しむ本格ミステリとして、一粒で三度おいしい短編集です。
また併録の「暗い箱の中で」は、故障したエレベーターの中での殺人を描く著者のデビュー短編。捜査らしい捜査などできない中、ひたすらディスカッションで事態を見極めようとします。シンプルに推理の醍醐味を味わえる著者らしい一編です。
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