うたかたの日々 みんなのレビュー
- ヴィアン (著), 野崎歓 (訳)
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紙の本うたかたの日々
2016/07/05 00:01
栄枯盛衰
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書ではコランとクロエ、シックとアリーゼ、ニコラとイジスの三者三様の恋愛が描かれていますが、華やかな享楽の日々から一転してクロエが肺を患った瞬間から世界が一変します。
結婚と経済力の関係や、趣味に打ち込むあまり妻を愛せない夫など、現代にも通ずることが強烈にファンタジックな世界観の中で表現されており、かなりパンチの強い作品でした。
ただの恋愛小説ではありません。栄枯盛衰を地で行く転落っぷりと、それをファンタジックにまとめあげる作者の力量に驚きました。
紙の本うたかたの日々
2019/01/28 16:38
カクテルピアノって、なんぞや
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しいピアノの演奏によって美味しいカクテルが出来上がるという「カクテルピアノ」やスケート靴の底が逃げ出したので、濃縮肥料を注いで靴底の皮を復元するとか最初から飛ばすヴィアンに初めは「何なんだこれは、どういう意味なのか、何かの暗喩なのか」と面を喰らって読み進めなくって立ち止まっていたのだが、途中から何の意味もないのだ、作者のおふざけを楽しめばいいだけなのだとわかってしますと、たちまちおもしろくなりサクサクと読み進むことができた。愛するクロエは体の中に蓮の花が咲く奇病でこの世を去る、友人シックも悲しい最後を遂げることになるのだが後味はさほど悪くない。作者のおふざけのおかげだ
紙の本うたかたの日々
2015/08/31 07:28
おすすめ
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投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化された「ムード・インディゴ」もよかったけど原作のこちらもとてもよかったです。シュールな世界観の中に狂おしいまでのラヴストーリーがしっかりとあって、他に類を見ない独特の小説です。
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