浅見光彦シリーズ みんなのレビュー
- 内田康夫
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紙の本神戸殺人事件
2023/02/03 20:25
浅見光彦シリーズの長編小説です
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅見光彦シリーズの長編小説です。
神戸という街の裏の顔を見せつけられる。
そして、ヒロイン亜希のラストが切なすぎる。
2017/11/18 21:19
世界的な観光地日光をうまく利用した旅情ミステリー
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投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
だいぶ前に出版された内田康夫の作品である。所謂浅見光彦シリーズの一つである。タイトルが○○殺人事件とあるので、初期の作品だったかもしれない。今回の舞台は日光である。日光も観光地としては歴史のあるところである。首都圏の小中学生が修学旅行で訪問する地でもあった。私もその例に漏れないが、小学生時代に出かけた湯の湖の旅館が高級旅館に変身を遂げていた。
ヒロインはリゾートで事業を展開する企業が競走馬の牧場を経営しており、そこの娘である。日光にも牧場はいくつかあるようだが、このモデルとなった牧場は金精峠を越えたところにある。ストーリーは浅見シリーズではよくあるパターンなので、可もなく不可もなしであろう。日光が好きな方は大いに楽しめるのではないか。
殺人事件としての探偵譚としてみると、内田が自ら述べている通り、伏線を色々と作ってストーリーを盛り上げるところまでは楽しめる。これから何が起きるのかという期待感で読者を興奮させるわけである。そこまでは結構だが、店を広げてからの整理がいかにも辻褄合わせの感が否めない。その点、本書などはまだ良い方かも知れない。そう言われているせいか急展開といえばよく聞こえるが、理屈に無理が感じられないでもない。これは作家のこのシリーズでのスタイルなのでやむを得ないが、ストーリーの組み立てに魅力を感じた読者の一人としては残念である。
観光地としての日光は東照宮などの寺社、温泉、高層湿原、奥日光の山々、範囲を広げれば尾瀬なども含まれるかもしれない。それだけの観光資源を持っており、海外からのインバウンドの観光客も大勢押し掛けるようになったわが国では大いに潤っていると思っていた。
国立公園の中にある観光地なので無制限な開発などは不可能であろう。しかし、箱根に比べるともう一つ寂しい気がする。徳川家康が眠る地というところで、やや地味であるのは仕方がないが、もう少し元気になってほしいものだ。
2017/04/08 09:46
お勧めですね
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投稿者:オハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつの時代にも汚職や賄賂はあるんですね。
紙の本萩殺人事件 長編推理小説
2015/11/13 16:33
荻殺人事件
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
先月購入した「汚されちまった道」に続き山口県を舞台とした本編も浅見さんの活躍楽しく読みました。両作品に関連があるとのことですが、理解できませんでした。またの機会に読み直したいと思います。内田先生、年5作はお願いします。
電子書籍萩殺人事件
2015/09/27 01:31
微妙、、、
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投稿者:Shinano - この投稿者のレビュー一覧を見る
「汚れちまった道」と同じ話ですが、こちらの主人公は浅見光彦の友人です。この友人のお見合い話も盛り込んでいます。私は浅見光彦が好きなので、「汚れちまった道」のほうが好きですが、、、。
紙の本津軽殺人事件
2003/02/04 20:25
『無惨』な結末
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投稿者:亜李子〓Alice - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎かけは、良かったのではないか。少し捻り過ぎて登場人物でないと解らないようなものもあったが、そこそこ良いとしよう。けれどもやはり、名探偵・浅見光彦以外の人物が上手く動かせていない感が否めない。
被害者の娘・石井靖子の司法試験仲間として、浅見光彦の友人でもある村上正巳が登場する。登場するのは良いのだが、ハナから出てくる割に翳の薄いひとだ。まるで繋ぎの意味しか持たないような人物で、或いは他のキャラクタでその場を埋めることも可能だったのではないかと思わせる。例えば堀越部長刑事。また、彼も警察との繋ぎだが。
太宰の作品や津軽の風景が、事件解決への旅路に編みこまれているが、いまいち色彩がぱっとしない。色々とアクセサリをつけ過ぎて、どれかひとつ、目立たせたいものが判らなくなってしまっている状態だ。主要な謎を一本筋立てて、それに細かな謎(こちらは解り易くて良いから)を組み合わせていきたい。そのほうが読後感もすっきりとするだろう。間違っても、太宰の作品を読んでほど津軽に行きたい気分にはさせられない。
なかでも、特に不完全燃焼だったのが村上氏の存在。光彦の友人だというのは解ったが、妙なところで見え隠れしているのが解せない。犯人かと読者に思わせる効果なのか、それとも出番が少ないからちょっと出してみただけなのか……。伏線の効果としてももっと良き使いかたをしてやって欲しかったと思うのだ。
紙の本白鳥殺人事件
2002/05/15 07:49
「白鳥の」ダイイング・メッセージの謎を解く。
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅見光彦と共に取材旅行に出かけた菓業タイムスの社長の
芹沢が旅先のホテルで何物かに刺し殺されてしまう。そして、
芹沢が最後に必死の思いで娘の玲子あてに残した「白鳥の」
という血文字。浅見光彦が事件を捜査を始める。
芹沢の言葉に伏線が貼ってあり、そこからヒントを得て、
浅見光彦が鮮やかに事件を解決していく所がいい。登場人物
の一人一人に個性があり、人生がある、そういうのが、ミス
テリーを読みながら味わえた。
紙の本若狭殺人事件
2002/05/15 06:20
同人誌の内情が細かく書かれていて面白く読めた。
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
若狭の日向湖から男の変死体が発見された。そして又、東京
の高島平の近くの路上で広告代理店に勤める細野久男が絞殺
されてしまう。細野が若狭を舞台にして書いた遺作「死舞」
をヒントに浅見光彦が捜査を始める。
同人誌の内情がとても細かく書かれていて面白く読めた。
同人誌の仲間同士でお互いの作品をけなしあったり、足を
引っ張りあったりと驚いてしまった。
紙の本伊香保殺人事件
2002/03/30 12:13
情緒ある町、伊香保のミステリー
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの里帰りを楽しんでいた浅見家のお手伝いの須美子が、焼死事件の犯人として、警察に捕まってしまう。浅見光彦は須美子を助けようとして、その事件を探るべく、伊香保へ向かう。
ミステリーはもちろん、伊香保も情緒ある町として書かれていたので、とても伊香保に行きたくなってしまった。そして日本舞踊の流派内での争いや竹久夢二の過去を探っていく過程など分かりやすく書かれていて、読んでいて、そういう世界が手にとってわかるようだった。
紙の本金沢殺人事件
2002/03/29 10:45
伝統の町金沢がよく書かれていた。
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
平塚神社の境内で商社マンが何物かに殺された。たまたま、商社マンの最後に立ち会ってしまった、女子大生の朋子は、「オ・ン・ナ・二……ウ・シ・ク」という謎の言葉を聞く。だが、金沢に帰郷した朋子も又、何物かに急な石段から突き落とされ殺されてしまう。二つの事件に興味を持った浅見光彦は、事件解明のために北陸へ向かう。連載物で書かれたミステリーのせいか、全体的になかなかはまらないパズルのようにまとまりがなかったと思う。ただ、金沢の伝統の織物や花火などは詳しく書かれていて、とても勉強になったと思う。
紙の本津軽殺人事件
2002/02/09 14:36
情緒的でとてもいい作品
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
司法試験浪人の石井靖子の父親が太宰治が書いた肖像画を買い付けに行き、何物かに毒殺されてしまう。そして、「コスモス、無残…」と書かれたメモが残されていた。友人の村上に頼まれ事件を解決するために名探偵浅見光彦は津軽へと出向く。太宰治の「津軽」や短編などが津軽のあちこちの景色と共に出てくるせいもあり、情緒的でとてもいい作品に仕上がっていると思う。
紙の本三州吉良殺人事件
2002/02/02 09:19
浅見光彦が母親の雪江に始終怒られながらも鋭い洞察力で事件を解決していく。
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅見光彦が、母親の雪江の希望により三河に二人で旅をすることになるが、蒲郡の殉国の七士の墓に寄った時、議論をふっかけてきた老人が、翌日死体で発見される。そのことで警察に疑いをもたれたことで、浅見光彦が事件の解明に乗り出す。
自称マザコンで居候の浅見光彦が母親の雪江に始終怒られながらも鋭い洞察力で事件を解決していくところが、見所。母親の雪江も始めはこんなことに首を突っ込んでとか情けないとかぼやいていたが、浅見光彦が事件を解決していくのを見ていくうちに多少ながら理解を示し始めてくれ、母親とはいいものだなと、思ってしまった。
紙の本小樽殺人事件
2002/01/31 07:42
女性の悲しみが切々と伝わってくる
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに小樽に住む13歳年上の姉を訪ねてきたOL津田麻衣子が、着いた早々に親戚の高島勝子が殺され遺体が小樽港の沖合いに漂流するという事件が発生する。その第一発見者が名探偵浅見光彦で、次々いろいろなところに顔を突っ込み事件のなぞを解いていく。
事件そのものも複雑なトリックが使ってあり、いろいろ考えさせられたし、ストーリも家の為に嫁いだ女性の悲しみや苦労など切々と伝わってきて悲しくなってきてしまったが、とてもうまくかかれていたと思う。
紙の本熊野古道殺人事件
2002/01/15 07:59
著者の内田康夫と浅見光彦の会話が面白かった。
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投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の内田康夫と浅見光彦の会話が笑えるものばかりで時間を感じずに読みきることができた。ミステリーとしてもちょっと複雑な部分もあったが、最後にはなるほどと納得できるものであった。会話の端々に著者の宗教観などが出ており、うなずける部分も多々あった。
紙の本伊香保殺人事件
2001/12/21 08:53
伊香保温泉に浸れるミステリー
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投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅見光彦シリーズを読む度に寅さんを思い出してしまう。決まったパターンの繰り返しなのだが、いつの間にか自分がそれを待っているのに気が付く。テレビドラマの水戸黄門にも通ずるものがある。
このシリーズも旅情ミステリーなどとも言われているが、今回は群馬県の温泉町、伊香保がその舞台である。私も先日初めて訪れたが、山腹に佇む温泉街はどことなく情緒があって心が和むのである。
温泉に加えて、今回は日本舞踊の家元後継争い、地方政治家と地元との関係、竹久夢二の落胤、替え玉殺人などが殺人事件に絡んでくる。温泉地が舞台なら、温泉に絡む題材だけに集中してくれないと、せっかくの伊香保の良さが散漫になってしまう。とはいえ、それは作者のサービス精神の現われと解釈した方がよさそうだ。
結末もパターン化しているが、実在に近い名称の旅館や実在する竹久夢二の記念館などが登場するので、訪れたことのある人の興味を引き付ける。旅情ミステリーの面目躍如である。
警察官僚の弟に過ぎない浅見に、警察組織が捜査に同行させるなどはありえない話だとは思うが、物語はその方が破天荒で面白い。また、推理だけで証拠などにこだわらない民間人の捜査方法も、趣味で探偵をやっている浅見だからこそできる荒業であろうか。必ずヒロインが登場するのも寅さんに似ているが、これもサービスなのであろう。とにかく気楽に読める一冊である。
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