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東京バンドワゴン みんなのレビュー

  • 小路幸也
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みんなのレビュー71件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (39件)
  • 星 4 (27件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
27 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本マイ・ブルー・ヘブン

2011/08/30 08:47

東京バンドワゴン。なんて優しくノスタルジックで心和む響き

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東京バンドワゴン。なんて優しくノスタルジックで心和む響きなんだろう。
少々訳ありで実は裏の大物とも業界にも顔の効くオオモノ主人が構えた古本屋「東京バンドワゴン」。
ここで起こる珍騒動や怪事件、人情あり笑いあり涙ありの4世代同居!ホームドラマが読者を喜怒哀楽させた本編が終わってしばらく立つ。こうして番外編というかたちで彼らの若き日に再会出来たこと、そして本編では語られなかった堀田家の秘密が明かされいっそう魅力的になったのは本当に喜ばしい。

ただ今回はちょっと趣が違う。なにせいつもは優しく丁寧に空からツッコミをいれてくれる語り手、曾祖母サチさんの若き日、彼女が堀田家の一員になるいきさつが今回のおはなしなのだ。つまりいつもの丁寧口調な見守り&語り手がいない。読者は本編とはちょっと違う、より直接的で臨場感のあるストーリー展開をたのしめるというものだ。
本編では日常にちょっと変わった珍事件が多かったけれど、今回は国家を巻き込む大騒動。諜報機関やら軍人やら大使館やらを巻き込んだ、とんでもない話なのだけれど、なぜか「東京BW」なら・・・堀田家なら許せてしまう。これも人徳ならぬ「本徳」であろうか。

舞台は戦後間もない東京。のちの「サチさん」は名家五条辻家のご令嬢で咲智子といい、ある日突然父母から小箱を一つ手渡され独りで伯母の家に逃げろと命じられる。途中米兵にからまれているところを英語も豊かで腕っ節も強い勘一に助けられ、そのまま彼と父・草平の家に逃げ込み「勘一の嫁」として住み込むことになった。
「国家機密」が入っているという五条辻家の小箱とサチを守るため堀田家に個性豊かで頼もしい用心棒?たちが続々と集結する。超グラマーな女戦士マリア、貿易商を営む勘一の悪友、腕っ節のジョー。そのジョーを用心棒に雇っている日本の裏の重鎮・ブアイソーさん。陸軍情報部の野良猫・十朗… 。
どうしてたかだか古本屋のオヤジがこんなものすごい関係をもっているのか顔が広いのかはおいおい。
とにかく彼らの個性が楽しく明るく優しくて、サチのように思わず顔がほころんでしまう。
きっと彼らのそのまぶしさも、それぞれが抱えた重く辛い事情の上に出てくるものなのだろう。

本編で既に日だまりのような大家族/堀田家一族をみてきているのだからこの物語が素晴らしい大団円を迎えることは言うまでもない。けれど「東京バンドワゴン」はいつだって、最後までわくわくさせてくれる、ウキウキさせてくれる。読む人の心を素直に和ませてくれる。

核家族どころか少子化問題に悩まされ、今や失われてしまったサザエさんのような家族の大きさ温かさ。
現実にはとてもあり得ないような家族でも、お話ならではの突飛な設定でも許せてしまうのは
きっと彼らの素敵な関係や心躍る活躍があるだけじゃない。
私の中に「そういう家族があったっていいじゃないか」という願いが在るからだ、そう思いたい。

彼らにまた、別の形であえることを願いつつ。

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紙の本ハロー・グッドバイ

2024/04/29 14:06

毎年のバンドワゴン

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る

202404
いつものGW前のこの時期、 購入・読了。
それぞれの成長は目に見はるものあり。
年長組の老いも切実。
このあとどうなるのかな?藍子の帰国はどうなるのか?
毎朝全員そろっての食事は圧巻だろうな。
来年もまた会いましょう。
またね。

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紙の本ペニー・レイン

2023/08/08 12:04

堀田家からの年に一度の嬉しい便り!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年も堀田家からの年に一度の嬉しい便りが届きました!今回は派手に飛び回る展開ではなく、改めて堀田家(と古本屋・カフェ)にスポットが当たる4篇でした。かんなちゃん・鈴花ちゃんの出番が増えてきて、思えば初期の花陽ちゃん・研人くんと変わらない年齢になってきましたね。心なしか朝食時の勘一さんの味変も少し洗練されたような気がします。読んでいて心地良いシリーズ、次作以降を期待させる布石もあるので今から来年が楽しみです!

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紙の本グッバイ・イエロー・ブリック・ロード

2023/05/16 12:16

今度は英国

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る

自由に世界を飛び回る一家とサキさん。
サキさんが見えるロンドン警察の人も飛び出して、彼女のお父さんがらみのエピソードも飛び出しそうな予感があり。

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紙の本ハロー・グッドバイ

2022/06/02 11:47

堀田ファミリーからの定期便

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

堀田ファミリーからの定期便ももう17年目!魅力的な登場人物たちのおかげでホッコリできました(今回は「謎解き」感は少なめ?)。ご高齢のメンバーがしっかりと「自分らしい老い方」を見つけていくのは、なんだかパワーをもらった気持ちになりますね。来年はまた「お引越し」があるので新たな展開が楽しみです。

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紙の本ヒア・カムズ・ザ・サン

2021/10/19 23:14

記念すべき10作目だからこその淡々とした物語ぶりかも。

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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ10作目。10年も続けば、もう安定の物語でいつものようにいつもの人たちが日常の事件を解決してゆくという感じ。でも、そのいつもどおりに安心できるのが良い。といっても、登場人物たちは少しずつ歳をとり、研人はもう高校受験生。ずーっとその成長をみてきたので感慨深い。そして巻頭の人物相関図もいつしかなくなり、登場人物も複雑に増えましたからね。

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紙の本レディ・マドンナ

2021/10/19 22:52

本作には、ちょっとした付録みたいな試みがあります。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ7作目も、いつものようにささやかながら古書をとりまく日常の謎と、愛情深い結末が描かれる。ただ、この一冊には、表紙をめくると、東京バンドワゴン店内に奥の住居、常連のIT企業の社長・藤島氏が作った集合住宅「藤島ハウス」、それぞれの部屋の図面がついているのが他のシリーズにはないバリュー。

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紙の本オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ

2021/10/19 18:56

6作目は華やかエピソードが多いが...。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

思い立ってシリーズ初期から再読。それもあっという間に6作目に。本作では、前作で病気の治療の必要があった我南人が友人のバンドのワールドツアーに参加することになったり、青が映画に出演することになったり、華やかなエピソードが多い。しかし、いちばん印象に残ったのは、終戦直後にアメリカ兵と結婚し生き別れになっていた勘一の妹・淑子が治療のかいなく亡くなったこと。2作目で再会したものの...。しかし、誰かが亡くなるエピソードが登場するのは、長編物語の宿命。

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紙の本オール・マイ・ラビング

2021/10/19 18:37

5作目では、伝説のロッカー我南人に事件が。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとつ前の4作目は番外編だったので、久しぶりにもとの堀田家にもどった感じ。本作の一番のトピックスは、伝説のロッカー我南人が甲状腺の病気で手術を受けたこと。しばらく、音楽から距離を置き...。それでも、その後も大きく活躍するんですよねぇ。よかったぁとしみじみ。本作では我南人の孫の研人が小学校を卒業。近作の研人の活躍を思うとそれもしみじみします。

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紙の本スタンド・バイ・ミー

2021/10/19 18:16

3作目も無事に刊行され嬉しかった記憶

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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふと思い立ってシリーズ初期から読み返している3作目。下町の古本屋「東京バンドワゴン」の家族たちの軋轢みたいなものが、2作目で解決を見て、店主・堀田勘一の曾孫・紺と青夫妻にも、どちらも女の子が生まれ、大団円だった。もしや3作目はでないのでは?と思ったところで無事手にし、そこに繰り広がる珠玉のエピソードに、作家の手腕を感じました。本...しかも古書と伝説のロッカー我南人の音楽をテーマに物語は無限?

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紙の本シー・ラブズ・ユー

2021/10/19 17:53

シリーズ2作目にして、長く続く気配濃厚だったなぁ...と。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふと思いたって、シリーズ初期から読み返しているが、2作目からもう引き込まれるおもしろさだったなぁとしみじみ。伝説のロッカーの我南人、その父で古本屋「東京バンドワゴン」店主の勘一はじめ、魅力的なキャラクターの面々もいい感じ。16作目まで続いた今読み返すと、勘一の曾孫の研人も花陽もまだ小学生なのが懐かしいし、サチによる前口上は、あたりまえだけどあっさりです。

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紙の本マイ・ブルー・ヘブン

2021/10/18 23:34

勘一とサチの出会いを描く。

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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ4作目にして、いつもは語り手であるサチの若かりし頃を描いた番外編。時代は終戦直後の東京。サチはなんと華族の娘であり、父親から託されたさる文書を守る流れで、古書店「東京バンドワゴン」へと。そこで、若かりし頃の堀田勘一に出会うことになる。サチと勘一のかなり素敵ななれそめも本書で知ることができます。シリーズの中でも好きな一冊。

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紙の本ヘイ・ジュード

2021/05/30 14:51

もう13作目...というか、毎年ちゃんと新作がでるのに、いよいよ追いつかなくなった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

古書店・東京バンドワゴンを営む大家族シリーズの第13弾!1年一冊だから、もう13年も読み続けている計算。そして、登場人物たちもちゃんと歳を重ね、1作目当時は、まだまだ子供だった花陽はいよいよ、医学部の受験へ。研人は音楽活動の道へ...と、本作が始まった当時はメインの登場人物じゃなかった彼らも存在感を増した。
そして、本作で興味深かった話は、常連客にしてIT企業の経営者である藤島氏の家族の話。書家だった父親が亡くなり、その記念館設立するという話に、東京バンドワゴンも関係を持つことになる。

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電子書籍東京バンドワゴン

2021/05/29 14:14

家族のあり方を考えさせられる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーる - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと読んでみようと思いながらなかなか読めてなかったシリーズ。
登場人物みんなが愛に溢れていて、サクサク読めるし、読後感がいい。
藍子とすずみさんの関係とか、青と家族の関係とか、普通に考えると受け入れられないものも多くあると思うが、作品として楽しむことができた。

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紙の本ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード

2021/02/28 20:52

いよいよ、インターナショナルな雰囲気に。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

2016年から始まる「東京バンドワゴン」シリーズは、毎年新作が単行本で出ると昨年のモノが文庫化というサイクルで続き本作で11作目。私は、そのサイクルに乗せられ、ずーっと読み続けているひとりで、もう親戚の近況を知るために読んでる気分である。老舗古書店「東京バンドワゴン」に舞い込む謎は、凶悪犯罪ももちろん殺人事件もよばず、4世代同居の堀田家の面々が、それぞれの役割をこなしつつきれいに解決してみせる。という、究極のワンパターンが好きだが、本作は、ロンドン諜報部員とやりあうストーリーなど登場し、インターナショナルな様相も。(86歳の古書店主幹一は、英語がペラペラなうえに、柔道の達人と今頃再確認!)。登場人物が少しずつ成長したり年老いたり、時に亡くなったりというところも、このシリーズが出続ける以上読まなきゃと思わせる仕掛けです。そういう意味では寅さんみたいだけど、物語だから、もしや作家が死ぬまで続くのかな?

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