教場 みんなのレビュー
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高い評価の役に立ったレビュー
怖い!
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進んでいく物語の中にひやっとする冷酷さがある。終始怖さはあるものの、その根の部分には思いやりが感じられた。恐ろしい気もするが、こんな上司の下で働いたらさぞ緊張感のある職場になる事でしょう。
低い評価の役に立ったレビュー
教場 1
2016/03/22 19:48
珠玉の連作
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校でトラブルを乗り越えタフに成長していく若者たち。一筋縄にはならない展開と結末。連作短編小説ならではだ。このミステリーはすごかった。
教場 0 刑事指導官・風間公親
2023/04/23 17:24
失明
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校の教官になる以前の、刑事・風間公親が新人刑事とペアとなり活躍する姿を描く。新任巡査は、警察学校や配置されたばかりの交番勤務では、警察業務を詰め込まれ、行き着く暇もないようだ。しかし、風間刑事の指導を受けて、事件解決・犯人逮捕にあたる際には、詰め込まれた知識を消化する時間であり、知識を応用展開できるようにする時間でもあるようだ。隻眼である理由が第6話で明らかにされるが、犯罪を追い詰める刑事の意地を感じる章でもあった。
2020/08/28 12:03
怖い!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進んでいく物語の中にひやっとする冷酷さがある。終始怖さはあるものの、その根の部分には思いやりが感じられた。恐ろしい気もするが、こんな上司の下で働いたらさぞ緊張感のある職場になる事でしょう。
教場 2
2020/01/19 12:20
待望の2作目!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「傍聞き (かたえぎき)」も良いが「教場」も良い。長岡さんの作品は推理モノのようで、心の機微を慎重に描き鮮やかに解き明かすそんな不思議な作風のように思っている。2020年1月のキムタク主演でドラマ化されたが、原作の雰囲気を壊さない設定で心が震えた。逆に言えば、ドラマを見て面白いと思った人は、きっと本作は面白いはず。シリーズ続編を期待したい作品である。
教場 2
2018/04/01 12:58
風間教官恐るべし
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投稿者:ナナP - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもながら風間教官の洞察力、観察眼には脱帽
2016/04/23 10:15
かなり面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:医 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の教場に続き、面白い。風間教官が柳広司のジョーカーゲームの結城中佐と被るのは自分だけだろうか。
風間教場
2023/05/30 16:19
教場シリーズ初の長編
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校を舞台に、淡々と警察トリビアが続く本です。そのトリビアは面白いですが、盛り上がりが少ないような気がします。校長から課せられた落伍者なしで全員卒業がこの本の軸です。
教場 2
2023/05/30 16:17
警察学校、風間教官
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作より結末がマイルドだが、警官を目指す人の背景や人間性の描写に、心が揺さぶられました。人として自分を律することは難しいですね。風間教官の振舞いは厳しくとも、教え子への優しさが伝わってきます。
教場 0 刑事指導官・風間公親
2023/05/30 16:14
風間道場
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
風間公親が警察学校の教官となる前の、新人刑事の指導官のときの話の短編集。とても面白く読みました。いろいろなところに目を配れる刑事であれば、逮捕できますね。
教場 1
2023/05/30 16:10
風間教官もなかなか悪どい
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校とはいかなるものかとの興味から本屋に平積みであったので手に取りました。警察官はその適性を欠く人物が職責を全うすることは難しいし、当人にとっても悲劇でもあります。それがこの小説の成り立ちです。
新・教場
2023/05/30 16:05
このシリーズは面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、「君にはここを辞めてもらう」のセリフが少なかつた。風間教官は刑事より警察学校の方があっていると思います。警察学校は短期間で色んな経験を積ませるんですね。
教場X 刑事指導官・風間公親
2023/05/30 16:04
風間からの重圧に耐え、新人刑事たちは事件解明に走る
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを全部読んでいたと思っていたら、まだ読んでいなかった本でした。読み終わるまではドラマも録画してみないでいたので、やっと見れます。教え子たちの活躍ですが、そばにいる「風間公親」の存在が怖いですね。
教場X 刑事指導官・風間公親
2023/04/24 10:05
風間公親は刑事を引退するのか
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風間公親が、警察学校教官へと向かう時期の物語である。殺人事件の解決に向かう中で、指導される立場にあった刑事たちが、風間の解き明かした謎を追いかけるミステリーである。トリックというか、物語に隠された謎の開設は、知らないことを目の前で開かせるものであり、面白い。これで一連の流れがつながった。次は、どのように風間の警察官人生が動いていくのか。
2021/01/08 21:15
あ
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作入ってた。
教場買ってもいいかも。
波はここをオチとするなら拍子抜けでいらなくなってしまった。しかも教場2にはいってるのかな???よくわからなかった。
買いたくなったら★5
風間教場
2020/06/02 00:49
警察学校の物語でありつつ、1人の教官の信念の物語でもある作品です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Nagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
商品説明の項目に記述された「シリーズ初の長編」という言葉で「あ、そうだった」と思い出すくらい、『教場』『教場2』『教場0』『風間教場』と、このシリーズは、短編オムニバスでありながら、長編作品と勘違いさせる一貫したものを籠めているシリーズです。
そう感じるのは、籠められているものの1つとして、風間公親の一貫している刑事としての姿勢に嘆息し続けて読んできたからかもしれません。
現役時代に新米刑事の教育係として捜査と同じ優先度で指導をし(風間教場、教場0も、だったかな?)、それにより右目失明に至ると、教官として警察学校に入職、ここでもまた、学生たちに「学校や寮内で起こる事件」という現場経験をさせる指導と解明を両立させていきます。(教場1.2)
他者視点で風間教官を見てきた読者が、この作品で初めて、風間教官の視点から物語を読むことになります。
学校や寮で目にする些末な異変(実は全然些末ではない)、自己顕示欲の強い上長からの無理難題(こんな厳しい状況下で退校者0なんてノルマは、これまでシリーズを読んできた読者なら無理としか思えなかったです)、冒頭で明かされた過酷なノルマに私は反発を覚えたのですが、当の風間教官は粛々と受け入れて、退校希望者の意思を覆させていきます。
数々のエピソードで風間教官が、退職希望者たちの背景や心理を分析し、退職希望者の意思を撤回させていく中で、少なくても私はようやく風間教官が何故上長からのノルマをクリアしようとしているのかが分かり、同時に、シリーズの中で一貫してきた教官の信条も理解できた気がしました。
彼は一貫して刑事であり、刑事の位置付けを「国民を犯罪から守る存在」と定義づけて、その信条の元に行動している、と、その強靭さに溜息が出ました。
警察官志望の人間も国民の1人であり、大切に思う家族がいる。
才能がなければ、一刻も早く諦め、無駄死に回避すべし。家族が悲しむから。
才能がある者は、個々に自身が客観的に自分を判断し、一般市民と共に自分自身も守る術を学び実践すべし。
そのためなら老いに足掻いてでも尽力するのが、風間公親という人でした。
彼が学生や若い助教たちに教えているのは、警察官になるためのノウハウだけでなく、
「人としての生き方・生き様」
でもある、と思う本作品でした。
その象徴とも感じられたラストシーンは、なんとも言えない気持ちで読み、本を閉じました。
次世代に繋いでいくこともまた使命、という、失敗や反省も含めた上での自負と使命感を感じられる風間教官には、願わくは新章でも学生や若い教官を導いていく姿を見せてほしいと思います。
なかなか知る機会の少ない警察学校の話は、それだけでも読んでいてただただ興味深いという意味で面白いです。
ドラマを機にこのシリーズを知ったのですが、原作をシリーズ最初から読むほうが、ドラマのオリジナル設定と混同して戸惑わずに済むかもしれません。