ロボット・イン・ザ・シリーズ みんなのレビュー
- デボラ・インストール(著), 松原葉子(訳)
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2017/07/10 20:41
恋愛小説っぽいSF。
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近未来の世界を舞台にした物語。アンドロイドの家政婦や運転手が普及しはじめた時代、イギリスに住む夫婦の前に旧式のロボットが突然現れて・・・という展開は、「そのうちこんなこともあるかも」という雰囲気で期待感をそそられた。
ロボットを治すために製造者を訪ね、イギリスからアメリカ、さらにその先と旅行していく内、ロボットが生長していくのだが、離婚された男もまた成長していく。
男の「元妻」との思い出回想場面も結構長く、ロボットを扱ったSFなのだが恋愛小説の要素もかなり強い。学習するロボットの成長が「どう見ても人間の幼児」なのは作者の経験からくるものかもしれないが、あまりにも人間的過ぎて少し違和感。というかもっと違う成長の仕方を書いてほしかった気もする。
近未来ではアンドロイドがどんな風に取り入れられるのかは現実に即した延長をねらっているのだろうが、主人公が「遺産で働かなくてもいい30代」というのが少し現実味を遠ざけているようなところも残念なところ。
設定は面白いのだが、SFと思って読んだから少し期待がずれてしまった恋愛小説という読後感。
本筋とは離れるが、主人公たちが途中日本にも訪れて「秋葉原」などに出没するところは、外国人の描く日本のイメージを再確認させられるようで興味深い。
2017/05/10 11:20
惜しい
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投稿者:メメパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロボットと旅をするワクワクする設定。なのに目的を遂げた後がダラダラとしてやけに長く感じた。続編を書く気まんまんなのも興醒め。ベンが前を向く決心をしたところで綺麗に終わらせるべきだった。あと、ロボットが旧作となりアンドロイドが社会に溶け込んでいる設定なのに、スマホその他がまるっきり現代そのままで、違和感を感じた。
電子書籍ロボット・イン・ザ・ファミリー
2022/01/29 00:12
ロボット
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡に暮らしている一家に、突然、ロボットが加わったら??という、近未来モノ……というか、ファンタジーの物語一種です。(まぁー平凡というか、色々とあったようですけど)
2021/07/18 16:18
タングは可愛らしいけど
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投稿者:ミッツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自宅の庭におんぼろロボットが迷い込み、無職の夫が作り主を探しに旅に出る。
このロボットには意外な秘密があってハラハラドキドキな旅の展開を期待、、したけど心温まるファンタジーな内容だった。
私には登場人物の中で共感できる人がおらず。開発者もタングに執着しているようで、追いかける程の行動を見せず、内容には物足りなさを覚えた。
とはいえ、子どもみたいなロボット・タングの愛らしさに惹かれる人は多いのかも。
2020/10/27 21:17
大人向けの童話といった感じ。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人向けの童話といった感じ。如何にも子供向けといった奇抜さを排して、現実味のある話で繋いでいく展開は好感が持てるが、やはり突飛な事件の無い分平板的にならざるを得ないのが残念。また問題が続出する割に、その結末が曖昧なまま先に進んでいく、随筆的進め方も余り私好みでは無かった。また、わがまま一杯で成長の見られないタングより、成長著しくコミュニケーションがとれるジャスミン嬢の方が私のお気に入りだったのだが、そのジャスミン嬢が一家を離れて東京に残ってしまったのは残念。4作目「ファミリー」では新たに登場した“フランキー嬢”の活躍に期待です。
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