風の市兵衛 みんなのレビュー
- 辻堂魁
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紙の本
![修羅の契り 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29021535_1.jpg)
紙の本修羅の契り 長編時代小説書下ろし
2019/02/04 19:39
なんだか残念。
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
スッスッスと読めるシリーズでしたが、この2巻ほどはなんだかいけません。
片岡信正や返弥陀之介の出番は少ないし、気楽亭の主が亡くなって、気楽亭に集っていた市兵衛の仲間たちの集まる場が無くなってしまったみたいです。
軽く読める本なので、「格調高い」という言葉が適切かどうかはわかりませんけど、弐になってからはずいぶんと品格が落ちたようで残念です。
電子書籍待つ春や 風の市兵衛[18]
2018/03/13 18:51
物語の筋書きは面白い。
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投稿者:みよみよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筋書きは面白いか、登場する小児の乳幼児期の発達が遅すぎる。2歳でハイハイが主体など、もう少し、周辺の幼児の、観察や、小児期の発達を確認して物語を進めてほしかった。その表現箇所は少しガッカリした。
紙の本
![待つ春や 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/28111591_1.jpg)
紙の本待つ春や 長編時代小説書下ろし
2016/11/29 13:50
市兵衛に家族は出来るのか?
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投稿者:何時まで読んでるの - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回ストーリーの背景設定と合わせて、市兵衛の飄々とした過ごし方を楽しみに読んでいる。油堀端の喜楽亭参集メンバーがこれまた軽妙で面白く、それぞれの話題毎に各人が絡んでくるストーリー設定がたまらない。ところで市兵衛の家族構成は何時になったら始まるのか。甥の信之助ではなく自分自身の妻・子供と共に過ごす市兵衛が見たいのは私だけだろうか?
紙の本
![母子草 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/32675893_1.jpg)
紙の本母子草 長編時代小説書下ろし
2023/11/01 07:52
青春賦
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐木市兵衛の物語というよりは、今回の依頼人の引退を控えた老商人の物語のようだ。若い頃の色恋の想いを整理するために、別れざるを得なかった女性のその後の人生と今をたどる物語だった。振り返れば後悔することばかりだけれど、少しでも今を大切にして、未来に目を向けることが大切だ。
紙の本
![春風譜 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/31718610_1.jpg)
紙の本春風譜 長編時代小説書下ろし
2023/10/29 19:31
家庭内のもめ事に端を発した
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の剣を使う唐木市兵衛は、知人の家庭内のもめごとに、関わることになる。既得権益に胡坐をかく渡世人という不思議な役割を持つ人たちは、どこかでは世の中をうまく回す役割を担っているのだろうが、必要悪なのだろう。行政官たる役人たちとつるみ乍ら、悪を働く。市兵衛は、無敵だった。
紙の本
![斬雪 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/31252384_1.jpg)
紙の本斬雪 長編時代小説書下ろし
2023/10/28 18:26
江戸時代後期の経済が分かる
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の剣を使うという唐木市兵衛が、前作に続き、越後津坂藩に関係した騒動に、巻き込まれる。算盤侍ともいうだけに、江戸時代の大名の経済の回し方が理解できる物語の展開だった。地方の領地から、江戸大阪の藩蔵屋敷への搬送とか、そのさいに生じる濡れ米の扱いとか、興味深い話題が、重要なカギになっていた。経済の話題が多い時代小説だ。
紙の本
![寒月に立つ 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/31086344_1.jpg)
紙の本寒月に立つ 長編時代小説書下ろし
2023/10/25 20:54
大名家跡継ぎ騒動
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の剣を使う唐木市兵衛は、とうとう大名家の跡継ぎ騒動に巻き込まれてしまう。浪人でしかない主人公が、公儀の役目を担うことになる。都合よく情報に辿るつける不思議さはあるが、なじみとなった登場人物に助けられ、首尾よく役目を果たすことができた。読みやすい物語だった。
紙の本
![乱れ雲 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/30744128_1.jpg)
紙の本乱れ雲 長編時代小説書下ろし
2023/10/25 17:13
旗本と御家人の経済格差
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
出だしは、コロナ禍を思わせるような流行感冒で患者や重傷者が増加をする江戸の町が舞台だ。唐木市兵衛は、疫病には無力だが、その中で借金の取り立て手出すの職を得る。盗品販売業者の悪だくみを、奉行所と並行する形、挫いてしまう。旗本と御家人の経済格差がよくわかった物語だった。
紙の本
![残照の剣 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/30441262_1.jpg)
紙の本残照の剣 長編時代小説書下ろし
2023/10/24 21:35
川越の地へ
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐木市兵衛は、口入屋とともに、川越の地へ、両替商の依頼で出向き、侍同士の争いに巻き込まれる。武士の意地が妙なところで世の中を乱しているような大名家が、江戸後期のありふれた存在だったのか。まあ、主人公は、冷ややかに世間を見ているような気がする。
紙の本
![希みの文 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/30033694_1.jpg)
紙の本希みの文 長編時代小説書下ろし
2023/10/24 17:04
風通しを良くする
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風であれば斬られて負けることはないという極意を身に着けた唐木市兵衛の大阪での活躍が続く。権威者の近習・部下は、権力を有していると勘違いしている若侍が引き起こした事件が契機となり、主人公の活躍が見られる。武士の意地を古きままに貫こうとする者もいれば、新しい武士として生き方に心を開こうとする者もいる。風の剣が、世間の風通しを少しだけ良くする。
紙の本
![天満橋まで 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29805021_1.jpg)
紙の本天満橋まで 長編時代小説書下ろし
2023/10/23 21:39
武士の維持により命をかける儚さ
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風であれば斬られて負けることはないという極意を身に着けた唐木市兵衛の大阪での活躍が続く。賄賂により不正に目をつむる町方役人、慣れぬ米相場に手を出し大やけどをする武士、など、鼻持ちならない輩が闊歩する江戸後期の大阪の街で、事件が起きる。不正が世間に暴かれたわけではないが、市兵衛の剣が、一つの解決を生む。おのれが武士であるという甲斐性のために、闘いを市兵衛に臨んでくる、その武士という意地は、はかないものだと思う。
紙の本
![縁の川 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29502661_1.jpg)
紙の本縁の川 長編時代小説書下ろし
2023/10/09 19:48
風の市兵衛、大阪で活躍
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろばん上手であり、風の剣という剣技を持つという浪人唐木市兵衛は、大阪へ旅立った若者二人を連れ戻す役を担う。苦界へ落された娘の恨みを果たす形で物語は進むが。敵を討ちたいと思った娘にとって、本当に納得のいく形であったかは、疑問。主人公は、相変わらずクールで強い。爽快感が残る。
紙の本
![修羅の契り 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/29021535_1.jpg)
紙の本修羅の契り 長編時代小説書下ろし
2023/10/09 09:44
凄腕の算盤侍
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろばん上手であり、風の剣という剣技を持つという浪人唐木市兵衛の物語。前作でやむを得ず殺した浪人の、二人の幼子と生活を始める。しかし、多見蔵という暗殺請負人元締めが、恨みを抱いて暗躍する。主人公の強さが光るが、途中の文六親分らの活躍が、物語のメインだった気がする。爽快で面白い。次作も期待できそう。
紙の本
![曉天の志 長編時代小説書下ろし](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/28879885_1.jpg)
紙の本曉天の志 長編時代小説書下ろし
2023/10/08 15:37
主人公の生い立ちが明らかになる
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
風の市兵衛シリーズを初めて手にする。途中からなのだが、「弐」と添え書きがあるので、シーズン2なのだろうと勝手に思い込み、物語に没入する。唐木市右衛門という浪人が主人公なのだが、その生い立ちを自ら辿る旅が描きこまれている。その旅立ちと絡まるように、ある浪人親子を見守る優しいが、県の腕の立つ主人公がいる。爽快な物語だ。
電子書籍帰り船 風の市兵衛[3]
2020/03/17 13:38
そろばんを持ったヒーロー
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
藩内の乗っ取りに、現代の敵対的買収が重ねてあって面白いです。庶民の暮らしを守るために立ち上がる、市兵衛の活躍が痛快でした。