サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

カラマーゾフの兄弟 みんなのレビュー

  • ドストエフスキー, 原卓也/訳
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー13件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

カラマーゾフの兄弟 改版 下巻

2025/03/20 16:09

善と悪、人間の自由意志

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物たちの運命が決定づけられる重要な巻で、父フョードルの殺人事件の真相や、兄弟たちの運命、そして物語全体の哲学的テーマが深く掘り下げられる。(1)殺人事件の真相:真犯人の存在が明らかにされ、兄ドミートリイの運命がどうなるかが描かれます。(2)イワンの葛藤:無神論的な視点を持つイワンが精神的な危機に陥り、彼の哲学的な葛藤が物語の中心となります。(3)アリョーシャの役割:家族や地域社会の中で、信仰心に基づいた彼の行動が希望の象徴として描かれます。(4)
善と悪の対立:物語全体を貫くテーマとして、善と悪、人間の自由意志が問い直されます。物語がクライマックスを迎え、読者に深い感動と考察を促す結末が展開される。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2025/03/20 16:06

複雑な人間関係

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る

物欲にまみれた父フョードルと、彼の血を受け継いだ三兄弟—情熱的なドミートリイ、冷徹な知性派イワン、敬虔な修道士アリョーシャ—の複雑な人間関係が描かれており、(1)人間の本質と信仰: 神と人間、善と悪といった哲学的な問いが物語の根底にあります。(2)家族の葛藤: 父と息子たちの対立や、兄弟間の絆と対立が物語を動かします。(3)愛憎のドラマ: 各キャラクターの愛と憎しみが交錯し、深い心理描写が展開されます。物語の舞台設定や登場人物の背景が丁寧に描かれ、後半の展開に向けた土台が築かれています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 中巻

2025/03/20 16:04

運命の絡み合い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toshi1127 - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の核心へと進む重要な部分が展開される。父フョードルの暗殺を中心に、カラマーゾフ家に訪れる悲劇や、その影響で揺れる兄弟たちの心理が深く掘り下げられる。(1)父フョードルの死: 家族内の対立が極限に達し、彼の死が全員の運命を大きく動かす。(2)ドミートリイの疑惑: 情熱的な長男ドミートリイが殺人容疑をかけられ、彼の行動と動機が物語の焦点となる。(3)兄弟の葛藤: イワンの冷徹な理性、アリョーシャの信仰が試され、それぞれの内面の葛藤が描かれる。(4)哲学的・宗教的テーマ: 善悪、信仰、無神論といった問いが、登場人物たちの会話や行動を通じて深く語られる。物語の緊張感が高まり、登場人物たちの運命が絡み合う展開が続きます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2019/09/18 12:06

若い人たちにぜひ勧めたい

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koyarin - この投稿者のレビュー一覧を見る

やはり、ドストエフスキーはすごい。別格である。人生で、何か本を5作品まで推薦しろと言われたら、必ずこの作品が上がるでしょう。これを読まないで、人生を送るのは、人生を考える機会の半分を失うも同然です。なるべく若いうちから読ませるべき本です。スマホでも読めるかもしれないけど,ボーっとスマホで遊んでるくらいなら,こういうのを読む時間を取ってほしい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2019/01/26 00:38

やっと読んでみた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

新訳の亀山版が賛否両論ということで、ここはオーソドックスに原版を購入。それにしても、予想通り重厚な内容で読み終えるまでに12日間もかかってしまった。本名や、いくつかの愛称が出てきてややこしいという話を聞いていたのでネットで登場人物のリストを見つけてプリントアウトした、大変役立ったのだが、ただしいろんなネタバレもこのリストには載っていたためよし悪し。3兄弟のうち、善良な三男アリューシャが一番好きな自分に驚いてしまった、20代のころの私なら、絶対に聡明だが皮肉屋の次男・イワンに感情移入していただろうに。皮肉屋だった私も加齢して、少しは善良になったのかもしれない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2017/04/29 11:05

膨大な情報量に面喰いました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

一度、上巻を一通り読んでみましたが、情報量が膨大で整理しきれていません。
逆に言うと、この小説を読んだだけでも得られることが多くあることは間違いないと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 下巻

2016/11/10 20:12

よくかけたもんだ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koyarin - この投稿者のレビュー一覧を見る

これほどの大作があまり日本では大作と表現されていないことは残念である。でも人生で読んでおくだけの価値,そして他人に勧めるだけの価値がある本である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2016/10/31 12:48

ゴールがまったくみえない小説

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

自由人の父親と三人の息子。
それをめぐる人々、宗教と信仰、国家と教会。
宗教小説なの?家庭小説なの?恋愛小説なの?
複雑すぎて、こんなにゴールの見えない小説は初めてです。
まだ上巻しか読んでいませんがこの先どうなるのかまったくわかりません。
こんなに悩みながら読む小説は久しぶりです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 下巻

2015/12/11 09:15

ロシアの魂に根ざした究極の名作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鉄道大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

コーリャ(ニコライ)がアリョーシャや子供たちと円を組んで、最後に「カラマーゾフ万歳!」と唱和する場面が気に入った。イワンが譫妄(せんもう)症に罹って、悪魔に魘されてしまう箇所では、思わず目を見張った。ミーチャが無罪を主張したのに、有罪と見做されて精神病に罹った時に、カテリーナが見舞いに来て、彼女を抱きしめるシーンが胸を打った。ドストエフスキーの遺作は、ロシアだけならず世界を代表する名作であるとしみじみ実感する。読んでよかった小説だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 中巻

2015/11/26 19:12

人情味に溢れた物語

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鉄道大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゾシマ長老の手記を読んで、私も本当に懺悔をしているように思えてならなかった。父フョードルの殺害の実行犯(真犯人)が分からないように設定されているので、ミーチャが殺したのか、スメルジャコフが殺したのどちらかを推理することができる。ミーチャが殴ったのは年老いたグリゴリーだったが、彼が生きていることが判明して、ミーチャは目を輝かせた。パーティーの場面で、ミーチャとグルーシェニカが卑劣なポーランド人を追い出したことについて、痛快な気持ちになった。何とも人情味に溢れた物語だろうと改めて感じた。何度でも読みたくなるのも頷けるのだ。この流れで、下巻も耽読したい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2015/11/13 22:50

ウォッカのような強い小説

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鉄道大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読んで、今まで味わったことのない強烈な衝撃を受けたのは、私だけではないだろう。妖艶な美女グルーシェニカをめぐって、父フョードルと長男ドミートリーがいがみ合う壮絶な争いが、ドラマチックに描かれている。次男イワンは三男アレクセイに対し、無神論を披瀝するが、アレクセイは神や不死を信じて疑わない。私は、邪悪な使用人スメルジャコフみたいな男が嫌いだが、彼自身のキャラクターに少しだけ惹かれた。大審問官の本文は、何度も読み返したい珠玉の言葉が詰まっている。この小説を読むと、他の小説はしばらく読めなくなるくらい、強い印象が残るのだ。私の記憶に残る名作だ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2015/05/30 16:48

東大教授おすすめ本?

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こじこじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物が多くて・・  しかもニックネームで呼ばれたりと
相関図が必要かも

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2012/10/03 11:22

罪と罰にはまった方へ

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かの - この投稿者のレビュー一覧を見る

カラマーゾフの兄弟をおススメします。少し冗長な面もありますが、ラストの大審問官の場面はドストエフスキーの思想の集大成といっても過言ではないでしょう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 下巻

2004/05/19 07:00

苦悩し、格闘する登場人物たち。苦しみを抱えながら生きていく彼らの、ほとばしるような人間性に感動しました。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物たちが、こんなに人間的に描かれているなんて思わなかった。もっとずっと哲学的、高尚深遠な感じで描かれているのだとばかり思っていた。
ドミートリイ(ミーチャ)、イワン、アリョーシャのカラマーゾフ三兄弟を始めとする本書の登場人物たち。メダルの表と裏のように、高潔さと低俗さの両面を併せ持つ彼らが、歓喜したかと思えば絶望し、この世の終わりかという位おいおい泣き、鬱憤をぶちまけ、わめく姿に仰天した。そして、そんなどうしようもなく矛盾した存在である人間をまるごと受け入れ、慈愛に満ちた眼差しを彼らに注ぎ、描き出していく作者の筆致に胸が震えた。

上巻、アリョーシャと二等大尉スネギリョフ(イリューシャの父)が、道を歩きながら対話する場面。中巻、敬愛するゾシマ長老の死に接したアリョーシャが、長老の幻に出会い、大地を抱きしめる場面。下巻、病床のイリューシャを少年たちが見舞う場面。そうした個々のエピソード的シーンが鮮やかだったこと、印象深かったことも忘れられない。

しかし何と言っても、本書で最高の読みごたえを感じたのは、大詰めの「誤審」の章である。父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイ(ミーチャ)の裁判の章。前半の検事論告と、後半の弁論の息詰まる攻防戦。とりわけ、被告の行動に鋭い心理分析を加えていく検事論告が見事。ミステリのとびっきり面白い法廷シーンを読むような迫力があり、手に汗握りながら夢中で頁をめくっていった。

1878年から書き始められ、1880年に完成したドストエフスキー渾身の大作『カラマーゾフの兄弟』。今読んでもちっとも古さを感じさせない。キリスト教の神と悪魔の問題など、分かりづらいところもあったけれど、苦しみ、悩む人間たちが実に生き生きと描き出されていたところ、本当に素晴らしかった。

ベートーヴェンの第九が今も多くの人の胸を打つように、これは人類の財産とも言うべき作品。生きてるうちに読むことができて良かった!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

カラマーゾフの兄弟 改版 上巻

2004/05/17 04:02

ドミートリイ、イワン、アリョーシャ。彼らカラマーゾフの兄弟が、それぞれに苦悩する姿に胸打たれる。

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔、途中で挫折したこの大作。今回は読み通そうと、思い切って挑むことにした。名作あるいは問題作として多くの人に衝撃と感動を与えてきたドストエフスキーの大作。ヒマラヤの高峰を登攀するような気持ち。

本書を読み、登場人物たちと出会い、作品の世界にどっぷり浸かってみたいと思ったのは、高野文子さんの漫画『黄色い本』の表題作を読んだのがきっかけ。数日前に、ゴーゴリの作品を読んだのも大きかった。
ある作品を手にするきっかけは、どこに転がっているか分からない。本書とは直接関係はないけれど、この大作を手にする後押しをしてくれた「黄色い本」に感謝したい。

さて、新潮文庫の上巻。作品第二部の「大審問官」の章まで読んだところである。

フョードル・パーヴロウィチ・カラマーゾフと、彼の三人の息子、長男のドミートリイ、次男のイワン、三男のアリョーシャ。彼らカラマーゾフ家の人間が、それぞれに苦悩し、反発し合いながら、滅びに向かって突き進んでいるように見えてならない。

「快楽に生きるために金をけちって何が悪い。俺は俗物。道化でもあるのさあ」とうそぶき、無遠慮にふるまう父親フョードル。
徹底して父親と敵対する情熱の人、ドミートリイ。
誰からも距離を置き、独立独歩を貫く孤独の人、イワン。
父と兄たちが和解することを願い、行動する愛の人、アリョーシャ。
彼らカラマーゾフの者たちが、自己の心の求めるままに行動し、それぞれに苦悩する姿に、胸を揺さぶられる。

本書はまた、キリスト教の神の思想と信仰に深くメスを入れ、切り込んでいる。それが端的に示されるのが、上巻の最後に置かれた「大審問官」の章。イワンがアリョーシャに、「大審問官」と名づけた自分の作品を聞かせる形で、人類と神の問題が語られていく。理解しづらいところが多々あったとはいえ、非常に啓示的、予言的な深遠さを、イワンの「大審問官」に感じた。

上巻を読み進めながら、しばしば、ベートーヴェンの「交響曲第九番」、その第一楽章の音楽が頭の中で鳴っていた。
混沌の闇の中から何かが生まれ、ぶつかり合いながら形を成していくベートーヴェンの第九、第一楽章。無から有が生じ、荘厳な大伽藍が築かれていく音楽。
様々なエピソードを積み上げながら、対位法的に話を進行させていくドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』。その計り知れない遠大さと、苦悩する登場人物たち。
ふたつの作品に、響き合う何かがあった。

原 卓也の訳文。読みやすい。少なくとも、日本語の問題で頭を悩ませるといったことはなかった。名訳だと思う。

今回はきっと、最後までたどり着けるのではないか。
続いて、中巻に行く。

◇『カラマーゾフの兄弟 中巻』
◇『カラマーゾフの兄弟 下巻』

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

16 件中 1 件~ 15 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。