馬の世界史 みんなのレビュー
- 本村凌二 (著)
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馬の世界史
2017/02/01 13:31
世界史が楽しくなる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬がいなければ今の世界はなかっただろう、という想像力が掻き立てられる本。歴史は暗記物ではなく、私たちが今生きている社会につながるものなのだ、ということがわかります。この本の続編として『競馬の世界史』という本を中公新書から出されています。そちらも併せて読まれると話題も豊かになります。また、ここで説かれているエッセンスが『教養としての世界史の読み方』にも反映されています。
2024/10/04 11:45
「馬」の眼から
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「馬」の眼から世界史を見つめ直すとこのように見えるという好著である。著者の思いは冒頭部分のプロローグのイギリスの童謡に象徴されている。太古の昔の馬の家畜化から始まって農耕 交通 何より軍事に果たした馬の役割は非常に大きい。たしかに馬なしでは世界史の動きは 発展は大きく変わり遅れていたであろうことが納得できる。
一方 日本史における馬の役割は比較的小さい。これは一体何を意味するのだろうか。気になる。
馬の世界史
2020/09/14 10:23
歴史学者・本村凌二氏による馬から歴史を捉え直した画期的な歴史書です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『優雅でみだらなポンペイ―古代ローマ人とグラフィティの世界』、『多神教と一神教』、『興亡の世界史 4 地中海世界とローマ帝国』、『帝国を魅せる剣闘士―血と汗のローマ社会史』、『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』などの著作で知られる歴史学者の本村凌二氏の作品です。同書は、「馬」に焦点をあて、その歴史を見たもので、著者によれば、「馬は人間社会のなかで多種多様な役割を担わされてきた。太古には狩猟の対象になり、やがて車を引き、人を乗せ、人間の世界に深く入りこんだ。人が馬を乗りこなさなかったら、歴史はもっと緩やかに流れていただろう」ということです。戦争、交易、世界帝国など、馬から歴史を捉え直した画期的な一冊です。
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