デルフィニア戦記 (中公文庫版) みんなのレビュー
- 茅田砂胡 著
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
デルフィニア戦記 第1部1 放浪の戦士 1
2003/07/16 11:25
指輪物語より読みやすくハリーポッターよりおもしろい
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akasaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあハリーポッターよりおもしろいかは個人の嗜好によりますが
10代から50代の男女問わずおもしろく読めると思います。
(旧)中央公論社から全18巻挿絵沖麻実也のデルフィニア戦記が概巻されておりこちらの中公文庫はイラストのせいで買いづらい方のために出版された本です(つまり年配の方及び男性向け)。
ちなみに私は中学ではまり以来24になっても続き(暁の天使達)を買っています。思えばほぼ10年来の茅田ファンです。
この話は完全に架空の世界(中世ヨーロッパ風)のデルフィニアという国の王様(ウォル)が戦女神(リィ)とともに国を取りもどす内乱が第一部。王様が戦女神とともに大陸平定してしまうのが第二部です。
この話の魅力はキャラクター達です。人数はわりとおおいですが無理に覚えなくても主要キャラはみな自己主張が強いので大丈夫です。特に主役の二人が私は大好きです。全体的には笑ってしまうところが多いのですが心に響くお話です。別の方も書評で言ってますがこの本は立ち読み現金です。立ち読みしていると笑ってしまいはっきりいって不審者です。
また、この本が気に入った方には次の本がお勧めです。
王女グリンダ
(この本の原作)
スカーレット・ウィザード(年配のかたにはチョット無理があるも知れません
SFですし…、デルフィニア戦記の中世ヨーロッパ風とは似ても似つかないのですが同じ何かを感じ取れます。)
暁の天使たち
(デルフィニア戦記の中でも特に普通ではない5人のその後
スカレット・ウィザードとデルフィニア戦記読破後推奨)
デルフィニア戦記 第1部1 放浪の戦士 1
2003/02/20 21:50
人を信じるということ
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たからにゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デルフィニア戦記全18巻を読み終えた今、何ともいえない温かさで心が心地よい。図書館で子供向けの書架に置いてあったこのシリーズの一冊目をひまつぶしに借りようかとなにげなく手に取った時、ここまで、この作品世界にのめり込もうとは全く予想だにしなかった。
デルフィニア戦記は主人公ウォルと異世界からの漂着者リィが活躍する異世界ファンタジーである。そのストーリーのおもしろさはもちろんのこと、登場人物達が非常に魅力的である。型破りである。彼らの漫才のような会話もおもしろい。そして、全編を通じて、「人を信じる」ということがどういうことかを深く考えさせられた。所詮小説だと言われればそれまでだが、それでも、私は人を信じることにおいて、彼らのようでありたいと強く思った。だから、この本は若い人たちに是非読んでもらいたい。彼らと一緒に冒険するうちにきっとその心に何かが残るはずだと思う。
心残りが一つ。最初から買って読むべきだった。現在新書版全18巻と文庫版が順次刊行中。私は新書版のイラストがとても気に入っているので、そちらを全巻購入して、もう一回デルフィニアの世界を旅するつもり。その次は茅田砂胡作品を全作読破だ!
最後に忠告を一つ。このシリーズを読むときは電車などの公共の場で読むのはさけた方がいい。人様の目の気にならないところで、思う存分腹をかかえて笑い、思う存分感動の涙を流しましょう。
デルフィニア戦記 第2部2 異郷の煌姫 2
2005/05/14 22:00
戦いはファンタジーで・・・
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テノール - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦記にも色々あるだろう。ゲド戦記や、指輪物語、ナルニア国物語、そして、ファンタジーと言ってしまえるかどうかははっきりしないが、日本の歴史を扱った様々な戦記。この「デルフィニア戦記」は、ひょんなことがきっかけで読み始め、止められなくなっている。異世界のリィというスーパー少女戦士(途轍もない美少女だが、本人は自分が女の姿で居ることを疎ましく思っている)が若いデルフィニアの王ウォルの王位奪還に加勢し、遂にそれを達成していくという勧善懲悪そのものの戦記なのだが、この二人以外の登場人物もおもしろい。人情あふれる善人であり、ウォルの幼友達であったり、従兄弟であったり、先代の王の家来であったり、まあ様々な人々が「我こそは」と思いながらも、リィの想像を絶する力に驚き、助けられながら、デルフィニアをウォルの手に取り戻していく。それは、パソコンゲームを進めていくような感じか、絶対に負けないと分かっていても見てしまうTVドラマのような感じか、次が気になって楽しみに次の卷に読み進んでいく。Ⅱ部に入り、ファロットという聖霊や魔術を使う輩が現れ、王女になったリィをねらう。さて、このあと、何が出てくるのか、楽しみである。舞台はもちろん架空であり、日本ではないのだが、どこか、「和」の匂いがする。言葉なのか、人情の表現の仕方なのか、肌にピタッとくる感じがする。それも、読むのをやめられない理由の一つかもしれない。
おもしろがって読んでいる自分が居るのではあるが、人間は、人間の歴史が始まって以来、現実に戦争をやめない。陣取り合戦から始まり、宗教争いまで、よくもよくも懲りないで、人の命を平気?で奪い合っている。実際に戦ってきたから、ファンタジーであろうが、戦記は書かれるのだろうが、ファンタジーだけにしてほしいと、切に祈る。
デルフィニア戦記 第1部1 放浪の戦士 1
2003/01/26 19:41
一度入り込んだら、抜け出せない!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:樹鈴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
その男は、絶体絶命の窮地に立っていた。
この言葉ではじまる、冒険の世界は、『ファンタジー』の一言では表現できない。
なぜ、どうして、こんなに引き込まれてしまうんだろう、そう思う暇もないうちに、彼ら戦士の生きる世界にのめり込んでしまう。
血生臭い戦争の世界が、作者が生み出す壮大な世界観と、魅力的な登場人物たち、強烈な笑いをさそう、さりげないユーモアで、とてつもなく魅力的な世界になってゆく。
ファンタジー、異次元という言葉を聞いて、この作品を若者向け、それもゲームにありがちな展開の作品だと思い込んでしまうのは、とんでもない間違いで、この作品をそんな勘違いで読まない事は、とんでもない損害であると私は思う。
この作品を、そこら中に溢れている読み捨ての小説と同じにしてはいけない。
人生の中で、「本当に面白い作品」と言い切れる本に出会える機会はとてもすくない。
この作品が、その「本当に面白い作品」となることは、きっと間違いないだろうと、私は確信している。
デルフィニア戦記 第4部5 伝説の終焉 5
2020/07/28 10:28
茅田砂胡氏の『デルフィニア戦記』もいよいよ最終局面に向かいます!どんな結末が待っているのでしょうか?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『デルフィニアの姫将軍』でデビュー以来、「暁の天使たち」、「クラッシュ・ブレイズ」、「祝もものき事務所」、「天使たちの課外活動」、「トゥルークの海賊」といったシリーズで大人気を誇っておられる茅田砂胡氏の作品です。同書は、「リィを次期タンガ国王ナジェックの妻となす」といった、勝利の女神を辱め、戦意を削がんとするゾラタスの卑劣な策謀が明らかになります。ウォルは国王という枷を従弟に押しつけ、国境に向け馬を駆ります。随伴するは二騎で、リィの異世界での相棒ルウと人間として生きることを決めたシェラの最後の戦いが始ります。一体、この戦いはどうなるのでしょうか。ハラハラドキドキで目が離せません!
2017/11/01 19:00
本編読了後、少し間をおくのがオススメかと
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hdylw? - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き日のバルロとナシアスの物語。
《伝説の終焉》を読了後、すぐにでも続きが読みたくて開いたものの、どうも王と王妃の登場前の話に入り込めず。
しばらくして、デルフィニアの世界が懐かしくなった頃に読みました。
デルフィニア戦記外伝 1 大鷲の誓い
2020/09/19 11:18
茅田砂胡氏の大人気「デルフィニア戦記」シリーズの外伝の第1弾です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『デルフィニアの姫将軍』で作家デビューされた茅田砂胡氏の代表作です。実は、同書は、デビュー作を拡大し、「デルフィニア戦記」シリーズとして、本編18巻、外伝2巻、合計20巻から構成されたうちの一冊です。同書は、その外伝の第1弾にあたります。内容は、デルフィニアの黄金期を創出した「獅子王」のそばには、内乱期から数々の戦場を共にした二人の騎士団長がいました。一人は筆頭公爵家の才気煥発な嫡子、もう一人は地方貴族の出身ながら卓抜した剣の腕を持つ天才剣士です。身分の異なる騎士たちの強固な絆はいかにして結ばれたでしょうか?若武者の青春を描いた茅田砂胡氏の渾身の傑作です!
デルフィニア戦記外伝 2 コーラル城の平穏な日々
2020/08/28 10:27
茅田砂胡氏の大人気シリーズの一冊です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『スカーレット・ウィザード』、『桐原家の人々』、『王女グリンダ』、『暁の天使たち』、『クラッシュ・ブレイズ』、『祝もものき事務所』、『天使たちの課外活動』、『トゥルークの海賊』などの作品で知られる茅田砂胡氏の作品です。同書は、中公文庫から『デルフォニア戦記』シリーズとして全18巻で刊行されているうちの一冊です。内容は、日々、国王が少しでも心やすらかにくつろげるようにと忙しく立ち働くポーラに、ウォルが気晴らしの市内見学を進めます。しかし、万が一を心配したウォルは、リィにポーラの護衛を頼みこみます。「王妃」が「愛妾」を護衛するというデルファニアならではの状況ですが、リィはその護衛中にある陰謀を嗅ぎつけます。表題作「ポーラの休日」のほか、シェラの日常を描いた二つの中篇と短篇が収録されています。
デルフィニア戦記 第1部3 放浪の戦士 3
2020/07/28 10:59
茅田砂胡氏の長編傑作冒険ファンタージーが進行していきます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、茅田砂胡氏による大人気の長編冒険ファンタージ―小説の一冊です。『デルフィニア戦記』は中公文庫から全4部・18巻と外伝からなる超大作で、同書は、その第1部・第3巻目です。内容は、緒戦の大勝利に沸く兵士たちですが、国王の陣幕だけが重く沈んでいました。「軍を解散せよ、さもなくば・・・」と、敵は養父・フェルナン伯爵を盾にした露骨な脅迫に出てきます。大義を重んじるのか、それともペールゼン侯爵の専横に屈するのか、という苦渋の選択を迫られたウォルは逆転を賭して、バルドウの娘に伯爵救出を託します。一体、この行動は吉と出るのでしょうか?それとも失敗するのでしょうか?か?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
デルフィニア戦記 第4部6 伝説の終焉 6
2020/07/28 10:33
茅田砂胡氏の超大作『デルフィニア戦記』がいよいよ完結します。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『デルフィニア戦記』でデビューされた茅田砂胡氏の、それに続く長編ファンタジー冒険小説の傑作です。デビュー以来、同氏は、このシリーズに全力を傾けられ、全4部18巻と外伝から構成される超大作にまで発展しました。同書は、その最終巻です。放浪の戦士と異世界の少女の出逢いから始まったこの物語ですが、盟約という固い絆で結ばれた二人が、幾多の危地を乗り越え、あまたの戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となりました。獅子王と妃将軍が紡ぐデルフィニアの伝説が、いよいよここに完成です。この最後の素晴らしき結末を知りたい方は、ぜひ、同書をお読みください。
デルフィニア戦記 第4部4 伝説の終焉 4
2020/07/28 10:21
茅田砂胡氏の大人気「デルフィニア戦記」シリーズで、シェラとリィの運命が決まります!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、 「桐原家の人々」シリーズ、「スカーレット・ウィザード」シリーズ、「レディ・ガンナー」シリーズ、「暁の天使たち」シリーズ、「クラッシュ・ブレイズ」シリーズなど、数々のシリーズものを発表され、大好評を得ておられる茅田砂胡氏の、これまた大人気シリーズの一冊です。同書は、「生きて戻れ!」というリィの言葉に送られて、ファロット一族との血塗られた関係を清算すべく、シェラは北を目指して出掛けていきます。一方、別行動を取ったリィは、タンガが仕掛けた罠により、騎士団員1000人の命と交換に虜囚となってしまいます。意識を奪われた戦女神に必殺の針を手にしたレティシアがそこに迫ってきます。一体、シェラやリィはどなるのでしょうか。手に汗握る進行に、目が離せません!
デルフィニア戦記 第4部3 伝説の終焉 3
2020/07/28 10:14
茅田砂胡氏の長編ファンタジー冒険小説です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『スカーレット・ウィザード』の大ヒットを発表された茅田砂胡氏のもう一つの傑作で、長編ファンタージ―冒険小説です。デルフィニア戦記は全4部・18巻と外伝からなる大作で、その中の第4部第3巻目です。内容は、トレニア湾にスケニアの大艦隊来襲が起こります。国境沿いにはタンガ軍2万が集結します。ビルグナ砦が陥落し、王妃の矢傷も癒えぬうちに、デルフィニア包囲網は厚く強固に完成されつつありました。獅子王ウォルは防戦を余儀なくされるのですが、この危機に、独騎長イヴンは形勢逆転の切り札を担ぎ出すべく単身大海に乗り出します。読者を作品中に誘い込み、一緒に冒険を愉しめるような仕掛けが満載された究極のエンタメ小説です!
デルフィニア戦記 第4部2 伝説の終焉 2
2020/07/28 10:09
読者を惹きつけて放さない、茅田砂胡氏の長編ファンタジー冒険小説の一冊です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『スカーレット・ウィザード』、『全仕事』などの作品で知られる茅田砂胡(かやた すなこ)氏の長編ファンタージ―冒険小説です。デルフィニア戦記は全4部・18巻と外伝からなる大作で、同書は、その第4部第2巻目です。内容は、フェズ河以北の一帯、カムセンの地がデルフィニア領となって半年が経った頃、タンガの元領主らがゾラタス王の制止すら振り切り、失地回復を叫んで挙兵します。早期鎮圧を目指し最前線で大剣を揮う戦女神リィに、再びファロットは暗殺の魔手を伸ばしていきます。同書は、それまでの巻から続く、壮大な小説で、読者をハラハラドキドキさせ、一度読み始めると止めることが難しいくらい、読者を惹きつけてくれます!
デルフィニア戦記 第1部2 放浪の戦士 2
2020/07/25 11:15
茅田砂胡氏の長編傑作20巻の第2巻目です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『デルフィニア戦記』や『スカーレット・ウィザード』などの作品で知られる小説家で、ライトノベル作家の茅田砂胡(かやた すなこ)氏の作品です。同氏は、1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビューされ、翌年、デビュー作を大幅に改訂し、ふくらませたデルフィニア戦記シリーズ第一作『放浪の戦士』を発表され、大ヒットとなりました。現在、中公文庫からはシリーズ20巻として刊行されています。同書は、第1部の第2巻目で、卑劣な陰謀によって偽王の濡れ衣を着せられ逃亡する男・ウォル、異世界から落ちてきた少女・リィなど、孤独な魂の邂逅からはじまった旅に志を同じくする仲間たちが結集し、国王軍が結成されます。しかし、首都コーラルを目指し進軍する彼らを待ち受けるのは、敵の大軍と悪辣な罠だったのです。一体、国王軍はどうなるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
デルフィニア戦記 第1部4 放浪の戦士 4
2004/06/20 15:26
お勧めできます
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直に言うと、それほど期待していなかった。すぐに飽きてしまうんじゃないかと思っていた。なにしろ「ティーンズノベル」、オヤジが読むものではないと思いこんでいた。(これはまったく脈絡のない話題だけれど、その昔、私がまだ十代の頃、ジュニア小説というジャンルが活況を呈していて、私もずいぶん愛読したものだが、もし今この年になって読み返すと、たぶんもうダメだと思う。)でも、ところがなかなかどうして、いったん読み始めるとこれがすこぶる面白くて、とうとう一気読みで最後まで完走してしまった。戦略小説、政治小説としても絶品、かどうかはその道のプロの判定に委ねるとして、人物の造形といい筋の運びといい、第一級の語り手の手腕に気持ちよくのせられて、まだ読んだことはないけれど、かつてサラリーマンのバイブルと言われた(かどうか記憶がはっきりしないが)かの山岡壮八の『徳川家康』もかくやと思わせる感興を味わった。とりわけ第3巻、ウォルとリィが非業の死を遂げた父の復讐を誓う場面、「この剣と戦士としての魂に掛けて」という台詞を読んで、不覚にも涙がこぼれそうになった。お勧めできます。